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ミエコ
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●ミエコ< ミェ?
屍 骸
(かばねん)、
行梨 謡
(なっしー)、
新井 米太郎
(あらこめレッド)、
納 十一
(じゅーいち)、
桐野 正也
(きりのん)の仲良し(笑)五人組は、ある者は目的を持って商店街をぶらついていて、ある者は……多分運命かなんかに振り回されて、偶然この状況に出くわした。
ミエコは相変わらず元気に跳ね回っており、その体力は衰えを知らないかのようだ。
「たとえ牛さんクラスの大きさになろうとも、仔猫の可愛さは正義なのです!」
椿 美咲紀
は迷いがない。
凶悪モンスターと化したミエコに、両手を広げて駆け寄った。
本当は飼い主に、「にゃんこちゃんをまふまふしてもいいですかぁ?」と、かわいい八重歯を見せて許可をもらうつもりだったのだが、勉はすでにミエコの暴力(愛らしさ)の前に沈んでいた。
勉は無視しよう。
美咲紀は「わーい、ねこちゃんだ~」と、ぎゅっとミエコのほわほわの輪郭線を抱きしめる。
そして思い切り、ふわもこに顔をうずめて、はふはふはふはふ。
春の日差しをたっぷり浴びて暖かく、なんだかお母さんを彷彿とさせる香りがする。
「ミェ?」
「お声もかわいいー! 痺れちゃう~」
この行動、よく考えてみるとミエコの某飼い主に似ているような気もするが……世の中、所詮かわいいが正義だ。
同じような行為に及んでいても、くたびれた兄貴と花のように可憐な少女の間に横たわる落差は、なんと残酷であることか。
ミエコは突然やって来た美咲紀の勢いに押されたか、ややためらいがちにポニーテールにぺむっと前足を乗せるが、彼女はそれすらも掴んで頬をすり寄せる。
「あぁん、おっきなこっぺぱん。いやん、かわいい!」
巨大化のせいで、ミエコのあんよはぶっとい。
「これは大きくなっちゃうわね。あはは。メインクーンだとおっきくなるもんねぇ……あ~ん、肉球~! はー、幸せ!」
ミエコが雑種であるとか、この際どうでもいい。
もはや完全に美咲紀のペースだ、彼女の世界が全開だ。構わずにくきゅうを、ぷにぷにぷにぷにぷに。
鼻先を寄せたミエコが、戸惑うように美咲紀を見つめ、ぺろりと舐めた。
「きゃぁあ! まだあんまりジャリジャリしてなーい、あったかーい!! でもちょっと猫缶くさぁい!」
「ミェ?」
「な、何あれでっか!」
あらこめの言葉は、端的に。しかしその場にいる誰よりも、雄弁に状況を表していた。
「騒がしいから……もしかしたら、うさぎさんが巨大化してるのかもしれない……! と思ったら、にゃんこだった。惜しいな」
ぼそぼそと。しかし奇妙に早口に呟く外見だけ整った なっしーの醸し出す残念感は、筆舌尽くし難い。
「最近の野良猫はでけぇなー……っていやいや、なんだよあれ?! 黒兎さんまでいるし。ちょっと、どうにかするか……?」
不憫属性のきりのんは、見事な予定調和を演じていたが。
心中では、どうすんよあの猫? なんて思っていたからして。
彼のろっこん『思ったー』は発動条件を満たし、脳内をご丁寧にフキダシつきで、だだ漏れにしていた。
【かわいい子も来てるし、カッコ良く紳士に立ち回るところを見せつければ……俺ってば、モテモテじゃね!?】
まあ、大体そんな内容。
背後に次々と湧き上がる、いかにも思春期なフキダシに気づいたきりのんが、慌ててわたわたとかき散らすのを尻目に、かばねんは実にどうでも良さそうにため息をついた。
「じゃあ。俺達の友情、みせつけてやろうぜ」
棒読みしてるよ!
「わー、俺コメ兄ちゃんたちを応援するよ! 任せとけば大丈夫だもんね!! せんぱいたちも応援するよっ!」
じゅーいちは様子を見ている。
妙にはしゃいでいる様は、のっけから他人事だ。
そうこうしているうちにも、サンマ団の子供たちはミエコの隙を見て逃げ出した。
だが、まわりこまれてしまった!
「とりあえず子供の救出は、レッドやじゅーいちくん達をけしかけ……もとい任せるとして」
「「マジですかっ!?」」
「よし、善は急げだ。アラコメ投下!」
かばねんの提案に、きりのんがポポイとあらこめを放った。ナイス連携!
「フレー! フレー! あ・ら・い!」
「じゅーいち君、裏切るのか!?」
気楽な声援を背中に受けながら、あらこめは抜群の運動神経を遺憾なく発揮。
くねくねと器用なステップを踏みながら、ミエコの攻撃をかわし、サンマ団の子供を抱え上げ一目散にダッシュした。
「……あ、危ねえなもう! うちの子に怪我させたら、どう責任とってくれるザマス!?」
「うちの子だって、ヒューヒュー」
「いや僕の子供じゃねぇけどよ!」
「プークスクス」
なっしーが無表情のまま、無駄にいい声で揶揄る。
あらこめがキレた。
「ちょっともう、静かにしてよって……黙れ小僧! 君たちに構ってる暇はないの! っつーわけだから静かにしててよって……アッ――!!?」
ミエコの攻撃で、あらこめのバンダナが剥かれた。
「め、眼鏡……眼鏡……」
視線恐怖症のあらこめ。バンダナ剥かれた途端に、弱気な男の子。
急にめそめそと、世界を強烈に歪ませるほど度の強い眼鏡を求めて、懐をまさぐり始めるが、見つからない。
「あうあうあう、目が、目がぁ……」
「――猫を引きつける役が必要だな」
窮地に立たされる後輩になど目もくれず、脇を固めるきりのんとなっしーをチラ見しながら、かばねんは淡々と話を進める。
それでいいのか?
「猫もこのまま放ってもおけねぇしな……あのボール外せば、なんとかなるんじゃね?」
「ボウリング玉を何とかすればいいのか? じゃあ俺が行ってこよう、このままだとフツウじゃないしな……」
「いや二人にそんな危険な真似は、させられねぇ。仕方ねぇ、ここは任せろ、俺が行くぜ」
「いやいや俺が行く、俺が行くって」
「「どーぞどーぞ」」
「……じゃあ俺が……ってうぉい! どーぞどーぞじゃねぇよ! わざとか? 今のわざとやったのか!?」
「かっとばせー! き・り・の!」
無責任に腕を振り上げて応援する、じゅーいちの感情の高まりに合わせるように、公園の雑草やぽっけの中の植物の種が、ろっこんの力で急成長。
じゅーいちのぽっけの布が悲鳴をあげ、実ったリーフレタスや人参がぽろぽろり。
零れ落ちたミントは、定着して大繁茂。見事なバイオテロとなっている。
クローバーは一斉に白い花を。
最後に彼らの足元のアスファルトを突き破り、たんぽぽがこんにちはして、全員が足を取られてしりもちをついた。
痩せたかばねんは、肉のクッションに期待できないだけに、痛恨の一撃となったが
「と、とりあえず……きりのんの意思を尊重してあげてぇなー」
どうにか声を絞り出す。
「きりのんが行くというのなら、譲らざるを得ないな。いやーさすがきりのんだぜー、かっこいー」
「お前らぁ!」
「大体、俺が行ったら浮気だろう……俺はうさぎさんに一途であるので」
なっしーよ。うさぎさんの側は、果たしてそう思うだろうか?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月15日
参加申し込みの期限
2013年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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