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ラブレター☆パニック!
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●慌てる人たち●
【南校舎1F:生徒玄関】
「うーん、見つからないな……」
下駄箱の前を掃除しつつ、(あくまで念の為に)自分の手紙も探していた
御剣 刀
だったが、片付けても片付けても、彼の分は見つからなかった。
まだ探し足りないのか、すでに誰かが持ち去ってしまったのか、それとも御剣の心配は杞憂で、そもそもそのようなものは無かったのか。御剣にはそのどれとも判別が付かない。
ともかく、そんなふうに手紙の山をゴミ袋に仕分けて、とりあえず昇降口の外に出し……他の生徒達の協力もあって、下駄箱前のフロアがようやく見え始めてきた頃。
「んっ……おい? まだここに誰かいるぞ?」
自分の最初の時と同じように、まだ底に埋もれている生徒がいる。化石の表土をハケで除くように、ホウキで丁寧に残りの封筒を払いのけると……すやすやとそこでお昼寝していたのは、友人の
夢宮 瑠奈
ではないか。
「って夢宮!? おい、寝るな! 起きろ!(ぺちぺち)」
「むにゃむにゃ……ふぁ、御剣くん? おはよー」
冬眠明けの小動物のように御目覚のクッキーを齧って、ようやく覚醒した瑠奈が言うには、
「なんか埋もれちゃったから、仕方なく寝てたんだよー(夢宮さん談)」
「って寝るなよ! 少しは脱出の努力をしろよ!」
あいかわらずポヤポヤなお嬢様である。
「わあ、でもずいぶん片付いたんだねー。ところで、この手紙、いったい何?」
「この期に及んで、まだ状況を把握してない奴がいたか……
いいか夢宮よく聞け、この手紙はだな」
と御剣の説明を、最初はキョトン……と聞いていた瑠奈が、次第に目に見えて慌て出す。
「自分の秘めた気持ちもラブレターに……?」
「はっ、まさかあれも……!?」
「大変、フツウを(人知れず)守らないと!」
はわわ……と立ち上がった瑠奈に、御剣が、
「もしかして夢宮、見つけたいラブレターがあるのか?」
「うん、あれが混ざってたら……フツウが大変なことに!」
「よく分からんが、俺でよければ探すのを手伝おうか?」
瑠奈の慌てた様子に御剣がそう申し出る。自分のラブレターはどうやら見つかりそうもないし、困ってる友人をこのまま黙って放ってはおけない。その御剣の申し出に、しばし迷いを見せる瑠奈だったけれど、
「あ……いやすまん。女の子のラブレターを探すなんて、
俺、ちょっとデリカシーなかったか? よく言われるんだ」
「ううん、そんなことないよ。ありがとう」
と首を振り、自分のラブレター探しを彼に頼むことに。ただ、ひとつ御剣にはお願いをする。
「探してる途中でもし、封筒の宛て名とかが見えちゃっても、
それはそれで仕方ないんだけど……でも、噂にはしないでほしいの。
周り回って本人の耳に入るのだけは、避けたいから」
御剣は神妙に頷き、
「わかった。約束するよ」
【南校舎1F:階段】
さてこちらは、
宇佐見 望月
、
志波 武道
、
楪 櫻
の、階段お掃除組のその後だ。といきが抜けた後もせっせと地道に続けた作業で、埋もれていた最下段の階段も見え始め、どうやら片付けの目処が立ち始めた様子。
「もっちーも櫻ちゃんも、美化委員でもないのにオツカレサマー!
あとひと息だ、ガンバローぜっい☆」
その武道のねぎらいの声に、踊り場にまとめたゴミ袋を櫻が見上げて、
「ふむ、しかしこの大量の恋文は、いったいどうしたものか。
……私には所詮縁の無い物だが、
捨てるのも燃やすのも、嫌がる者はいるだろうし」
一方、望月の方はと言えば、ちっとも見つからない武道のラブレター探しに飽きちゃったのか、手紙のベッドにごろんと寝転んで、何だか神妙な顔をしている。
「えーっと、でもちょっと待てよ? 冷静に考えると……
もしも武道ちゃんの恋ゴコロなんてものがあるとしたら、この俺様にだって」
ねこったーのタイムラインで生徒達の体験談をチェックすれば、この神魂現象は、本人がそれまで自覚していなかった無意識下の感情も、ラブレターとして具現化しているとのこと。
「……ってことは(ぽん)俺様が気付いて無くても、そんな気持ちがあったら
どっかにらぶれたあが紛れてるって事か……(さっと青ざめ)」
「待てこらー!! 俺のはどこだーっ!!」
浮かれていた望月の表情が一変! 重機のように残りの手紙をワッセと掻き集めれば、果たして!
「あったー! 見つけたー!」
大きな文字でデカデカと、自分の名前が入った封筒を発見だ!
「おろ? 見つけたってもっちー、何が?」
こちらを振り向く武道には返事をする余裕もなく、望月がその「宛て名」を読めば──
後木 真央
「って、宛て名が真央ちゃん!?」
大慌てで封を破って中身を確認すれば、ライトブルーの無地の便箋に書かれていたのは、じつにシンプルな、たったこの一言。
俺、宇佐見望月は、後木真央ちゃんが大好きです、以上!
「うわぁ! 今まで意味もなくじたばたしてた理由ってコレかよっ!」
宇佐見望月、ここに至ってようやく己の恋心を自覚する!
「……ッチィ、恋愛とかヒーローとかは柄じゃねーってのに!」
【北校舎1F:トイレ】
その頃、その
後木 真央
はと言えば。
体育館で見つけた例の、自分が「差出人」のラブレターをトイレに持ち込み、個室でその中身を確認しているところだった。鍵を掛けてようやく開いたその便箋を読めば、
「いつも率先して……頑張ってるのが格好いいと……え゛?」
便箋の「宛て名」を見るなり、速攻でびりびりに破ってトイレットペーパーで包み、それをトイレに流してしまう真央。自分でもひどく混乱した様子で、そのままふらふらと廊下に彷徨い出る。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月07日
参加申し込みの期限
2014年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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