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【おにーちゃんといっしょ!】
そろそろ、お昼も過ぎた頃。
フロアに響く賑やかな声は、
白洲 瀧
と
白洲 水澄
、仲良し兄妹のものです。
「わあ、あれも楽しそう……あっ、これも楽しそう! ねえねえ、何から遊ぼうか!?」
「こら、水澄、そんなに走ると危ないぞー?」
「あはは、おにーちゃん、早く早くー!」
二人の仲睦まじい様子は、周囲にも、何となく伝わっているようでして。本人たちはもちろんのこと、微笑ましく見守っているあたりの客たちまでも、楽しくて和やかな空気で包み込むかのようです。
フロアのあちこちへ走っていっては、面白そうなゲームは無いかなぁ、なんてきょろきょろと視線を巡らせる、元気な水澄。瀧はしばし、そんな妹の様子を、にこにこと眺めておりましたが。
「あっ、おにーちゃん、これこれ! この、『リズムニャン』っていうの、楽しそう! へぇ、二人プレイもできるんだねー」
「ああ……これはね、僕の得意なゲームなんだよ」
瀧が、そう口にした途端。お兄ちゃんを見つめる水澄の瞳が、まん丸く見開かれると、その表情が、きらきら、明るく輝き出します。
「おにーちゃん、これ出来るんだ!? ねえねえ、やってるところ、見せて見せて!」
くいくいと、袖を引っ張りながらせがむ妹の、もう、可愛らしいことと言ったら!
「よし、じゃあ、まずはやってるところを見せてあげようか。その後で、一緒にやってみよう」
「うんうん!」
ぐいと腕まくり。瀧は、水澄に良いところを見せようと、俄然やる気が出てくるわけなのです。
そして、何を隠そう、瀧の『リズムニャン』の腕前は、スコアランキングにも名を連ねるほどの、実にスゴ腕だったりしまして。
激しいリズムが流れ出すと、ばばばばばっ。その指先の動きは、水澄には目で追えないほどの凄まじさで、
「わあ、すごーい……! って、何やってるかは分かんないけど、おにーちゃんすごーい!」
きらきら度アップ! な妹の視線を横目にひしひし、感じながら。
お兄ちゃんは存分に、カッコ良いところを、妹に見せてあげることができました。
「えっと、タイミングを合わせて、ボタンを押してー……む、むむむ。意外と難しいねー」
「簡単な曲だから、落ち着いてやれば大丈夫だよ。ほら、教えてあげる」
ゲームセンターには、あまり足を運ぶ機会が無いという水澄。慣れないリズムゲームにも、悪戦苦闘、といった感じでありましたが……そこはそれ。何しろ、大好きなお兄ちゃんに、こうやってマンツーマンで教わりつつ、和気藹々と遊べるのが、嬉しくて、楽しくて。
これはこれで、全然アリ! だったりもするのです。
とはいえ、瀧と一緒に息の合った二人プレイをするには、ある程度上手になっておきたい、というのもまた、のっぴきならない事情でありまして。水澄は、画面の中で展開される美しい映像にも目もくれず、流れてくるバーを一生懸命に追い、必死にボタンをタップするのですが……。
「うーん、タイミング、合う時は合うんだけど……良くずれちゃうのー。ねえおにーちゃん、どうやったら上手くなるかなー?」
「そうだなぁ。一点を見るより、全体的に見るように心がけるといいよ……そうそう、上手い上手い。うん、少しずつ良くなってるよ」
なんて、アドバイスをしつつ。瀧はと言えば、
「ほんと? うん、分かったー。よーし、もっと頑張ってみる!」
(ああ、僕の妹ながら、ゲームに苦戦してるところもまた、可愛いなぁ)
と、ほくほく顔です。
兄もまた、愛らしい妹が大好きで。本当に、本当に仲の良い兄妹なのでした。
一通りの練習を終え、水澄の腕前も、ある程度のレベルに達してきたところで。
いよいよ、白洲兄妹、華麗なる二人同時プレイにチャレンジです!
「よーし、頑張ろうねーおにーちゃん!」
「片方が失敗しなければ、最後までプレイできるからね。水澄は落ち着いて、楽しむといいよ」
「うんっ!」
曲は、初心者の水澄に合わせて、比較的難易度の低いものをチョイス。スピーカーからリズムが流れ出し、早速二人は、仲良くボタンをタップしていきます。
余裕しゃくしゃくの瀧に対して、水澄は、タイミングがずれたり、見逃したりと、大苦戦。
それでも、兄妹揃っての共同作業、その一体感は、やっぱりとっても心地良くて。小さな失敗など気にならないとばかり、水澄の顔は、実に楽しげな笑顔に彩られているのでした。
やがて、曲が終わりに近づくと。
二人は、びしっ! ばっちり同時に、最後のタップを決めます。
「あっ……やった! 今の、おにーちゃんと、タイミングバッチリだったよー!」
「うん、上手くなったね、水澄」
花咲くような、水澄の笑顔があれば。自然と、瀧の頬もほころぶのです。
その後、最後に水澄は、瀧にもう一度、高難度曲のソロプレイをせがみ、
「よし。じゃあ、『嘆きの猫』、最高難度で挑戦してみよう」
「頑張って、おにーちゃん!」
譜面の複雑さは随一、瀧の腕前をしても、まだ完璧にクリアしたことは無い、『リズムニャン』シリーズでも屈指の難易度を誇るハードなナンバー。
けれど、瀧はお兄ちゃん。妹の期待に応えるべく、張り切って難関に挑むのです。
「今日こそ、記録を更新できれば良いんだけど、さて。どうなるかな……?」
瀧の、流れるような手さばきは、水澄にはやっぱり、良く分かりませんでしたけれど。それでも、少しばかりこのゲームに触れてみた今なら、彼女にも、理解することができました。
滝のように落ちてくるバーを、途切れることなくぴたりとタップしていく、兄のテクニック……そのスゴさときたら!
けれど。彼女にとって、一番の嬉しいことはと言えば。
大好きなお兄ちゃんの、真剣に取り組む凛々しい横顔を、こうして、間近に眺めていられること……だったりするのかも知れませんね。
「はーっ、凄かったなー、おにーちゃん……思わず見とれちゃった」
「はは。さて、次は何をして遊ぼうか?」
瀧が、妹の前で見事、自己記録を塗り替えてみせた後。
二人は再び、フロア内を散策しながら、次に遊ぶゲームを物色しています。
「何か、一緒にできるのがいいなー」
「じゃあ、対戦ゲームでもやろうか。僕に勝てたら、ジュースを買ってあげよう」
楽しく、和やかに過ごす、二人の時間。兄妹の休日は、まだまだ続くようです。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月20日
参加申し込みの期限
2014年04月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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