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ある日、天から降ってきた『何か』
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【雑魚と……そして、ドラゴンへ】
エヴァと刀が吹き飛ばされる少し前のことである。
「あらら、又飛ばされたわね……今度はドラゴンが相手なの? いいわ、全力でぶつかってあげる」
そう言って、立ち並ぶクリーパーたちを吹き飛ばすように準備運動を始めたのは、
尾鎌 蛇那伊
である。
「あら、ドラゴンとの闘争(ランテブー)を邪魔するなんてイケナイ子ね」
「ぎょえぇぇぇぇぇ」
喉からあらん限りの叫びを放ちながらクリーパーは飛ばされた。
「面倒だけど自分とみんなが生き残るためならやるしかない」
愛用の仮面を付け、他のクリーパーを焼き払おうとしているのは
灯 斗南
である。
「自分のために戦うのは好きじゃないんだけど、まあ仕方ないか」
「あらぁまぁ~、そんなにつんつんしなくてもいいのよ?」
クールに言い放つ斗南がゾワッとするように耳元でささやく蛇那伊。
「……チッ」
たまたまクリーパーの大群の中に放り込まれた二人は、一応協力しつつ敵を倒していた。
「ちょっと時間を稼いでちょうだい」
「……分かった」
蛇那伊の言葉に斗南は、さらにろっこん【イグニッションハート】を発動する。
燃えさかる炎がクリーパーたちを焼き殺す。
その間に、呼吸を整え、気を練り上げる蛇那伊。
「……ふぅぅぅぅぅぅっ」
(――大地よりとあたしは一つ
――視ものは広大無辺に
――風を感じ、火を知り、水と一体となる
――みえたわ
――あたしは何者も逃がさない)
「ハアァァァッ! オカマ・天眼開眼法!」
カッと目を見開く蛇那伊。
まるで全身がそのまま金色になって、戻ってこなさそうな気がするが気にしてはいけない。
見た目は蛇那伊……変わらない姿がそこにある。
「せぇぇぇいっ!」
「なん、だと……」
クリーパーが一斉に吹き飛ぶ。
「さぁ、ドラゴンに逝くわよ!」
「……あぁ」
出し惜しみはしない。
斗南は、ちょうどエヴァと刀を吹き飛ばしたドラゴンと相対するように駆けた。
蛇那伊は、ちょうどトロール(A)を見つけ何か思いついたようにそちらへと向かう。
『先ほどの餌とは違うようだな。次こそ食わせろ』
「ふん」
すぐさま斗南は、問答無用で炎を放つ。
『温い』
ドラゴンは目を細めてにやりと笑う。
すぐさま、ダブルクローが斗南に襲いかかる。
一発目は……避けた。
だがしかし、急速に襲いかかる二発目は沼に足を取られてよけ損ねてしまう。
「っ!?」
運良く、爪の部分には当たらないが、吹き飛ばされてしまう。
『では、いただくか』
すぐさま、ドラゴンが口を開け、がばりと斗南に襲いかかろうとするが、こつん、と投石がドラゴンの目に当たる。
ドラゴンは無粋なものを視るようにその投石をした人物を一瞥する。
檜山 立樹
が肩で息をしながら、ネクタイを使って即席武器を作り投石をしていた。
泥にまみれ、傷が所々にあり、必死でクリーパーたちを突破してきたのが分かる。
だが、しかしその顔は笑顔であった。
ちなみに、立樹のろっこん、【テンダースマイル】はこの時点で発動はしたが、餌が居るこのある意味幸福な状況と立樹の状況が悪いので、ドラゴンはなんとなくそうなっただけで終わった。
(……どうして笑顔なんだ?)
仮面で顔を隠している斗南にとって、それはある意味の驚きであった。
慌ててドラゴンから距離を取り、炎を放つが、それらも無効化される。
(なにがなんだかわからない……いとこがいないことに少しほっとするけど、周りにいるのはみんないとこと同じ学校の子。そうじゃなくてもどうやら大人は俺だけみたいだ……守らなきゃ!)
一方、立樹は自らの使命感に燃えていた。
大人である自分が不安そうにしていれば、周囲も不安になる。
タダそれだけで、笑顔になる。
ある意味、戦慄することだ……故に、斗南は驚いたのだろう。
『……羽虫めが』
ドラゴンの苛立ったような声が響く。
どうやら、餌から昆虫に昇格できたらしい。
「どこを向いているのかしら?」
さらに、ドラゴンを妨害するようにクリーパーが次々と飛んでくる。
そのうちの数匹はドラゴンにダイレクトヒットし、驚いたようにドラゴンはそちらを視た。
そこでは、蛇那伊が気絶したトロールを横目に、クリーパーを次々と放り投げる。
そして、トロールを放り投げようと、トロールの足を持ち自身が軸となり、回転を始めた。
『……おのれ!』
ドラゴンが大きく口を開ける。
「それを待っていたのよ……喰らいなさい! オ・カ・マ・ダイナミック!!」
なんと、蛇那伊がトロールをドラゴンの口に向かって放り投げる。
沼地のぬかるみをものともせず、いつもより(当社比です)多く回っている気がする!
かぽっとまるで入れ歯がハマるようにドラゴンの口にそれがすぽりとハマる。
「その口ごと燃えろ……!」
そこに斗南は、トロールごと焼き殺すと言わんばかりの炎を放つ。
『ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
さすがに、これは効いたようだ。
ぐちゃりと、トロールがかみ砕かれ、ドラゴンが咆哮を上げる。
「ア~ンド、ワンスモア!」
次にクリーパーがその口に放り込まれる。
「……あんたは下がってろ」
立樹に下がるように言いつつ、斗南はさらに炎で焼く。
「大丈夫、いざというときの必殺技があるからね」
そう言って、立樹は下がろうとしない。ドラゴンの挙動を見張るように目を細めて、笑っている。
『だからお前たちはアホなのだ……』
しかし、ドラゴンの言葉と行動が一瞬の優勢を断ち切った。
急速的行動で獲物をかみ砕くと、息を大きく吸い込む。
「ブレスよ!」
後方にいた蛇那伊が警告するが、それは遅かった。
あまりにも早いドラゴンの行動に、人は追いつけなかったのだ。
『がぁぁぁぁぁぁぁああああっ!』
どんっと震えるような咆哮が上がり、それと同時に嫌な臭いがするブレスが吐き出される。
「危ない!」
「どけっ!」
立樹が斗南を抱え込むようにかばう。
突然のことで、斗南はかばわれてしまう。
身長は斗南の方が十分に高いのだが、抱え込むようにかばわれてしまうとどうにもそれは外しずらい。
が、ブレスは容赦なく二人を焼き切った。
「……なぜかばった」
「なんでって……それが大人だからだよ」
「……」
そう言いつつ、立樹と斗南の二人は寝子島へと帰っていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月22日
参加申し込みの期限
2014年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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