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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
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【終業式】輝かしきピリオドを――夏休みを求めて！
「どいひー！？ 夏休みがないなんて嫌じゃあ！ 仕方ねェ、俺達がやってやる！ 終わらせる事が次への始まりだー！！」
今日もブレない冴木 竜司の、青年の主張。
彼には、夏休み水泳部の顧問である、ロリきょぬー相原 まゆ先生（３４）の水着姿を拝むという、壮大な野望があるのだ（ちなみに竜司は陸上部である）。
しかし終わらせるには、この光線地獄を乗り越える必要があるのだ。
「甘い！」
くっくっくと、肩を揺らして竜司は余裕の笑みを浮かべる。
竜司には、秘策があったのだ。
「俺が普段から、何の為に『幼女命』の鉢巻を巻いてると思う……？」
何の為なんだろうね？
「そう、全てはこの為！ 眩しければ見なければいいんだよ！ こんな所で普段の、現実逃避の行動が活躍するとは……！」
竜司が幼女鉢巻で、自らの目を覆った。
もはや何も見えない。
「場所とか障害物？ そんなの心眼で見ればなんとでもなる！ ハハハハハッ……どわぁっ！！？」
自分を信じて、意気揚々と歩き出した竜司が、いきなり椅子に激突した。
マフラーに眼帯をつけた、権兵 衛は混迷する事態にあっても、冷静だった。
ちなみに男性的な名で、じきに１８０センチに届こうかという長身だが、衛はグラマラスな少女である。
両目を閉じると、黒い眼帯を外しおもむろに外すと、ろっこん【人間レンズ】を発動させる。
これは変身タイプのろっこんで、体の一部、もしくは全身をガラス状に変え、その部分に当たる光の向きを自由に変更できるという能力を持っていた。
衛は、それを使って光を一部だけ透過させ、残りを反射する事で、耐え難い光から目を守る。
「こうしておけば、視界の確保は可能でしょう。後は、校長の方へ向かいたいと思うであります」
そうして、歩いて行ったのであるが。
「あ、悪ぃ。視界が悪くて……」
同じクラスの吾妻 優と、肩がぶつかってしまう。
「こちらこそ、かたじけないであります」
「お互い、災難だな。参ったぜ、実際。小細工っても、俺には他のヤツらみてぇな妙なモン（ろっこんの事）はねぇしな……」
ベストを被った優が吐き出した言葉に、衛も頷く。
「流石はクローネが、暴走させただけの事はあるのでありますね……自分も、校長が居る方角が、ある程度は絞れるという程……ぁッ！？」
感じた衝撃に、衛が自らの胸を見下ろす。
「眩しいのは、まゆ先生の笑顔だけでいんじゃあ―！」
なんて叫びつつ、突っ込んできた男子生徒が、彼女の豊満な胸で窒息していた。
無論、そんな事を口走るのは、この男・竜司を置いて他にいない。
「へぶっ！？」
――何事！？
竜司は我が身に起こった事が、咄嗟には理解出来なかった。
何度と無く、まゆ先生に求愛しては、すげなく断られるを繰り返した毎日が、走馬灯のように蘇る。
「おっぱいは貧乳から爆乳まで何でもイケる！ どんなおっぱいも、愛してやまない」と豪語し、実際そうであったのだが、竜司がそれに実際に触れたのは、赤ん坊時代が最後だ（多分）。
ロリコン紳士を自称する彼は、相手の了承なしに（性的に）手を出す事はないのだから。
だから。
両頬を優しく包んだ、柔らかくもボリューミィな感触に、竜司は打ち震えた。
「こ、これは……？ いや、まさか、そんなはずが……あるワケが」
竜司の手が、恐る恐る真実を見極めるべく、衛の胸を寄せたり上げたりする。
「「……！！」」
直後。竜司の体を、浮遊感が包んだ。
物理的に。
衛は竜司の襟首と、ベルトを無言で掴んで持ち上げると、乙女パワー全開でぶっ飛ばした。
「ど、どいひ――！！？」
宙を舞う竜司の声に、同じ陸上部の後輩、後木 真央は顔を上げた。
「そこに居るのは竜ちゃんセンパイなのだ？ ……はっ！ センパイ真央ちゃんを投げてほしいのだ校長の頭に激突キッスで構わないのだ人間砲弾なのだ！！」
黙ってさえいれば残念じゃない先輩は、後輩の助けを求める声に敏感に反応した。
「……ハッ！ 今、俺が求められた気がする ――まゆ先生！ 俺に力を！ 夏休みで絶対、水着姿見るんじゃあ！！！」
【性春パワー！】
包み隠さぬ欲求の言葉に、竜司に灯った神の火が、彼に超常の力を与えた。
「ファイト――！」
「いっぱぁ――つ！！」
二人の手が、しっかと握られる。
竜司が真央を放り投げんとした、まさにその瞬間！
「しとらす・がむだあああああああああっ！？」
北原 みゆきが竜司の傍を、横切った。
【ミス・ディレクション】が周囲3ｍ内の誰かが一番の特技を、失敗に誘う。
「だりゃ～～！」
繋がれた手がすっぽ抜けて、真央は壇上から離れた床に、頭からビィーンと突き立った。
ちなみに竜司の方も、真央と対角線上に突き立った。
この仲良しさんめ（笑）。
今日もブレない冴木 竜司の、青年の主張。
彼には、夏休み水泳部の顧問である、ロリきょぬー相原 まゆ先生（３４）の水着姿を拝むという、壮大な野望があるのだ（ちなみに竜司は陸上部である）。
しかし終わらせるには、この光線地獄を乗り越える必要があるのだ。
「甘い！」
くっくっくと、肩を揺らして竜司は余裕の笑みを浮かべる。
竜司には、秘策があったのだ。
「俺が普段から、何の為に『幼女命』の鉢巻を巻いてると思う……？」
何の為なんだろうね？
「そう、全てはこの為！ 眩しければ見なければいいんだよ！ こんな所で普段の、現実逃避の行動が活躍するとは……！」
竜司が幼女鉢巻で、自らの目を覆った。
もはや何も見えない。
「場所とか障害物？ そんなの心眼で見ればなんとでもなる！ ハハハハハッ……どわぁっ！！？」
自分を信じて、意気揚々と歩き出した竜司が、いきなり椅子に激突した。
マフラーに眼帯をつけた、権兵 衛は混迷する事態にあっても、冷静だった。
ちなみに男性的な名で、じきに１８０センチに届こうかという長身だが、衛はグラマラスな少女である。
両目を閉じると、黒い眼帯を外しおもむろに外すと、ろっこん【人間レンズ】を発動させる。
これは変身タイプのろっこんで、体の一部、もしくは全身をガラス状に変え、その部分に当たる光の向きを自由に変更できるという能力を持っていた。
衛は、それを使って光を一部だけ透過させ、残りを反射する事で、耐え難い光から目を守る。
「こうしておけば、視界の確保は可能でしょう。後は、校長の方へ向かいたいと思うであります」
そうして、歩いて行ったのであるが。
「あ、悪ぃ。視界が悪くて……」
同じクラスの吾妻 優と、肩がぶつかってしまう。
「こちらこそ、かたじけないであります」
「お互い、災難だな。参ったぜ、実際。小細工っても、俺には他のヤツらみてぇな妙なモン（ろっこんの事）はねぇしな……」
ベストを被った優が吐き出した言葉に、衛も頷く。
「流石はクローネが、暴走させただけの事はあるのでありますね……自分も、校長が居る方角が、ある程度は絞れるという程……ぁッ！？」
感じた衝撃に、衛が自らの胸を見下ろす。
「眩しいのは、まゆ先生の笑顔だけでいんじゃあ―！」
なんて叫びつつ、突っ込んできた男子生徒が、彼女の豊満な胸で窒息していた。
無論、そんな事を口走るのは、この男・竜司を置いて他にいない。
「へぶっ！？」
――何事！？
竜司は我が身に起こった事が、咄嗟には理解出来なかった。
何度と無く、まゆ先生に求愛しては、すげなく断られるを繰り返した毎日が、走馬灯のように蘇る。
「おっぱいは貧乳から爆乳まで何でもイケる！ どんなおっぱいも、愛してやまない」と豪語し、実際そうであったのだが、竜司がそれに実際に触れたのは、赤ん坊時代が最後だ（多分）。
ロリコン紳士を自称する彼は、相手の了承なしに（性的に）手を出す事はないのだから。
だから。
両頬を優しく包んだ、柔らかくもボリューミィな感触に、竜司は打ち震えた。
「こ、これは……？ いや、まさか、そんなはずが……あるワケが」
竜司の手が、恐る恐る真実を見極めるべく、衛の胸を寄せたり上げたりする。
「「……！！」」
直後。竜司の体を、浮遊感が包んだ。
物理的に。
衛は竜司の襟首と、ベルトを無言で掴んで持ち上げると、乙女パワー全開でぶっ飛ばした。
「ど、どいひ――！！？」
宙を舞う竜司の声に、同じ陸上部の後輩、後木 真央は顔を上げた。
「そこに居るのは竜ちゃんセンパイなのだ？ ……はっ！ センパイ真央ちゃんを投げてほしいのだ校長の頭に激突キッスで構わないのだ人間砲弾なのだ！！」
黙ってさえいれば残念じゃない先輩は、後輩の助けを求める声に敏感に反応した。
「……ハッ！ 今、俺が求められた気がする ――まゆ先生！ 俺に力を！ 夏休みで絶対、水着姿見るんじゃあ！！！」
【性春パワー！】
包み隠さぬ欲求の言葉に、竜司に灯った神の火が、彼に超常の力を与えた。
「ファイト――！」
「いっぱぁ――つ！！」
二人の手が、しっかと握られる。
竜司が真央を放り投げんとした、まさにその瞬間！
「しとらす・がむだあああああああああっ！？」
北原 みゆきが竜司の傍を、横切った。
【ミス・ディレクション】が周囲3ｍ内の誰かが一番の特技を、失敗に誘う。
「だりゃ～～！」
繋がれた手がすっぽ抜けて、真央は壇上から離れた床に、頭からビィーンと突き立った。
ちなみに竜司の方も、真央と対角線上に突き立った。
この仲良しさんめ（笑）。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2014年03月31日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年04月07日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年04月07日 11時00分
