どらごんは ぶれすを はいた
ぱーてぃーは ぜんめつ した
ドラゴン、それは夢の生物である。
そんなゲームの夢を見ました。
「はっ! あたしは一体何を?!」
『くくく、何を戸惑っている?』
エヴァ・ブランシェの脳内に重々しく、邪悪な声が響く。
そう、エヴァは下校するところだった。
放課後、今日は何をして楽しもうか?
そんな軽い気持ちでエヴァが校庭に出た瞬間であった。
空からドラゴンが降ってきたのであった!
そして校庭に居座って、たまたま目の前に居たエヴァに話しかけたのだっ!
普段は肝が据わっているエヴァが、珍しく洒落にならないぞこれという表情をしている。
『さて、我は招かれざる客になったようだが……、見れば獲物がたくさん居る。存分に食事をさせてもらおう』
そう言うと、ぎらりと目を輝かせて、狩猟気分となったドラゴンは大きな口を開け放ち咆哮する。
「まさか、ドラゴンと遭遇するなんてさすがの寝子島ね……」
探検家をしている親がこれを知ったら多分喜ぶだろうなとそんなことをぼんやりと考えていたが、さすがにドラゴンの咆哮を聞いて現実に戻る。
(早く何とかしないと! ドラゴンを……ドラゴンを?)
そう、ドラゴンである。
さて、ここでエヴァは気づいた。
テオが何かしたのか、いつの間にか結界で隔離されていたようだ。
周りは沼地に変化しており、ぬめりの多い場所となっている。
そして、湿度が高く、暑い……。
そして何より、ドラゴンの周りにどろどろとした何かが出現している。
「……ちょっと、何の対策も出来てないわよ!」
多分、ドラゴンを倒せば元に戻るんじゃないだろうか。
そんなことを考えつつエヴァはドラゴンと対峙するのであった。
ちなみに、彼女の持つ扇子には『無理難題』と書いてあったとかなんとか。
今回はバトルメインです
舞台は異世界の沼地で戦闘です
巻き込まれていただきます、全力で!
戦っていただきます、全力で!
若干の流血表現あるかもです
できるだけ、避けてみますが
あ、ちなみに、普通の人が紛れ込んでいた場合
かなり苦しくなるので頑張ってくださいねー♪
○キャラクターについて
放課後、そのまま巻き込まれますので
その時に持っていたものを持っています
基本的に寝子高生は制服とかですよね?
えぇ、そのまんまです 『PC』はノー対策、ノー会議です
偶然寝子高らへんにいた大人も巻き込まれても面白いですね
さぁ、頑張ってドラゴンを倒しましょう!
○フィールドについて
沼地です ところどころこけが生えていたりします
全体的に水で覆われており、時折、小島のような四方数メートルの陸地と木々があります
水はどろっとしており、ぬめります
基本的には足首の上くらいの水位です
○ドラゴンについて
エルダー級(超大型の意味)のブラックドラゴンです
あと、知能もあります
堅いです あと、強いです
大人の象二頭分くらいの胴体があります
また、それを覆うだけの巨大な翼もあり
空も飛べますし、ホバリングすることもできます
使用する技
主な基本的な攻撃手段
1,飛行攻撃(上空高く舞い上がってからの、攻撃)
2,バイト(噛みつき)
3,ダブル・クロー(ひっかき二連続)
4,硫黄酸のブレス(当たると目が見えなくなり、体が溶けます)
カウンターなどの返し技や巻き込み技
1,テイルアタック(しっぽで近接攻撃してきたものに反撃する)
2,羽ばたき(羽ばたいて空に上がる時、周囲のものにダメージ&吹き飛ばし)
3,巻き込み移動(ドラゴンが歩く場合、進路上にいる物体にダメージ)
それ以外の特徴的な技
1,暗黒の霧(ドラゴンの周囲に黒い霧を作り出す。「PCのみ」が盲目状態となる)
2,急速的な行動(突如、あり得ない動きでの再行動)
3,それ以外の何か(何か隠してるかもしれません)
周囲の敵について
1,トロールが五体 (棍棒で攻撃してきます、3メートルほどの身長)
2,ゾンビが一〇体 (人型のゾンビです 死んだときに持っていた武器を持っています。ゾンビによって異なるので、遭遇するまでわかりません)
3,クリーパーがたくさん (サンショウウオがスライムっぽくなった感じです サイズ的には1メートル半くらいです)
○死亡した、あるいは戦闘不能の場合
ペナルティなどはございません
元の世界に強制送還です
○マスターからのアドヴァイス
ない(笑顔 がんばれ!
ドラゴンブレスをよけれるかどうかはアクション(7割)と運(3割)次第です
あ、全滅しても寝子島に特に影響はありません
今回は、全滅も一つの結果かなーと思っています
制服が焦げても異世界なので問題ない 元に戻る!