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ある日、天から降ってきた『何か』
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【生き残るために必要なこと】
エヴァ・ブランシェ
をはじめとする、この空間に巻き込まれた人々の対応は早かった。
ゾンビやトロール、クリーパーたちに向かっていった。
ブラック・ドラゴンを避けるようにである。
見方を変えれば、突如の出来事でとりあえず対処できるものに向かったとも言える。
結果、エヴァは現状ドラゴンと対峙している状態である。
(本物のドラゴンなんてちょっと洒落にならんでしょ)
洒落どころか、今にも自分が食われそうである。
『では、いただくとしよう』
黒く、体躯をもつドラゴンがそのままエヴァを喰らおうとする。
「鎮まりたまへー。さぞや名のある竜神と見受けたが、何故そうも荒ぶるのかー」
『ふむ……荒ぶるも何も食事をするだけだ』
激しく棒読みのエヴァのセリフである。
ドラゴンは律儀に言葉を返してくれた。
(ですよねー)
当然、ドラゴンのその回答にエヴァもまぁそうだろうなーとしか思っていない。
通常の戦闘ならば完全に悪手、ドラゴンを戦術的に誰も抑えてない状態である。
そのままエヴァが食べられようとしたとき、投擲された木刀がドラゴンの顔に当たる。
『?』
木刀はそのまま沼にずぶずぶと沈んでいくが、ドラゴンは顔に蚊がとまったかのように少しだけ首をかしげた。
「そこの色男さん。エスコートをお願いしたいのだけど、よろしくて?」
エヴァはじりじりと下がりながら、木刀を投げた
御剣 刀
に声をかける。
「エスコート? ああ任せろ指一本触れさせやしないさ」
「指が触れたら、おしまいですからね」
エヴァが、ドラゴンの鋭い爪を見つつ言う。
刀のろっこん【加速】をアテにしつつ、エヴァは内心でこの状況を打破する策を考える。
ちなみに、刀は刀で……。
(このデカトカゲ! 何でもお前の思い通りになると思うな!)
と思っていたりしたので、策があれば乗るだろう。
ぐんっと重力がエヴァを襲う。
と同時に、先ほどまでエヴァが居た場所にガチンとあごが合わさる音が聞こえる。
「うぉっ!」
「エスコートされるのも華のうちでしてよ」
刀がエヴァをエスコートし、急速離脱に成功する。
『栄養素が動いた……だと。躍り食いとは面白い趣向だ』
「おい、ちょっと人間を下に見過ぎだろう!」
しかし、刀のツッコミ? はスルーされる。
「躍り食いを理解しているとは、驚きね」
「いや、感心するところはそこじゃないだろう!」
「躍り食いは日本の文化よ。あ、でも日常的にドラゴンとかはやってそうね」
「いやいやいや、それ認めると食われるから! こっちが!」
『口の中で暴れてる感じがたまらんのだよ』
「もう黙れぇぇ!」
刀は、自身が見聞きしたいわゆるファンタジーで、自分の持っていたドラゴン観ががらがらと崩壊していくのを感じた。
爪と顎の攻撃を避けながら、刀は叫ぶ。
いちおう、ドラゴンの攻撃を死ぬ気で回避している辺り危機は理解しているのであろう。
(そういえばこのドラゴン食事のつもりで襲ってきてるのよね……適当に食べ物あげれば満足して帰ってくれないかしら)
そう思い、エヴァは鞄の中のものを取り出す。
「そのチョコをアレに食わせるのか?」
「……昼休みに食べ損なった有名店の高級チョコよ」
ぞくりと、刀が抱えていたエヴァから殺気を感じたような気がした。
『活きのいい獲物だ。さぞかし美味かろう』
ドラゴンの声が脳裏に響く。
「なんで頑なに人肉に拘るのよ。その辺の野ブタでももっとグルメな食生活を送ってるわよ。野ブタ以下かアンタの舌!」
「おいおいブランシェ、お前ドラゴンに対して相当酷い事言ってるよ?」
もはや止めるまいと刀はあきらめつつ、エヴァを抱えてドラゴンの開いた口へと接近する。
そのまま、エヴァの取り出したチョコレートをドラゴンの口へと放り込むのだ。
『くくく……死の臭いに満ちあふれた霧を喰らわせてやろう』
そう言った瞬間、ドラゴンは大きく口を開けて黒い霧を噴出する。
どんどんドラゴンの周囲は黒い霧に包まれた。
「口が開いた!」
「行くしか無いわね」
そう言いつつ、接近しドラゴンの口があったであろう位置にチョコレートを放り込む。
『甘い……甘あぁぁぁぁぁい。甘いぞっ!』
ドラゴンが叫び声? を上げる。
「さあ人類が生み出した至高の甘味に咽び泣きなさい。――あたしはチョコよりきな粉派だけど」
「きな粉派なのか!」
ドラゴンの霧に包まれ、視界は完全にぜろ。
後は離脱するだけ……そう思った瞬間すさまじい勢いで何かが刀ごとエヴァを吹き飛ばした。
ドラゴンのテイルアタックが二人に炸裂する……まぁ、主にダメージを喰らったのはエヴァを抱えていた刀なのだが、余波でエヴァごと空中高く吹っ飛ばされる。
「――ぐっ」
「飛びます飛びます……いや、お約束だわ」
キラーンと、そのまま二人は星になった。
「あれ、そういえば動物ってチョコ食べさせていいんだっけ……。確か中毒死するとか聞いたような」
「いや、ドラゴンだし無理じゃないか?」
大量に食べさせればそこら辺は分からなかったかもしれない……。
そんなことを言い残して二人は寝子島へと帰還していった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月22日
参加申し込みの期限
2014年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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