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<高給&メリット満載>代理出席ウェディング
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【プログラム 3 披露宴開宴】
寝子島西方、高級リゾートエリアとして知られる星ヶ丘地区の海沿いに建つ高級ホテル、ステッラ・デッラ・コリーナ。壮麗な景色を望めるこのホテルでは、多くの娯楽施設を抱える以外に、ブライダルにも力を入れている。もちろんお値段はそれなりに張るが、一般層でも手を出せる設定になっていて、女性たちの憧れの場所となっていた。ここの披露宴会場が次なる舞台。
披露宴会場には大小さまざまな円卓が配置され、飾られる花瓶の効果もあってまるで花を咲かせているように見える。会場中央、スポットライトを集めたところに、今日の主役二人の着く席が用意されている。新郎新婦の入場を待ちながら、親戚、友人、会社の同僚ごとでしばらく交流の時間が持たれる。
「梅戸君、受付お疲れさま」
新郎の会社関係者席では
佐藤 英二
が、度々アルバイトで一緒になる
梅戸 有留
を労っている。
「最初は少し手間取ったけど、塔ヶ崎さんや御巫さんのおかげでなんとかこなせたよ。ありがとう」
塔ヶ崎 璃亜
と
御巫 時子
も同じ席を囲っている。さらに彼女たち2人の間、ミステリアスな雰囲気をまとったオッドアイの少女がいる。
ジャンヌ・クローデル
。いつもはぼーっと眠気眼な彼女も、アルバイトとあって背筋はピンと伸ばしている。
「ジャンヌさん、お人形さんみたいですね」
「本当、すごい可愛いです」
璃亜と時子に続けざまに褒められるが、薄紫のカクテルドレスにボレロをかけ、大人っぽい演出を心がけたジャンヌの表情は曖昧だ。
「似合う……かな?」
消え入りそうな声でつぶやく。
「とても似合いますよ。やはりドレスは外国の方が一番です。英二さんもそう思いますよね」
「え? あ……うん」時子に突然振られ、口ごもる英二。「可愛いよ! な、梅戸君」
「そ、そうだね!」
普通属性の2人はアドリブに弱い。
「あり、がとう……嬉しい」
余興で前に出るジャンヌ、同席のメンバーとやり取りして、少しだけ緊張がほぐれる。
会社関係者席には他に3人。
「俺は本当に以前、宇品君と働いてたことがあるから。何かあったら俺を頼ってくれな」
暗道 忍
が余裕綽々といった面持ちで、椅子に深く腰をあずけている。
「それは心強い、助かる」
矢萩 咲
が言う横で、ジーッと
月守 紗智
が視線を投げている。
「ど、どうした月守さん……?」
「先輩、随分大胆で可愛いドレスですねー」
「うっ」身をよじり、はだけた胸元を慌てて隠す。「これは……旅鴉さんに無理やり」
「ほんと可愛いですーもっと見せてくださいよー」
2人のやり取りに視線が集まる。
「月守さん! 咲のことを可愛いとか言うのはやめなさい! こら、やめて……」
赤面する咲。気持ちを落ち着けようと、炭酸を一気に飲む。
「あ、まだ乾杯してないのにー」
「飲まずにはいられん……!」
これが咲に悲劇を与えることになるのだが、それは後々の話である。
「会社関係者席方面、なんだか楽しそうですね〜」
「ボロが出ては大問題です。注意して観察しておきましょう」
友人席では、
小刀祢 雫
と
小刀祢 切奈
がひそひそ声で相談しあっている。その隣で
時枝 香苗
は、
(早く来ないかしら……フレンチ)
新郎新婦ではなくフレンチコースを今や遅し、待ち望んでいた。
「引き続き、あちらの友人席も注意ですよ」
「はい」
今度は別の席へと目を光らせる「何でも屋」の2人。その席は珍妙な空気が流れていた。
「いやあ、披露宴も隣とは奇遇だね。引き続きよろしく」
(うう……もう帰りたい……)
霧生 渚砂
と
碓氷 真理
、結婚式で悶着あった2人がまた隣り合わせた。同じくやり取りした
篠崎 響也
と
トーマス・ジャスティン
や、疑似カップルの
常闇 虚
と
北園寺 衝
も同席している。
「それではこれより、新郎宇品 守と新婦永作 真里の結婚披露宴を始めさせていただきます」
会場は暗転し、司会の進行によって披露宴は開始される。
「新郎新婦のご入場です」
会場の扉が開きスポットライトが当てられると、衣装を替えた新郎新婦が輝きに満ちた表情で2人手を組んでいる。ウェディングナンバーに合わせて共に歩み、それぞれの席を回っていく。
「おめでとう!」
「素敵!」
拍手と声援の中、2人は参列者1人1人に丁寧に頭を下げていく。代理出席の新郎側一同も、アルバイトのことなど忘れて、心から2人を祝福した。
新郎新婦が席に着くと、参列者の紹介が行われる。新郎の妹や弟、祖父、そして親戚。さらにはゲストとして招かれている者たちもいた。
「新郎の職場であり、2人の出会いの場となった寝子電スタジアムの関係者の方々にも来ていただいています」
立ち上がり、ゲスト席にも丁寧に頭を下げる新郎新婦。
そのゲスト席の中に、町役場代表として
鷹峰 嵐
は参列していた。
(自分の身元も不明なのに結婚とは、随分と良いご身分だな)
メガネ越しに睨みながら、嵐は守に心中で訴えかける。記憶喪失者の守を保護したのも、彼に仕事を紹介したのも、嵐ら町役場の職員だった。
「本日はおめでとうございます。町役場を代表して、お祝い申し上げます」
どうぞ一言、とマイクを渡され、表面上は社交モードを貫く裏で、
(俺が嫌いな人種……てめぇのように分不相応に幸せを享受しようって奴なんだよ)
内心では毒づき続けている。
少し、その幸せをぶち壊そうか。
仕事中だから派手にとはいかないが、やれることはやってみよう。幸せの壊れる様を想像し、卑屈な笑みがこぼれるのを押さえるのに苦労する嵐であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月09日
参加申し込みの期限
2014年01月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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