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芽森菜々緒の友愛
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【菜々緒の誕生日を祝おう】
テーブルに料理が並べられる。
如月の作った肉野菜炒めとポテトサラダが並ぶと、彼は菜々緒に声を掛ける。
「お嬢様にゃちょいと野暮ったいもんかもしれんが……。こういう簡単に作れるものもある」
(ま、とりあえずそれなりに食えるもんが作れれば、独り暮らしも少しは潤うんじゃねぇのか)
そう思いながら、更に言葉を繋げる。
「俺はあんたの友人じゃねぇ。せいぜい知り合い程度だ。だが……。知らないのと知っている、は大違いだ。少しはあんたの事を知れた……。とりあえずの一歩だ」
そう言うと如月は席に着いてだんまりを決め込む。
菜々緒は彼の言葉を胸にしまうように微笑んだ。
他にも霧切の作ったローストビーフ、宇佐見の土鍋炊きご飯も並ぶ。
「お好み焼くからって、かつお節とキャベツ持ってきてて正解だったな。出汁と溶き卵とキャベツで澄まし汁も作ったぜ」
宇佐見は全員へ振舞うと、菜々緒リクエストのお好み焼きの実演の準備に取り掛かる。
「先輩、喰いもんってのは、生きる元なんです。笑ったり泣いたりする元気も、いい飯喰わねーと出ねぇんす。体に入った喰いもんの命の分、元気になれます。悩みがあったら、またうさぎ屋で美味い飯喰って下さい」
菜々緒は「そうさせてもらうわね」と頷いた。
「味付けは各自塩胡椒をお好みでネ」
「上手く焼きあがったな。我ながら完璧だ」
セルゲイのボレンコールに双葉のバジルピザも完成、どんどん食卓が賑やかになっていく。
「よかったら……、どうぞ……」
スピカもサラダを並べる。ドレッシングも手製のものを振り掛けた。
「俺もスコーン焼いてきたぜ! 寮の奴等に毒味もさせたし美味しいぜ!」
吉祥寺がテーブルにスコーンを並べ出す。
彼女は病気の後遺症による味覚障害だが、寮生の手助けの甲斐あって味の抜かりはない。
「みんな、協力してくれ……」
望月は大量の玉子焼きを皿に乗せてきた。
菜々緒の作った失敗作を含む山盛りの玉子焼きに、参加者は唾を飲み込んで覚悟を決めた。
「それじゃ、ケーキ登場よ!」
霧切と宇佐見がそれぞれ作ったケーキがここでお披露目された。
霧切のケーキは正統派、生クリームと苺のホールケーキだ。
宇佐見は生ロールケーキに生クリームをあしらった細長いケーキ。
……その両方に、何故かグミのカエルが阿波踊りをするかのようにデコレーションされていた。
「菜々緒ちゃんセンパイは玉子焼きばっかだったのだつまらないのだ。だから真央ちゃんがボケたのだー!」
犯人は真央。調理班は「コイツ、やりやがった!」と一斉に後木の顔を見遣った。
「ちょっといいかしら?」
霧切は逃げようとする後木の首を掴むと、笑顔で廊下へ引っ張っていく。
すぐに2人は戻ってきたが、後木は珍しく涙目且つ表情が強張っていた。
「翠子ちゃんセンパイ……、ゴメンナサイなのだ……」
「今日はこれくらいにしてあげるわね。悪戯はほどほどに!」
いい笑顔の霧切が後木に何を言って叱ったのか、謎のままである。
料理も出揃ったところで、真打ち登場だ。
「この前の事件、大変だったし……、そんな気分を忘れさせる為にも全力で祝うぜーい☆ 菜々緒先輩、ハッピーバースデーいぇー!」
盛り上げ特攻隊長、
志波 武道
、見参!
「乾杯の前に、セーンパイ☆ 俺描いて是非描いて! 5分デッサンでもいいから☆」
志波のおねだりに、菜々緒はスケッチブックと筆記用具を小山内から借りることで承諾の意を表す。
「ほらー皆のご期待にそなえて今日もちゃんと神速脱衣できるように」
「志波さん……!?」
黒依が首を振って志波を止めた。
「も~アリーセちゃんのイケズ☆ 分かった、後でのお楽しみ!」
志波、それでも脱ぐことを諦めないらしい。
その間にも菜々緒は筆を進めていく。
「出来ましたよ」
志波にスケッチブックを見せた。
周りもその絵を注視する。
「凛々しく書き過ぎでは?」
エレノアがクスクスと笑みを漏らす。
確かに、終始巫山戯てた志波とは真逆の、クールで真面目そうな好青年の志波が描かれていた。
「男前過ぎるな」
霧生が苦笑してツッコミを入れた。
だが、志波だけはまじまじと描かれた自画像を眺めて驚いていた。
「……凄いな、君は」
思わず漏れてしまう、志波の『素』の声。
「私は志波さんの目を見て、『視えた』ものを描いただけです」
菜々緒はさらりと言ってのけた。
これに志波は慄然としてしまう。
(君には……、俺の根っこが見えているのか? だとしたら、俺の本心はどこまで君に筒抜けなんだ?)
志波は普段こそ茶化しているが、根は(自分の弟を守る為に)どこまでも冷静で真摯で真面目な性格なのだ。
(まぁすぐにいつもの『俺』に戻すけどなキャピッ☆)
再び志波は道化に戻った。
「さんきゅー! んじゃ、定番のお誕生日ソングいってみよー!」
志波の進行で、ブリジットと桜庭が歌いだす。
ハッピーバースディ、トゥユー、ハッピーバースディ、トゥユー♪
参加者も自然に歌いだす。
ケーキのロウソクにも火が灯され、部屋の電気が消された。
ハッピーバースディ、ディア菜々緒~♪
ハッピーバースディ、トゥユー♪
「先輩、吹き消して!」
桜庭に促され、菜々緒は慌ててロウソクの火を吹き消した。
「「おめでとうございまーす!!」」
割れんばかりの拍手。
部屋の明かりが点くと、菜々緒の顔は真っ赤に染まっていた。
「ありがとう、ございます……!」
恥ずかしそうに菜々緒は頭を下げる。
「それじゃ、菜々緒先輩、ちょっと早いけど誕生日おめでとう、かんぱ~い!」
「「カンパーイ!!」」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月28日
参加申し込みの期限
2014年01月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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