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【身体測定】♂♀反転戦線、異常アリ!
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【4】
雨寺 凛
は播磨に吹っ飛ばされた生徒の代わり映えに目を白黒させていた。
「わー!? あの人にぶつかった人の性別が変わった!? というか、凄い態勢でコケてる!?」
吹っ飛ばされたのは白衣と眼鏡がトレードマークの
伊賀 解理
だ。ただいま顔面を床に押し付け、シャチホコのように仰け反っている。
「だ、大丈夫!? 主に脊椎とか!?」
「……お気遣いありがとう。いやいや、もっとヤバいモノが僕の股間にINッしたんだけどさ!」
ギリッと奥歯を噛み締める伊賀。性別反転の影響か、顔の印象が奇妙な劇画調だ。
「君は解るかッ!? 背骨を過剰に反らさねばならない程、僕が地面に股間を接地したくない訳がッ?」
「え、それって、あっ、うん……」
伊賀の言葉に察しが付いた雨寺、急に顔が赤くなる。
「ありのまま起こったことを話すぜッ! 肉弾戦車のような女に轢かれたと思ったら、僕の局部に違和感の塊が付属されてた……。頭がおかしくなりそうだッ! まさか肉弾戦車に轢かれたショックで内側から飛び出して……、って、そんなのありえるかァボケェ!」
四つん這いになり、伊賀は床殴りを開始する。
「つまり、先ほどの超重量の何者かは間違いなくもれいびッ! そしてその能力は僕の身体状況の変化からして性転換辺りが妥当ッ! そしてボケ属性の僕にツッコミを入れさせるとは、許さんッ!」
「う、うん、だよね、周りも大変なことになってるし……」
雨寺、伊賀のヒートアップに追い付けない模様。
背後に
ドドドドド
という効果音を背負う幻覚を纏った伊賀、すくっと立ち上がり声を張る!
「更に、あの肉弾戦車ッ! しきりに鷲尾先生の名前を連呼していたッ!」
「つまり、あの人、鷲尾先生のいる保健室に行くつもりなんだ!」
伊賀と雨寺は顔を見合わせハッとした。
「そうと決まれたばすぐに追うぞッ! 取り戻さねばならないッ! 我が性をッ!」
ズギャーンッと効果音が出そうなポージングを決め、颯爽と走り出す伊賀。
「僕が保健室へ先回りする。君が肉弾戦車を追い詰める。挟み撃ちになるな! よろしく頼むよ!」
「え、えぇ!? ちょっと待って!?」
「えぇい、ωの違和感が僕の歩みを阻害するぞーッ」
くの字になりながら伊賀が走り去ったあと、雨寺は途方に暮れてしまった。
「……と、とにかく、あの走ってる人を一度落ち着かせないとだよね!?」
雨寺は自身のろっこん『虚偽声楽(フェイク・ショウ)』を使い、鷲尾先生の声で呼び掛けた!
『私に用があるならこっちよー!』
(これで惹きつけてみるよ! 時間を稼いでる間に、誰か止めて!)
だが、雨寺の観測的希望は脆くも崩れ去る。
「鷲尾ぜんぜぇ~! ウワァァァン!」
『ちょ、止まって~!! 誰か止めてー!?』
――前略、パパ、ママ。
凛はおそらのてんしになりました。
体のおっきい人に撥ねられて、5秒間もおそらをとびました。
その間に楽しい思い出が早送りでたくさん流れてきました。
あ、誰かが川の向こうで呼んでる……!
「副部長ー! しっかりしろ! 傷は浅いぞ!」
雨寺の肩をゆさゆさ揺するは、同じ軽音楽部の
雪見 大福
だ。
『うぅん、左の鼻の穴に指を突っ込んで、ヨガの最中に右手でジャンケン選抜……?』
「気を確かに持てー! そんなこと言ってねーから! てか、なんで鷲尾先生の声!?」
『……ハッ! いけない!』
すぐさま左耳を触れてろっこんを解除する雨寺。そしてすぐに自身の身体を確認する。特に胸元中心。
「あ、無い……。私も男になっちゃったんだ……」
引き止め失敗。反転した自身の身体に苦笑いを浮かべる雨寺。
「うお、本当に男女が入れ替わってるんだ。すげーな」
感心する雪見のもとに着信が入る。
「副部長、頭の怪我は早く見てもらえよ? じゃ! ――あ、雪見だけど。軽音楽部の副部長がやられた。その後の足取りは分からない。ってお前なんか声が高くないか? 気のせいなら良いんだけどよ……」
足早に立ち去る雪見は、何やら仲間内と協力し合っている様子。
再び1人取り残された雨寺、おもむろに鞄から手鏡を取り出し、映り込む顔を覗いてみた。
「――す、すごいイケメン…! 自分なのに惚れそう!」
若干うっとりするも、着ている服が女子制服だと気が付く。
そしてナルシスト気取りの自分に痛々しさを感じる。
「……2重で痛いね……。あ、そうだ!」
何かを思い付いた雨寺。
意気揚々に部室棟へ向かうのであった。
――少し時間は遡り。
「いったー……、なんだ今の?」
「大丈夫かい? 吉野? ところで、吉野って背、こんなに小さかったっけ」
「あれっ? なんか変だぞ!?」
吉野 夕弥
と
逆巻 天野
は身体測定のため保健室へ向かう途中、播磨に接触した。
錯乱する播磨は、未だ校内を迷走中のようだ。
それよりも、吉野の身長が20cmも急に縮んでいたのだ。
髪は肩甲骨位まで伸びているし、胸も見事な巨大ロケット型だ。
つまり、ロリ巨乳である。
「まいったな。なんだこの状況。僕まで女になるし」
逆巻もふくよかな自身の乳房をポフポフと感触を確かめていた。
逆巻の胸元は大き過ぎず小さすぎず。一言で言うならば“形が良い”のだ。
微乳ではなく、美乳なのだ。
そしてやたら妖艶である。雰囲気がエロいのである。
ふぅ、と溜息混じりにまとめていた髪を解き、軽く頭を振りながら髪をなびかせれば、周囲にいる男女の視線を独り占め!
掛けている眼鏡をしまい、シャツの裾を縛ってヘソ出しにすれば、天野改め天音(あまね)の完成である。
「こんなことをするもれいびは、きっと変態だよね。放って置けないな」
すかさずスマートフォンを操り、ねこったーアプリを起動。
逆巻は一連の騒動について、情報が出ていないか検索すると……。
「あ、鈍蔵先輩が頻繁に発言しているね」
フォローしている逆巻のタイムラインの殆どが鈍蔵の発言で埋まっているのだ。
しかも、定期的に播磨の動きを監視しているかのような内容ばかり。
「これは凄いね。もしかしたら、これを見て行動を起こしている人もいるかもね?」
すぐさま逆巻は鈍蔵の発言に返信。更には新規の発言で『校内の変態を捕まえたいから、協力してくれないかな?』と呟く。
するとすかさず返信が相次ぐではないか!
申し出てきたのは、
桜井 ラッセル
、
月旨・グリーシー
、
万条 幸次
、
雪見 大福
。
ねこったーやメールで連絡を取りながら、各自個別行動をとることにした。
タイムラインの発言内容を素早く目通しすると、アプリを常駐させたまま吉野へ声掛ける。
「既に変態どもの魔手が伸びている箇所もあるようだね。僕ひとりじゃ手が足りない。吉野も手伝ってくれないかな?」
「分かった! つまり、校内でいかがわしいことやってる奴を捕まえればいいんだな?」
「そうだね、どうせ、非モテの変態どもが元男子のおっぱいを揉み漁ってるかもしれないし……」
ふと、逆巻は背後に気配を感じて振り向く。
……誰もいない。
「ま、変態なら勝手に出てくるよね」
形の良い胸を張りながら背伸びをする逆巻。
その様子に顔を赤らめる吉野、鞄から絆創膏2つを逆巻に差し出した。
「さ、逆巻……、せめて乳首にこれ貼ってくれないか? 浮き出て、その、目のやり場に困る……!」
吉野も自身の胸にペタペタと貼っていた。
「先端が擦れてくすぐったいんだよ。男の時は気にならなかったのに!」
くすぐったがりの吉野は、敏感になった先端部の感触に内股を寄せていたのだ。
だが、逆巻は絆創膏を突き返した。
「……僕はいいよ。むしろこれで変態を誘き寄せるから」
「男前すぎる!?」
ある種、威風堂々。
「それと、本当に吉野は気配りすごいよね。まるでオカンだ」
「オカンじゃないから! ……じゃないよ!?」
女体化したせいか、吉野の口調も女性のものになりつつあった。
「……危なかったですねー。女になった逆巻君をぷぎゃーと笑う、もとい知的好奇心の名のもとに観察しているのがバレそうでしたー」
屋敷野 梢
は逆巻に気付かれないようにコソコソと遠くから観察していた。
騒ぎを知った屋敷野の表情は輝いていた。
彼女は暫定的ではあるが生物部部長。
ろっこんによって性成熟後の形態が変わるなんて素敵ッ、とか思っていたり。
(脳の中身の性別は変わってないとして、細胞の染色体としての性別は? 女性はXX染色体だけど、女体化した男性の染色体は今どうなって?)
次から次へと湧き出てくる疑問に胸がドキドキ!
「やはり観察にも限界がありますねー。こうなったら捕獲して間近で調べましょうかー」
ニヤリ、と屋敷野のブラックスイッチがON!
大きめの虫取り網を両手に、そろりそろりと逆巻に近付いていく。
逆巻がスマホに夢中になっているところを見計らい、後ろから飛び掛る!
「逆巻君、覚悟ー!」
虫取り網が逆巻の頭を捉える!
「生物学的知的財産の為に、犠牲になって下さーい!!」
「だが断る」
スカッ!
網が空振りした。
「えっ!? 確かにクリーンヒットしたはずですよー!?」
完全に背後を取ったはずだった。
しかし、逆巻の頭を捉えることが出来なかったのだ。
「“やっぱり来た”か、屋敷野。この手の話には目が無いだろうと思ってたよ。それはそうと、誰の頭にクリーンヒットしたのかな? 残像でも見てたんじゃない?」
「さ、逆巻君!? いつから気付いてたのですかー!?」
「いつから気付いていないと錯覚していた?」
そしてこの絶対的威圧感である。
「僕は変態が屋敷野でも容赦しないけど? どうする?」
逆巻の視線に、ぐぬぬとなりながらも前へ出る屋敷野。
「変態ではありませーん! 知的好奇心を持つ探求者でーす! かくなる上は、直に調べますよー!」
網を投げ捨て、逆巻に突進、そしていきなりの“鷲掴み”!
不意を突かれた逆巻、身体が硬直する!
「す、すごいですねー! 完全に女の子の質感なのですよー! あれ、もしかして私よりおっき、い……?」
驚愕の触感に屋敷野、心が砕かれていく。
逆巻は胸に喰らい付く両手を払い落とすと、吉野に声掛けた。
「吉野お母さーん、ガムテープ欲しいなぁ?」
「だからお母さんじゃないからね!? ガムテープはあるけど!」
「流石だね、吉野。さて、屋敷野」
ビビビッとガムテープを広げて無情に告げた。
「少し、反省しようか……?」
屋敷野は心の中で「あ、私、詰んだ」と確信したのだった。
桜井 ラッセル
がトイレ前へ小走りでやってきた。
既に性別反転しており、女体化でウエストが細くなったせいか、必死にベルトを掴んで制服のズボンが落ちないようにしている。
「えっと、俺は男で、体は女で、だからこの場合は……」
ちらりと見る女子トイレ。
「いやいや! どうあったとしても男子トイレだろ!」
苦悩する桜井は男子トイレへ突入を果たす。。
そのあとを追うように
万条 幸次
がやってきた。
万条も既に被害に遭っている1人だった。
「な、なんだこの身体!?」
気が動転していた万条は、ためらわずに男子トイレへ向かうのだった。
「……マジで女子になってる……!? おいおい!」
隅々まで確認した結果、桜井は完全な女性と化していた。
鏡には、小柄で三つ編みの金髪美少女。胸はDカップほどで全体的にスラリとしてる。
着痩せするタイプだ。
……誰もいないことを確認し、個室へ桜井は入るとシャツ1枚となり、他は脱ぎ捨てる。
まるで、『彼氏の家に泊まった時に、パジャマ代わりに彼氏のYシャツを羽織った彼女』ようだ。
特にシャツから覗く谷間がセクシー。
着エロ状態の桜井、スマホで自分撮りを1枚。
「へぇ……。こんな感じか」
そしてその画像をねこったーにあげて……。
「ちょっと待て、俺!?」
思い止まった。
「魔が差したんだ……。そうなんだ……。危うく寝子島中に痴態を晒すところだった……」
ともかく服を着直し(ベルトは縛るように締めた)、個室を出る。
すると、先程まで居なかった鏡の前に、万条が立ち尽くしていた。
万条は虚ろな目のまま、心の中で呟いた。
(もういい、今は性別反転してるしてない関係なく、万条幸次であることを隠して、寝子高にいるフツウの女子生徒の1人として振る舞ってしまおう)
万条に諦観の念が過ぎった。
髪はいつもの寝癖ヘアーではなく、肩口まで揃ったストレートヘア。
胸は桜井に負けないほどの質量を誇っている。
ピンで留めている前髪を下ろせば、完全に「誰だお前?」状態である。
そんな万条へ桜井は「もしかして」と思い、声を掛けてみることにした。
「……あれ? あんたも女になっちまったのか?」
「うわぁ!?」
桜井の存在に気が付かなかった万条は飛び上がった!
「え、えっと、あらぁ? 幸子、うっかりして間違えてしまいましたわ!」
てへぺろ、と誤魔化してみせる。
女性らしさを強調したせいか、却って言動が不自然だったりする。
「わ、私、万条 幸子(ゆきこ)! 3組の
万条 幸次
君の親戚なの! ねこったーで変態を捕まえろって話題が出てて、私も協力しようと頑張ってますの!」
テンパった万条は聞かれていないことまで一気に話す。
(えーっと、余計なことまで喋っちゃったなぁ)
今すぐ逃げたい万条の気持ちとは裏腹に、足が震えて動かない!
桜井、1歩2歩と万条へ歩み寄る。
(もうダメだ!)
万条が目をつぶったその時!
「なるほど、女子トイレに元男子生徒が紛れてるかもしれないもんな! でもドジっ娘だなー? 目的地は隣だ」
ぽん、と肩を叩いて褒められてしまった。
桜井もすぐにねこったーをチェックすると、いきさつを察したようだ。
「俺手伝うよ。女の子1人じゃ危ないぞ」
紳士的な態度に、万条は複雑な気持ちを抱いてしまう。
「あ、ありがとう! 頑張ろうね!」
(嘘吐いてごめん……!)
「あ、俺は怪しくないからな? デカい女にぶつかって、気が付いたらこうなってたんだ! 本当は俺、男だぞ!?」
自身も女体化していたことを思い出し、咄嗟に弁明する桜井。
「大丈夫ですわ、ご心配なさらず」
(同じ境遇だしね……)
こうして、桜井&万条ペアも変態狩りへ向かうのだった。
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焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
88人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月26日
参加申し込みの期限
2013年02月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月02日 11時00分
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