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ワケあり温泉宿へ一泊二日ご招待!
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部屋に残った如月、月ヶ瀬、御剣、小山内、夏神、塔尾の六人は、仲居の華澄を呼び出した。
「あの~何でしょう?」
呼ばれた華澄は最初こそ笑顔であったが、五人の前に座らされてからの異様な空気を察知してか若干顔が引きつっている。
「おい、どうだ?」
如月の尋ねられた夏神は首を振ってみせた。
「佐藤さん。今までお仕事を?」
ようやく月ヶ瀬が質問すると、華澄は少し安堵の表情を見せる。
「はい。ここは働き手が少ないですから」
「さっき幽霊を見て真っ先に逃げましたね」
「あ、あれはびっくりしちゃって……」
『あんなにびっくりする?』
さらに追及する小山内。
「噂は知っていても本物を見るなんて思わなかったですから」
『かおいろわるいよ?』
「すみません。まださっきのショックがあるみたいで。失礼いたしますね」
華澄は精一杯の笑顔を向けると、そそくさと部屋を出て行ってしまった。
大した情報を聞き出せなくて一同ため息をつく。
「そういえばなんで仲居の華澄さんが一緒に風呂にいたんだ?」
御剣が尋ねると月ヶ瀬の視線が後木へと向けられる。
「後木さんが温泉に浸かりながら温泉タマゴ作りたいからって呼んだんです」
「どこまでフリーダムなんだよ……」
「幽霊さんにも渡すのだって張り切っていました」
呆れて言葉も出ない御剣。
「う~……」
噂をしていると後木が肩を落として戻って来た。
「どうしたんだ? えらく落ち込んでいるが」
「幽霊が発見された、または男が連れ去られた部屋でゲーム遊んで待ち伏せするつもりだったらしい」
答えたのは後木と一緒にいた八神。
「待ち伏せしてどうするつもりだったんだ?」
「一緒に遊ぶに決まっているのだ!」
叫んだ後木がボードゲームがたくさん入ったダンボールと、お菓子がたくさん入った袋を置く。
『これ全部?』
その数に小山内が引いている。
「もちろんなのだ! ちゃんとルールは教えてあげるから安心なのだ!」
「そりゃ幽霊もさぞ喜んだだろうよ」
嬉しそうに答える後木に、如月が呆れたように呟く。
「それよりも幽霊被害のある部屋はわかったんですか?」
月ヶ瀬が尋ねるが、
「そんな部屋あるかバカモノめ! ってマオさんに怒られちゃった」
後木達と一緒にいた椿が首を振って答えた。
やれやれと息を漏らす一同。
やがて他の調査メンバーも戻ってくる。
「ダメ! 従業員は皆、幽霊なんてただの噂の一点張りよ」
「それなら直接幽霊にと思ったけど出会えないものだねぇ」
お手上げといった様子のブリジットと新井。
「僕はこの格好で旅館中を歩き回ったけど、少女の幽霊は出て来てくれなかったよ」
男装した晴海が残念そうに言う。
「僕の方は仲居の佐藤さんについて情報を聞けたよ」
結城がメモを見ながら言う。
「彼女がここに来たのは宿がオープンして半年後。そして幽霊が目撃された時期も同じ頃なんだよね」
「じゃあ、幽霊はあの子の仕業の可能性もあるってこと?」
「幽霊が出た時、一緒に温泉にいたのにかい? それに金縛りのようなあの感覚をどう説明する?」
ブリジットと晴海が議論する横で、
「思い込み……」
携帯ラジオを聴いていた塔尾が答える。
「思い込みと恐怖が体を硬直させたか」
御剣が独り言のように呟く。
「でも霊関係に強い、その存在を肯定している人間まで暗示にかかるとは思えないわ」
「同感だね。まずは僕たちが起きた現実を受け入れることが大事じゃないかい?」
塔尾の意見に晴海が同調する。
「まぁ幽霊の存在を認めるにしても認めないにしてもだ。このままだとボク達全員宿代を払うハメになるね」
新井が放ったその一言に全員がハっとする。
「タダがいいのだ!」
『はらわない』
後木と小山内の意見に皆が頷く。
「だったら幽霊をなんとかしないとね」
「とりあえず皆が知ってる情報をもう一度整理しましょう」
月ヶ瀬がメモ帳を開いて、情報整理の準備が整う。
憩藍は過去に一度休業している。
営業再開したのは二年前。
その他、少女にまつわる伝承やその類のものもない。
「そして、我々が目撃した少女の霊とさがしてという言葉か」
「ここで重要なのはさがしてという言葉だね。何をさがして欲しいのか」
結城が再び考える。
「いずれにせよ、もう一度彼女に会う必要はありますね」
月ヶ瀬の言葉の結城が頷く。
「場所は……あそこしかないでしょう」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
裕竜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月03日
参加申し込みの期限
2014年04月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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