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\ オーバータイム!/
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Geheime Maske
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大きな家だし、何かないかな? そんな好奇心から探索を始めた冥の耳に、綺麗なピアノの音が届いたのは、階段を上がった先だった。うっとりするような旋律に耳を澄ませ、聞いたことのある音に目を丸くする。低音を弾いているのは、きっと深雪だろう。
冥は音を頼りに部屋を探し、開いていた扉から中を覗きこんだ。黒いグランドピアノの前には二人の人影があり、一人は冥の予想通りだったが、もう一人は知らない顔だった。小さくてとても可愛い女の子だけれど、多分同い年か一つ下くらいだろう。凄く上手い演奏に、冥は目を閉じると聞き入った。
音の波は穏やかで、スルリと心に入ってくる旋律は優しい。このまま音の中に溶けてしまいたくなるくらい、心地良い。メイも、こんな風に素敵な音を届けられたら良いな。そんな事を考えていた時、静かな曲が緩やかに終わり、冥は大きな赤い瞳をパチリと開けると手を叩いた。深雪と優妃が驚いたようにこちらに目を向け、冥は部屋の中に入るとにっこりと微笑んだ。
「勝手に入ってごめんね。とっても素敵だったからつい……」
優妃がビクリと肩を上下させ、深雪の後ろに隠れる。野生の小動物を髣髴とさせる動きに冥が首を傾げ、深雪が双方にフォローを入れる。
「優妃、俺の隣のクラスの榛名だ。別に怖がる必要はねぇ。あと榛名、優妃は何と言うか……人見知りが激しいんだ」
「人見知り? そっか……あの、優妃ちゃん……? もし良かったら、ここにいていいかな? もっと、優妃ちゃんの音が聞きたいの」
優妃が小さく頷き、何かを言いかけて口を噤む。なかなか言い出せない様子に冥がゆっくりと言葉を待ち、深雪が「大丈夫だから」と背中を押す。
「……私……上手く、お喋りができなくて……。別に……榛名さんが、特別怖いとか……じゃ、ないの……」
今にも消え入りそうな声だったが、冥にはしっかりと届いた。冥は分かっていると言うように微笑みながら頷くと、ポンと手を叩いた。
「ねぇ、一曲リクエストしても良いかな? 皆が元気になれるような、明るい曲が良いの」
その言葉に、深雪と優妃が少し考えた後で音を紡ぎ出す。華やかでキラキラと輝く音の海に、冥はすぅっと息を吸い込むと静かに歌いだした。ピアノに寄り添うように繊細に、願いを乗せて透き通るような歌声を響かせる。
この音が、王輝くんにも届きますように! そしたら、きっと、元気になれるよね……?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月13日
参加申し込みの期限
2014年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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