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【七夕】寝子島の縁日
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●ぎこちない2人
浴衣を送られた
松谷 洋志
は、折角だから、これを着て七夕ゆかた祭りに出かけることにした。
「お祭りということあって、すごく賑わっているな」
人混みの中に
エカテリーナ・クロキ
がいたので声をかけようとしたが、どう話しかけたらいいのか躊躇う。
(プールの時みたいに、気まずい雰囲気のままでいたくないな。少しはお話できるようになったかなって思える人だし……)
「やあ、元気してた? 君とはプール開き以来かな?」
「そ、そうですね……」
エカテリーナから話しかけてきたので、ドキッとなった洋志だった。
(あの時のこと、まだ引き摺ってそうね)
プール開きで泳ぎ疲れたエカテリーナがよろめいた時、転ぶまいとして彼女が手を伸ばした先に洋志が立っていたことがあった。
彼に抱きとめられる格好になったので、エカテリーナは気恥ずかしくなり、言葉が出なかった。
華奢だが、それなりにしっかりとした体格の洋志に「やっぱり男子なんだなあ」と思ったが、思わぬアクシデントを体験したので、ものすごく照れ臭くなった。
気まずい雰囲気を打ち破ったのは、エカテリーナの一言だった。
「ねえ、あの事、まだ気にしてる?」
「す、少し……ですけど……」
「私は、あの事は気にしてないし、気にしてほしくないと思う」
そう言われても、アクシデントとはいえ、女の子を抱きしめてしまったことは、そう簡単に忘れられない。
「男の子が、いつまでもウジウジと過ぎたことを引き摺らない!」
「は、はいっ!」
洋志がビクつくので、当分このことを忘れられないだろうと思うと頭が痛くなってきた。
「だから、あの時できなかったことの代償行為ってことで、消化してもらおうかな?」
「しょ、消化……?」
「食べ物の屋台で何か奢って」
お金は基本貯金、トレーニング関係以外では必要な物しか買わないエカテリーナは、買い食いには縁が無い。
自分のことは何でも自分でしないと、という意識があるので、誰かに甘えたり、頼るのは苦手だ。
プールで肩を貸してもらわなかった分だけ、今日は洋志に頼ることに。
その本人は無茶なことを要求されるかと心配していたが、頑張ってエスコートし、仲直りするチャンスを作る決心を。
「僕で良ければ、屋台で何か御馳走しますよ。それと……その浴衣、似合ってますよ」
「ああ、この浴衣? おばあちゃんが送ってくれたんだけど……今更ソ連柄もないわよねー、さすがに」
「じゃ、じゃあ……行きましょうか」
(この浴衣、頑張って選んだんだけど、似合っていると良いなぁ)
細縞の入った紺地の浴衣姿の
千鳥 雅人
は、早めに待ち合わせ場所に。
雅人がいつも来るのが早いことを知っていた
白柳 さえ
は、早めに家を出たので、待たせることなく会うことができた。
「浴衣なんて着るの久しぶりだから、ちょっと動きにくいけど、特別な服を着ると楽しい気分になるよね」
こういう時にしか着る機会が無いので、さえにとって、浴衣は特別な服だった。
「似合ってるよ、さえちゃん」
「ありがとう、そう言ってもらえると嬉しいな」
天の川鑑賞会が始まるまで時間があるので、それまで屋台巡りを。
「うちの神社、毎年お祭りしてたんだ。楽しかったなぁ……」
実家にいた頃をを思い出し、いつかは、さえにも実家の神社のお祭りを楽しんでもらいたいと思う。
「雅人くんの実家、神社だったよね? お家でお祭りだなんて、なんだか凄いなぁ。小さい頃の雅人くんも見てみたかった!」
「それじゃあ、いつか一緒にうちの神社のお祭りを楽しもう。今日は、ゆかた祭りをね」
談笑しながら、手をつないで屋台を見て回るよ。
「いっぱいあって目移りしちゃうねー。お祭りってわくわくするよね! 何食べようかなぁー」
「どこがいいかなー? 行きたいところがあったら、遠慮なく言ってね! 今日は俺の奢りだよーっ」
人混みでさえが迷子にならないように、彼女の手をぎゅっと握る。
手を握られたさえは、守ってもらえると嬉しくなった。
(こういう時は、男がちゃんとエスコートしてあげなきゃダメだって父さんが言ってたもんっ。頑張るぞ!)
(今日は縁日デートや。彼氏の意地に賭けて、最高の思い出作ったる!)
お祭りデートということで、張り切って浴衣を着てきた
難波 辰
は以前のデートを思い出していた。
そのことについて考えているうち、
四野辺 蘭月
が駆けつけてきた。
満月、半月、三日月などの月の模様を散らした華やかな浴衣、ツインテールを束ねているリボンを蘭の花と、名前にちなんだコーディネートだ。
手にしている和柄のポーチには、財布と買ったものを入れるために大きめのものを。
「難波くんも浴衣なんやね。えへへ、お揃いや」
「張り切って浴衣着てきたんやけど、似合うか? 居酒屋の先輩のおさがりなんやけど……。彼女とデートゆーたら、ばっちしキメてこいって……」
「蘭月、めっちゃ浴衣似合うわ。恥ずかしがることないやん。縁日言うたら、全屋台制覇が夢やんな!」
目を輝かせ、屋台の隅から隅まで食べて遊んでと楽しさを隠せない蘭月だったが、いきなりこう言い出した。
「そういえば、前に難波くん、お祭りデート、急に行けへんくなったことあったやん? 今日はあの日の分を取り返すで!」
テンションが上がっていたが、我に返り、今日はデートや! と、彼女としてこれじゃあかんと考え直す。
(難波くんと一緒やと、気ぃ使わへんでええからつい安心して甘えてまう。これじゃあかん、気ぃつけな)
そんな蘭月の気持ちに気づいたのか、辰は、手を引っ張って食い物系の屋台全制覇しようと手を繋ぐ。
「何、食いたい? 今日はどーんと奢ったる! この日のためにバイト代、貯めたんや」
蘭月は初めての彼女なので、手を繋ぐだけでドキドキする。
辰はそれを顔には出さず、クールなポーカーフェイスでキメて華麗にエスコート。
「難波くん、こっち行こ!」
手を繋ぐ蘭月は、辰は女の子と話すのに慣れていそう、元カノとか、たくさんいるのだろうと一瞬思った。
(手ぇ繋いだくらいじゃダメかな……せやったら、抱きついてみよかな! ベタやけど、おばけ屋敷とかで)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月12日
参加申し込みの期限
2014年01月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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