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窓村センセイのはた迷惑な好奇心
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●面接14:00~(その1)
「この時間、面接が多くてね。三人とも入って」
窓村に呼ばれて、あまり綺麗とは言えない室内を見回すのは、
シダ 美穂戸
、
篁 文緒
、
桜庭 円
の三人娘である。
「シンチャオ シダだ お店番してたら お客に うわさきいた」
ベトナム雑貨店
『チュックマイマン』
のスタッフであるシダは、普段は体にピッタリとした民族衣装のアオザイを着こなしている。
だが今日はどういうわけか、彼女は水着で面接に訪れていた。
しかも腕には、どっさり食料を抱えている。
「ジュース チーズ やきそば ぜりー 持って来た シダ」
快活な笑顔を浮かべるシダの荷物に、窓村は差し入れと思ったか、すまないねと手を伸ばそうとして、シダにピシリとはたかれた。
「コン おまえに やらん シダのだ シダの たわけ」
ベトナム語混じりの、片言の叱責。もうすっかり、シダのペースである。
「ちっさくなれる 聞いた しろ シダも すぐ いま!」
さっさと床の上に一杯の食料を並べて、期待に目を輝かせるシダを宥めて、窓村は円に水を向ける。
「はじめまして! 窓村センセー、論文見たよ! すごく独創的だね!」
小さな体で元気一杯に挨拶する彼女は、緑の髪にゴスロリドレスという、ファッション雑誌から抜け出したかのような外見だ。
そんな彼女が
ボクシング部
に所属し、破廉恥(と円が判断した)な男子に天誅を下す、恐怖の
くるみ割り人形
としての顔も持っているとは、窓村は知らない。
事前に窓村学について調べてきたという、可愛らしい少女に、窓村は照れながらも律儀に訂正した。
「ぼくはまだ勉強中の身だ、思い違いで失敗もすれば、思い出すと恥ずかしい間違いもたくさんした。だから『先生』はよしてくれないか?」
「え? ボクからすれば、十分立派なセンセーだけど。でも窓村さんが、嫌ならやめとくよ。ごめんねー」
「ありがとう。で……そうそう、ぼくの研究を独創的だと言ったね」
窓村の問いに円は頷き、かねてより自身が寝子島書房の、一風変わった本の愛読者である事を明かした。
「寝子島書房の理論書に通じるものがあって、とても楽しめたよ」
「なるほど、そんな本が。ぼくに通じているというなら、きっと異端なんだろう」
「うーん、ボクは好きだけど……どちらかというと、そうかも」
言いよどむ円に、窓村は頷く。
「研究というのは、金も時間も掛かるものだ。余所と同じ研究をするのは、結局は時間の無駄になる。だから自ずと独自の目線で、テーマを探す事になるんだよ」
まあ、でも……と、窓村は天井を仰ぐ。
「最終的には、自分が好きな事を研究する事になるかな」
「わかるー! ねえ、バイト終わったら、論文でお勧めの物とか後で聞いてもいい?」
「いいとも」
「やったー!」
(ええと。呼び方は窓村さん、ですね)
ハキハキと窓村とやり取りをするシダや円に、文緒は引け目を感じていた。
大学に通う知り合いから、バイトの話を聞いて訪ねた彼女は、気取らない窓村に安心感も抱いていたが……やはり変人の放つオーラに、萎縮していたのだ。
「篁文緒です、よろしくお願いします」
文緒は花を持参していた。
「よろしく、じゃあ実験を開始しようか」
「え、面接はいいのですか?」
驚く文緒を、窓村は「この後も控えているから」と流す。
そして例によって、やかんがいい音を立てた。
「わ、痛そ……わぁ、ちっちゃくなってる!?」
椅子の上で、円は5センチ程の大きさに変わっていた。
眼下ではシダが床に並べた、弾力あるゼリーのクッションの上で、ぽよんぽよん跳ねていた。勢いで、ゼリーに身を躍らせて、ハムスターの頬袋を連想させる見栄えで、ごくりと飲んだ。
「ンゴーン きれい ぷるぷる つるっと入った」
文緒は30センチ程。咲き誇る花が、生きたオブジェのように大きい。
「視界が変わると、不思議の世界みたいです……」
「ほんとだねー……よっと!」
隣からジャンプで飛び移ってきた円が、滑り落ちそうになるのを絶妙なタイミングで引き上げ、文緒は安堵した。
「私の方が大きくて、良かったです」
「あ、ありがと……あは、ボク運だけはいいんだー」
【ブレイブハート】の効果を実感しつつ、円は冷や汗を拭った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月10日
参加申し込みの期限
2014年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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