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【店員さんのお仕事】
お仕事中の
黒滝 竜也
は、店内のあちこちを回り、モップ片手に、埃を掃いていきます。
地味な作業、ではありましたが。開店して客が入ると、店の床は見る間に汚れ、埃は立ち。なかなかどうして骨の折れる、やりがいばりばりの作業に、真面目な竜也は、すっかり没頭しておりました。
彼が、休憩ロビー周りの清掃に訪れると。そこでは、
宇佐見 望月
と
服部 剛
の二人が、再び冷たいドリンクを飲みながら、一息入れているところです。
「いやー。剛ちゃん、ノリノリだったな! あんなに上手いとは思わなかったぜ」
「勝負とあっちゃ、負けられへんからな! けど宇佐見だって、最後はピッタリ合ってたやん。大したもんやで?」
二人が、その後もダンス・バトルを繰り広げ、ギャラリーを沸きに沸かせていたのを、竜也も遠目に見ていたりしまして。華のある二人の姿には、彼も思わずほうっと、感嘆のため息などついたものでした。
竜也はひとつ断ってから、床に溜まった埃をモップで集めていると、
「あ、店員さん、お疲れさま。このゲーセン、良い雰囲気やなぁ? な、宇佐見、また寄らしてもらおな」
「おう、明るいし、賑やかだし。置いてあるゲームのチョイスも、俺好みだ。せっかく会員証作ってもらったし、ちょくちょく来ようぜ」
なんて、口々に、そんなことを言われてしまいますと。今日初めてここを訪れた竜也も、不思議と、悪い気はしないのです。
「ありがとうございます。店長にも、そう伝えておきますよ」
竜也が言うと、二人はうなずき。たっぷり身体を動かした後の充足感に、すがすがしい笑顔を浮かべながら、帰っていきました。
それを見送ってから、竜也は再び、清掃作業へと戻るのですが……。
どこからか、どんがらがしゃん! 大きな音が、鳴り響いてくるのです。
「……なんだ?」
フロアでは、
塔ヶ崎 璃亜
もまた、アルバイトに精を出しておりました。
「よいしょ、よいしょ……」
彼女は、ゴミ箱から満タンになったゴミ袋を取り出すと、両手で半ば引き摺るように、重そうにそれを運んで行きます。勤労少女である彼女ですが、やはりその細腕にはどうやら、少々重かった様子。
それでも頑張るのは、ひとえに、彼女のお仕事の一つ一つには、実に生活がかかっているから……なのですが。
ころころころ。
「よいしょ、よいしょ……っ、きゃあ!?」
ふいに、ころころと、あまりにあまりなタイミングで転がってきた空き缶に、彼女は律儀につんのめると。がらがら、がっしゃん! 固い床にころんとひっくり返った上、ぶちまけられたゴミを、璃亜は、頭からまともに引っかぶってしまいました。何たる不幸!
「……大丈夫か?」
「あ……は、はい、ありがとうございます。いたた……」
盛大に響き渡った音を聞きつけ、やってきた竜也が、心配顔で、璃亜を助け起こします。
腰をさすりながらも、どうやら璃亜に大事が無かったのは幸いでした。彼女は申し訳無さそうに、親切な竜也へ、ぺこりと頭を下げます。
「うう。ごめんなさい、お仕事を増やしてしまって……」
「いや、ケガが無くて良かった。手伝おう」
「あ、ありがとうございます……」
と、周囲の客たちにも頭を下げて謝りながら、二人で、散らばってしまったゴミを集め直していましたところ。
「……おい、見ろよ、やったぜ! 大当りだ!」
「うひょー、マジかよ! すげえ、どんどんメダルが出てくるぞ!」
背後では、メダルゲームで遊んでいた客たちが、最上級の大当りを引き当てたらしく。ぴかぴかとランプが輝く筐体からは、スピーカーから流れるファンファーレの音と共に、じゃらじゃらじゃら。これでもかと、大量のメダルが吐き出されているのです。
璃亜が、ゴミの雨と不幸に見舞われた、そのわずか数メートル離れたところでは、打って変わって、こんなにも幸運な人々がいたりもしまして。
そのギャップの激しさに、不憫に思われたのか、竜也は気遣い顔を浮かべ、
「まぁ……何だ。元気を出してくれ」
「……うぅ。ありがとうございます……」
璃亜は、そんな不器用な竜也の優しさに感謝しつつ。頭にかぶったホコリを、切ない思いと共に払い落とすのでした。
……頑張れ、璃亜ちゃん……!
「
雨宮 煽
ちゃん……っと。こいつが会員証だ。ゆっくり遊んで行ってくれ」
「ええ、ありがとう」
葛西 一義
は、作ったばかりの会員証を手渡しつつ、少しばかり嘆息します。そこに記された、15歳という年齢にしては、目の前の少女は、やけに大人びて見えて。何だか、とても垢抜けているような、洗練されているような……そんな雰囲気を、彼女がかもし出しているような気がしたのです。
少女は会員証を受け取ると、店内をひとつ、ゆっくりと見回してから、
「ところで……何か、おすすめのゲームなんて、あるかしら?」
「ん? そうだねぇ……お前さんの好みは、分からんが。今なら、音ゲーの『リズムニャン』とか、格ゲーの『にゃんだふるふぁいたーず』が人気かね。個人的なオススメとしては、レトロゲーコーナーの『スペニャンカー』なんだが……。ストレス解消がしたいなら、上に、バッティングセンターなんかもあるよ」
一義の答えに、少女は笑みを浮かべ。どこか育ちの良さを思わせる仕草と共に、ありがとう、とひとつお礼を述べると、颯爽とした様子で、店内へ歩いていきました。
「はて。どっかで見たような気がするんだが……気のせいかね」
実を言いますと、彼女。以前は、ちょっと名の知れた声楽家、歌手だったりしたのです。一義ももしかしたら、どこかで彼女のことを見かけたことがあり、おぼろげながら、頭の片隅に覚えていたのかもしれません。
が、残念ながら、彼がその記憶を掘り起こす前に、次の客が現れたもので。一義は少女の正体に気づくことなく、雑事に紛れ、いつしか忘れてしまいました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月20日
参加申し込みの期限
2014年04月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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