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【身体測定】♂♀反転戦線、異常アリ！
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身 体 測 定
それは、個人の成長の証を刻む大事なイベントである。
自らの身体的特徴を余すことなく数値化することで、この世の勝ち組と負け組を明白にしてしまう。
いわば、リア充か非モテかは、この日で命運が分かれると言っても過言ではない。
たかが数値、されど数値。
１cm、１kgがこれからの学園カーストに大きく影響すると思えば、決して無視できないのだ。
このシナリオは、そんな数値の格差に絶望した少女と、少女を止めようとした勇敢な被害者たちの起こした騒動の一部始終である。
「うわぁぁぁん！ 」
廊下に響く泣き声。
肉団子のように丸々太った女子生徒が廊下を爆走していた。
「ひどい！ ひどいわー！！」
天に向かって慟哭する。
今なら神でさえ呪わんとする熱き想いが迸る！
寝子高２年10組、柔道部所属。
その名を播磨 愛李子（はりま ありす）。
「ううう、男なんて嫌いだー！ 男なんていなくなれー！」
播磨は失意のどん底にいた。
休み時間、好きな男子が男友達に言った何気ない一言が原因で……。
「好きな女の子のタイプ？ 外見がモデル体型だと最高だな～」
「どうせあたしはデブよぉぉぉー！ うわぁぁぁぁん！！」
絶望が播磨の心を侵食していく。
泣きじゃくりながら暴走する播磨、廊下ですれ違う数人の男子生徒を弾き飛ばしていった。
「痛ッ！」
「うわぁ！？」
「な、なんだっ？」
弾丸の如き勢いに押し負け、その場で尻餅を付く男子生徒たち。
「うわぁぁぁぁん！ 鷲尾先生に相談するー！」
そう言って保健室へ向かって走っていった。
「ったく、あっぶねぇなぁ！？」
「……随分と取り乱していたな」
「凄い迫力だった……」
男子生徒の各々が思ったことを口にする。
まもなく男子の身体測定の時間だ。
体操着に着替えて保健室へ向かわなくてはならない。
が、弾き飛ばされた全員が違和感を感じていた。
自分の胸がなんだか盛り上がっている。
触るとたゆんたゆんのフカフカでフニフニするし、なんだかくすぐったい。
そして最たる違和感は、――股間にあるべき『モノ』の存在が感じられないことだった。
「「な、なんじゃこりゃあああぁぁぁっ！？」」
幾人もの悲鳴が廊下中に響き渡った！
「すっごく太った女子にぶつかったら、こうなったんだ！」
「鷲尾先生に相談する、とか言ってたから、保健室へ向かったんじゃないか？」
騒ぎを聞き付けた貴方たちはふと思った。
ちょっと待てよ？
その彼女が身体測定中の保健室に飛び込んだら、大パニックになるじゃないか！
このままでは、フツウが壊されてしまう！
何とかして止めなくては！
それは、個人の成長の証を刻む大事なイベントである。
自らの身体的特徴を余すことなく数値化することで、この世の勝ち組と負け組を明白にしてしまう。
いわば、リア充か非モテかは、この日で命運が分かれると言っても過言ではない。
たかが数値、されど数値。
１cm、１kgがこれからの学園カーストに大きく影響すると思えば、決して無視できないのだ。
このシナリオは、そんな数値の格差に絶望した少女と、少女を止めようとした勇敢な被害者たちの起こした騒動の一部始終である。
「うわぁぁぁん！ 」
廊下に響く泣き声。
肉団子のように丸々太った女子生徒が廊下を爆走していた。
「ひどい！ ひどいわー！！」
天に向かって慟哭する。
今なら神でさえ呪わんとする熱き想いが迸る！
寝子高２年10組、柔道部所属。
その名を播磨 愛李子（はりま ありす）。
「ううう、男なんて嫌いだー！ 男なんていなくなれー！」
播磨は失意のどん底にいた。
休み時間、好きな男子が男友達に言った何気ない一言が原因で……。
「好きな女の子のタイプ？ 外見がモデル体型だと最高だな～」
「どうせあたしはデブよぉぉぉー！ うわぁぁぁぁん！！」
絶望が播磨の心を侵食していく。
泣きじゃくりながら暴走する播磨、廊下ですれ違う数人の男子生徒を弾き飛ばしていった。
「痛ッ！」
「うわぁ！？」
「な、なんだっ？」
弾丸の如き勢いに押し負け、その場で尻餅を付く男子生徒たち。
「うわぁぁぁぁん！ 鷲尾先生に相談するー！」
そう言って保健室へ向かって走っていった。
「ったく、あっぶねぇなぁ！？」
「……随分と取り乱していたな」
「凄い迫力だった……」
男子生徒の各々が思ったことを口にする。
まもなく男子の身体測定の時間だ。
体操着に着替えて保健室へ向かわなくてはならない。
が、弾き飛ばされた全員が違和感を感じていた。
自分の胸がなんだか盛り上がっている。
触るとたゆんたゆんのフカフカでフニフニするし、なんだかくすぐったい。
そして最たる違和感は、――股間にあるべき『モノ』の存在が感じられないことだった。
「「な、なんじゃこりゃあああぁぁぁっ！？」」
幾人もの悲鳴が廊下中に響き渡った！
「すっごく太った女子にぶつかったら、こうなったんだ！」
「鷲尾先生に相談する、とか言ってたから、保健室へ向かったんじゃないか？」
騒ぎを聞き付けた貴方たちはふと思った。
ちょっと待てよ？
その彼女が身体測定中の保健室に飛び込んだら、大パニックになるじゃないか！
このままでは、フツウが壊されてしまう！
何とかして止めなくては！
運営部より
身体測定は、本シナリオを含めて全３シナリオです。
１人のキャラクターが３つ全てに参加することもできます。
身体測定／午前 ：本シナリオ
身体測定／午後 ：１月２７日公開
身体測定／予備日：２月２日公開
【ご注意】
播磨のろっこん効果が持続する時間は、本シナリオ内のみです。
本シナリオに参加されたキャラクターも、他のシナリオでの性別は通常時と同じ状態です。
「通常時は男子だけど、このシナリオで女子になるはずだから、他でも女子として参加する」ということはできません。
本シナリオの定員に制限はありません（システム上1000人と表示）。
すべての参加キャラクターが描写されます。
参加キャラクター数によってはマスターが追加されることもあります。
リアクション完結日は参加キャラクター数によって異なりますが、アクション投稿期限より30日以内の予定です。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2013年01月26日
- 参加申し込みの期限
-
- 2013年02月02日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2013年02月02日 11時00分
＜目的＞
絶望に暮れる『播磨 愛李子（はりま ありす）』の保健室行きを食い止めろ！
＜解説＞
・播磨 愛李子（はりま ありす）
柔道部所属で黒帯保持者。
まともに相手取れば簡単にねじ伏せられてしまう程の実力者。
とても太って、もとい“ポッチャリ”していて、彼女自身のコンプレックスである。
ただいま絶望中。かなり錯乱しています。
現在、播磨は南校舎２階を通過中。
播磨はもれいびですが、彼女自身は全く自覚していません。
無自覚の状態でろっこんが発動してしまってます。
もちろん、播磨はぶつかった生徒がどうなったかなど知る由もありません。
＜ろっこん＞
播磨に他人がぶつかると、
『♂は♀に』『♀は♂に』という具合に、性別が反転します。
ちなみにどんな男子（女子）になるのか、アクションまでお書き添えいただければ描写を心掛けます。
＜ＰＬ情報＞
ガイド内の彼女の絶望の件はＰＬ情報。
つまり、ＰＣの皆さんは知らない情報です。
取り違えのないようにご注意下さい。
＜お約束＞
いいか？ ぶつかるなよ？ 絶対にぶつかるなよ？
ぶつかった場合、どうなっても乾物は知らないからな？
絶対だぞ？
あと、保健室では暴れるなよ？
薬品とか色々とあるからな？
いいな？ 絶対に暴れるなよ？
＜マスターより＞
（机に両肘立てて手を組み、サングラスを掛け、組んだ手の上に顔を近付け不敵に笑う）
コメディ担当の司令官、焼きスルメだ。
今回は性別反転という完璧で健全なシナリオを用意した。
鈴木二文字マスターと【身体測定】イベントシナリオとしてリリースするので、そのつもりで取り組んでほしい。
男子の身体検査の時間だが、女子生徒も問題なくシナリオ参加できる。
迷うことはない、このシナリオはコメディだ。
節度を守ってさえいれば、笑いの神様がカオスの楽園へと諸君を誘ってくれるだろう。
それでは諸君、健闘を祈る……！