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寝子島高校
【身体測定】♂♀反転戦線、異常アリ!
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【12】
「あの戦車女はどこへ行ったんだ?」
桐野 正也
はジャージの上で揺れる胸を隠しながら、播磨捜索を続けていた。
校内はかなり混沌としている。このままでは、ののこが気付くのも時間の問題だろう。
「早いとこ何とかしないと……、ん?」
視線の先に止まったのは、見慣れた赤毛の2人組。
紅 一葉
と
紅 双葉
である。
「あれ? 二人とも男になってる!?」
<ふたり揃ってイケメン……だと……!?>
ろっこんで心の言葉がフキダシとして出ていることに気が付き、慌てて叩いて打ち消す桐野だった。
そんな紅姉妹、もとい紅兄弟。
何やら怪しい雰囲気を纏っている。
「ねえ、双葉。どうしちゃったの? かわいい男の子になってるよ?」
双葉の頬に一葉の右手が添えられる。
「え、もしかしてお姉ちゃんですか……? でも、凄くイケメン……!」
迫るイケメンに胸の鼓動が高まっていく双葉。
「ボクがイケメン? わかってるさ。理由はわからないが、せっかくこんな面白いことになったんだ。演じるのも一興だろう?」
ふふ、といつものように妖艶に微笑む一葉だ。
その笑みに、あっと小さく息を飲む双葉。
「そ、その笑い方。間違いない。本当にお姉ちゃん……?」
「何言ってるんだ、今はお兄ちゃんだろ……?」
一葉の右手が双葉の顎まで下がり、くいっと前へ引き寄せる。
「ねぇ、1度くらいなら、いいだろ……?」
「え、えっ?」
(嘘、私、お姉ちゃんにドキドキして……)
一葉の唇が近付いてくる。
今にも重なりそうな瞬間、ふっと顔を離す一葉。
「さて、と。おふざけはこのくらいにして……」
後ろにいる桐野へパチリとウインクした。
その仕草で桐野の存在にようやく気付く双葉。
「じょ、冗談かー! お姉ちゃん冗談きついですよ。あれ? きりのんせんぱいじゃないですかー。そんなところでどうしたんですかー?」
桐野は答えることが出来なかった。
大量に溢れる鼻血と涙、そして後ろに次々にポップアップする心の声に、ただ狼狽するばかり。
<俺は腐の道に目覚めてしまったかもしれない……>
<性的な意味での兄弟愛、美味しいです!>
<この胸の高鳴り、プライスレス!>
「うわああああっ! 腐ってねぇし! 腐らねぇし! でもなんで二人見てると胸が痛むんだ? 嫉妬か? いや嫉妬って意味わかんねぇよ自分!」
ノリツッコミしながら穴という穴から体液を垂れ流す桐野。
さながらナイアガラきりのんである。
「2人が姉妹で、いや、兄弟で? 俺が女で? ああ、もう訳分かんねー!!」
そのまま屋上へダッシュする桐野。
「青春の! バカヤロー!」
こうして、桐野の高校生活に、また新たな苦い思い出の1ページが加わったのだった。
緋王 輝夜
はその後も患者(という名の被害者)を手当たり次第“治療”していった。
ほぼ全員がそのマズさに卒倒していったが、緋王は全く気にしない。
「さて、次は誰を被験者にしようかな?」
って、今まで人体実験だったんですか、緋王さん。
そんな緋王の前から、胸をゆっさゆっさ揺らしながらやって来る女性が一人。
「ん? 見たことある顔だな、って、もしかして、煉?」
「そんな所で何をウロウロしてるんだ、輝夜?」
緋王は友人の
神木 煉
と遭遇。女体化していることにニヤリとほくそ笑む。
「男女反転の奇病を、あたしの天才的な特効薬で治療しているんだぜ!」
正確に言えば、全く性別反転は解除できていないのだが、本人は意に介していない模様。
神木はふむ、とひと呼吸おいて、左目を閉じたまま答えた。
「この異変、またもれいびとやらの仕業かと思ったが。なるほど、奇病という考え方もあるんだな」
「見たところ、煉も体が女になっちまってるようだな? どうだ? 1本いっとく?」
「ああ、ではいただくとしよう」
神木、なんと躊躇いもせずに七色の薬「みらくるヘブン」を一気に飲み干した!
「……相変わらずマズイな」
だが、神木は気絶しなかった。
普段から飲みなれているのか、はたまた彼自身の胃袋の類稀なるポテンシャルなのかは不明ではあるが、現実に神木は平然としているのだ。
それを見た緋王、思わず首を傾げた。
「あれ? 薬効いないんじゃないか? みーんな飲んだ瞬間、凄い反応してたぜ? こう、エビ反りになって!」
それは拒絶反応だ、と言おうとして押し留める神木である。
「しかしあれだな、この身体になって感じたんだが、こう胸があると動き辛くて邪魔に感じるな。胸の薄い輝夜が羨ましい……」
そんな神木の現在の姿は、スレンダーなのにDカップほどのおっぱいを誇るロングヘアーのお姉さんだ。
完全にお子様体型の緋王と同い年でこれである。
なんという胸囲の格差。
「うっさい、黙れ! 悪いと思ったら、そのぶら下がった脂肪の塊をあたしに寄越せー!」
ばちーんと緋王の平手打ちが神木の乳に炸裂!
そのまま「みらくるヘブン」を口に大量に押し込んだ!
「今日はとことん、薬の実験体になってもらうぜ……! その乳が悪いんだ! そんな病気、あたしが完璧に治してやるぜッ!」
「モガ……ッ! ほれがなひをしら(俺が何をした)ー!?」
緋王はリュックの中身を次々に神木へ押し込んでいった!
「これは腰のくびれの分ッ! これは長い手足の分ッ! そしてこれはデカ乳の分だァーッ! これもッ! これもッ! これもッ! 全部デカ乳が悪いんだァー!!」
――
緋王 輝夜
。
この時の彼女の姿を目撃した生徒たちは、こう呼んだ。
『嘆きの貧乳マッドドクター』と……。
「ふんふふ~ん、らったった~、ぱっぱるぱるぱ~♪」
謎の鼻歌を口ずさみながら廊下を闊歩するのは、
上泉 睡蓮
である。
彼女は午後の身体測定が楽しみで仕方がない様子。
「今日は1年ぶりの身体測定日っ、バランス良く、いい感じに育っていると良いのですがっ」
――ふと、自分の胸をふにゅっと触ってみる。
「……また胸だけが妙に大きくなっていたというのは勘弁です、重量的に!」
巨乳だって、色々と悩みが尽きないのである。
重いし、肩凝るし、走ると乳腺引っ張られて痛いし。
ぐぬぬ……と胸を鷲掴みにしたまま考え込むこと数秒。
その間、周囲の男子から戸惑いの目線が浴びせられる。主に胸へ。
「……っと、いくら男子の測定時間とはいえ、あまりのんびりもしていられませんね」
上泉は着替えを手早く済ませ、体操着姿で女子更衣室から出てきた。
と、その時、弾丸のような播磨の突進が上泉を襲う!
「ひにゃああぁぁ~!?」
まるで駒のようにぐるぐる回転する上泉。その場で目を回して倒れてしまった。
「せ、世界がぐるぐるに……。今ならバターになれますね……」
そこで上泉、違和感を覚える。掴んでいたはずの自身の巨乳の存在感が消え失せているのだ。
「て、なにやら違和感が……って、ええっ!?」
胸が萎んでいた。いや、真っ平らになって、筋肉がそこにあった。
胸だけではなく、全身均一にそこそこ発達した筋肉が上泉の体を覆っていたのだ。
そして股間の最大の違和感に、確信した。
「い、いつの間にわたしは男の子に……? まさかの第三次成長期っ!? いやいや!? そんなはずはっ!! お、落ち着いてっ……ま、まずは筋肉……筋肉を確認しないとっ」
全身をくまなく触診して自身の身体を確認する上泉。
何故、彼女が筋肉を真っ先に確認したのかは謎である……。
そして残念だが、細マッチョとはいかなかった。
なんとも中途半端な筋肉量である。
手鏡で顔を移せば、品のいい美少年の顔が写っているではないか。
元が美形のため、男子になってもその容姿だけは受け継がれたようだ。
「しかし、こ、股間は、流石に確認する勇気はありません……! 私だって、お、乙女ですし……っ!」
顔を真っ赤にして首を必死に横に振ってみせる。
でも明らかに、自分の股の間にωや♂がある感触が……。
「歩きづらいとかそんなこと言ってる場合じゃないですねっ! このままではわたしの身体測定結果が大変なことになりそうですっ!」
原因はやはりさっきの……。ふむ、と思案顔の上泉。
と、ここでいきなり白羽扇を仰ぎだし、静かに微笑みだした。
「私の名は、諸葛睡蓮! 知力21+1の美少女軍師ですっ!」
てか、どこから出した、その白羽扇?
ちなみに、数値の上限は100だそうです。
つまり、22(21+1)/100 である。
皆まで言うな、この子は残念な子なのだから。
「先程の女性をひとまず追いかけるとしましょうっ。……おお、胸が邪魔にならずに走りやすいです!」
身体的変化にすぐさま順応する諸葛睡蓮。
播磨の背中が見えるか見えないかの距離を保ちながら追っていく!
その横には、ひたすら説得を試みる
尾鎌 蛇那伊
の姿が。
「そろそろ止まってくれないかしらぁ? さっきから同じところをぐるぐる回っているだけよぉ?」
「うわあああぁぁぁーんっ!」
だが、播磨は全く聞く耳を持たない。
こうしている間にも次々と生徒を轢いていく播磨。
尾鎌は性別反転を嫌がり、播磨への積極的な接触を行えない。
故にここまで暴走を許してしまう結果になっていた。
「まどろっこしいねぇ、とっととあの達磨さんを転ばせちまえばいいのさね?」
骨削 瓢
はデジカメ片手に播磨に吹っ飛ばされる人々をひたすら撮り尽くしていた。
繰り返すが、彼自身、この騒動を止めようとは全く思っていない。
楽しめればそれでいいと思っているのだ。
だが、それでも1点不満があった。
「達磨さん、さっきから同じルートしか走ってないねぇ? とっとと保健室へ突っ込んでほしいよぃ!」
「今の話、本当ですかっ?」
諸葛睡蓮、すかさずその話に食い付いた!
「もしかして、ルートの経路、覚えてたりしますかっ?」
「あ~? もう4度同じルート走ってるから、空で言えるよぃ」
これには軍師、心の中でガッツポーズ!
ねこったーで情報が飛び交っているのを確認した諸葛睡蓮は、播磨の正確な位置情報をリークすることで貢献することを思い付いたのだった!
一番の貢献はずっと播磨を追っていた尾鎌や骨削なのだが、オイシイところを全部上泉が持っていこうという算段なのだ。
だが、悲しいかな。
常に残念な行動ばかりが目立つ彼女は、有力な情報のリークもなかなか浸透していかずにいたのだった……。
「本当ですっ! 信じて下さい~っ!」
追跡しながら、必死にメッセージを返す上泉であった。
不破 ふわり
は女子トイレに映る無意味に覇気満ち溢れる世紀末覇王系筋肉巨漢に目を見張った。
肉食獣も真っ青な凶顔。
鍛え尽くした分厚い筋肉に包まれた2メートル以上の巨体。
そして全身から立ち篭めるオーラ的なアレ……。
「良いですねぇ」
とりあえずサイドチェストというポージングを決める巨漢。
白い歯がとても印象的だ。
「それにしても、この男性はいったい何処の世紀末出身の覇王さんなのでしょう?」
鏡に映っているということは、この姿は不破の姿である。
つまり、この覇王は不破である。
「もしかして……私? これ、私ぃぃぃい!?」
ドッギャーンッととてつもない衝撃に見舞われる不破。
慌てふためくが、鏡の向こうの覇王(不破)も血相変えて狼狽しているのを見て、却って現実を受け入れねばならないという覚悟が芽生えてしまう不破だった。
「えーとぉ、確かトイレに行こうとして廊下を歩いていてー、泣きわめきながら暴走する太ましい女子に突き飛ばされたんですよねぇ?」
不破、必死に激突した際の記憶を辿ってみる。
と、そこへ。
「あのー? 男子トイレは隣よ?」
椿 美咲紀
が首を傾げながら女子トイレの入口に立っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
88人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月26日
参加申し込みの期限
2013年02月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!