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【七夕】飛べ、天の川! ラブラブ♪ランデブー!
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【ともだちどうし】
工藤 耀
と
七音 侑
は友達同士。
今夜は2人でお祭りを満喫すべく、夜店を堪能しながら展望台を目指していた。
「ねー次どこいく? どこいこっか? あ、あっちのおいしそう! あそこのお店楽しそうだよ!」
七音は目を輝かせながらはしゃぎ回る。
「おいおい、あんまり離れるとはぐれるぞ?」
工藤がからかいながら林檎飴をかじる。
「大丈夫だにー! ほら早く早くー!」
てってけてーと人ごみをフットワークよく突き進む七音に呆れながらも、工藤もそれに付いていった。
「サッカー部の俺にフットワーク勝負を挑むなんていい度胸だ!」
「わーい! こっちだにー!」
2人はじゃれあいながら、そのまま屋台街を突き進んでいった。
展望台まで来ると、観光客でごった返していた。
「あや。けっこう混んできたねー? やっぱり恋愛成就の噂のせいかな?」
七音がねこったーをチェックしながら工藤に尋ねてきた。
それを工藤は要領得ない顔で返答した。
「何だその噂……? 恋愛成就ねぇ。みんな好きだよな、そういうの。俺には恋愛とかよく分かんねーな」
「ねね! そういえばサッカー部ってやっぱりモテモテなのー? ほら、だってウチがいる陸上部と違って他校との試合とか色々あるし、かっこいいしで人気あるのかなーって、ドラマとかでもよくあるし?」
「いきなり何言ってんだ?」
工藤は彼女の問いを理解しがたいと言った。
「サッカー部だからってモテるって訳でもねーし、だいたい、ドラマは現実じゃないだろ? まあ……、他所の学校相手だったらモテるかもな? 寝子高は知らね」
だって俺モテてねーから、と工藤は付け加えた。
この答えに、何故か七音の機嫌は悪くなっていった。
(他所の学校相手だったら? ふん! そんな『にわか』よりウチの方が工藤君のこと知ってるし仲いいもん! 一番の友達はウチだもんね!)
七音は目の前の鈍感男と、この鈍感男が他校の女子生徒にならモテるかもしれないと鼻を高くしている態度が気に食わなかったのだ。
七音は工藤の一番の友達だって自負している。
だからこそ、他校の女子生徒に友達を取られるような可能性があってたまるか、という話なのだ。
「あ、短冊願い書き上げちゃおうよ!」
七音が短冊を工藤に渡すと、自分は手早く願いを書いてしまう。
『工藤君と一番仲良しでいられますように!!』
「なんて書いたかは秘密ー♪ 上の方に飾ろうっと!」
155cmの彼女が上の方へ飾るために、何度もぴょんぴょん飛び上がって笹を付けようと奮起し始める様を微笑ましく眺めつつ、工藤も短冊に願いを書く事にした。
「さて、願い事……。俺はこれしかないな」
『サッカー部が全国大会に行けますように』
サッカー部の活躍を夢見る工藤が短冊を吊るしていたら、その視界に異様な光景が飛び込んでいた。
「うぴょっ!? う、浮いちゃってるー!?」
努力の甲斐あって竹の上へ短冊を結んだ七音の足元が、地面から浮き上がっていたのだ!
「七音!?」
工藤は咄嗟に七音の手をを後ろから引き寄せる。
だが、浮力はますます増していくばかりだ。
「飛ばせねぇ……!」
ぐいっと七音の体を沈ませ、その肩を後ろから抱き寄せる工藤は「しまった」と唇を噛む。
(これ、他人から見たら七音を抱きしめてると誤解されちまうじゃないか!)
そう思った瞬間、工藤も神魂の影響で飛び上がってしまった。
「やべぇ、俺までスカイハイ!?」
みるみるうちに、2人の体は厚い雲の中へ吸い込まれていった。
「工藤君に抱きしめられて大丈夫かと思ったけど結局二人で浮いちゃった」
「なんか楽しそうだな、七音……」
飛んだよ、俺飛んだよ、と呆然としている工藤に対し、目の前の天の川の輝きにキャーキャー喜ぶ七音。
全くもって対極の反応である。
七音はしがみついている工藤を落とさないように腕を回すと、そのままギュンギュン星の海を飛び回り始めた。
「にゃはは、これはこれで楽しいかも-! これもやっぱりろっこんなのかにー?」
「お、おい! ジグザグに飛び回るなって!」
口では嫌がる工藤だが、その口元は楽しそうに口角が釣り上がる。
しばらく飛んでいると、七音は天の川を指さした。
「わー! みてみて、すごいよ! 下で見てたときよりもっと綺麗!」
「すっげぇ……」
空に浮かぶ宝石が河のように夜空に流れていく。
その輝きを眺め、工藤が口を開いた。
「悪くないな」
段々とそう思えてきた。
七音は「でしょー?」と満面の笑み。
すると七音は唐突に工藤の体を突き放し、すかさず工藤の腰を掴んで叫んだ。
「あの映画の有名シーンの再現だにー!」
船首でヒロインが両手を広げ、主人公が後ろから抱きしめる有名なシーンだ。
だが、七音の場合は男女逆転の状態で再現しており、更にはシーンの再現というより組体操の『トーテムポール』のように工藤を膝の上に乗せて腰を抱えバランスを取っているようにしか見えない。
「状況が違ぇだろ!」
工藤はツッコミを入れると、七音の手を取って横並びに飛行し始めた。
「焦った……! 一瞬落ちるかと思った。次、俺の手を離そうとしたら頬抓るからな?」
「にゃはは、ごめんごめん」
笑ってごまかす七音。
2人は星を目の前にして男女の友情を深め合う。
――そこへ轟く、ナニカの声。
異変を察知したのは七音だった。
「工藤君! 空から女の子、じゃない、オカマが降ってきたにー!?」
「な、なんだってー!?」
2人が漆黒の闇を見上げれば、そこには股間に銀河の螺旋を描く
ミッシェル・ナイスゲイ
が大気圏を再突入してこちらへ向かって来るではないか!
「いやぁ~ん、イケメン発見ですわぁ~ん♪」
宇宙から飛来する全裸のゲイ!
標的は工藤!(容姿:格好良い)
「さぁ、怖がらずにお尻をこちらに向けて! 大丈夫! この螺旋パワーなら行けるわよぉ~ん! だからぁ、今すぐアタシのドリルと連ケツ合体! 天国への特急切符をアナタにあ・げ・ちゃ・う♪」
ミッシェルは巨大ドリル(隠語)を真下に向け、そこを中心に体を高速回転させ始めた!
「イックわよぉ~ん!
ナイスゲイ四十八手・二十三式、ギガドリル
菊一輪挿し
!
」
人間ワインコルク抜きめいたミッシェルが工藤の尻へ急降下!
「な、七音、逃げるぞ!」
「にゃははは! よく分からないけど逃げるにー!!」
2人は急速降下!
だがミッシェルの速度の方が数段早い!
「そのコルク(隠語)を最初に抜くのはアタシよぉ~ん♪」
「ふ ざ け る な !」
ブチ切れた工藤は、自身の帯のハート柄に触れた!
工藤のろっこん『フィールドハーツ』が発動し、脚力が増強!
落下する全裸にタイミングを合わせ、彼は空中で逆上がりをする感覚で足を振り上げた!
「変態撃滅オーバーヘッドキーック!!」
工藤の蹴りはものの見事にミッシェルの顔面に直撃!
強化された脚力によって、全裸ゲイは流れ星となった。
「まだまだアタシはしぶといわよぉ~ん、よぉ~ん、よぉ~ん――(ドップラー効果)」
ゲイは飛んでいったが、蹴りの反動で2人は真っ逆さまに墜落していく!!
――気が付けば、竹の前で工藤と七音はぼーっとしていた。
「さっきまでのは夢だったのか? むしろ悪夢? ……いや、こうして七音と手を繋いだままだから、夢じゃねーかも」
げっそりとやつれた工藤に対し、七音は無邪気に笑みを向けてくる。
「すごい天の川綺麗だったね! えへへ、じゃあ帰ろー。……うに? 工藤君もう手を離しても大丈夫だよー?」
七音はずっと繋ぎっぱなしの手を見詰める。
それに工藤は、恥ずかしそうにこう言った。
「べ、別にいいだろ? 人が多くなってきたし、手を離したら『お前』、迷子センターにお世話になりそうだし」
「にっ!? ま、迷子になんかならないもん!!」
反論する七音の頭を優しく撫でてからかう工藤。
(なんでか知らねぇけど……、何かこうしたくなったんだ、『お前』のこと……)
工藤、無意識に彼女の呼称が苗字の『七音』から『お前』に変わったことに、気が付いていない――。
工藤 耀
:自身の心の変化に気が付かず(親友認識)
七音 侑
:一番の親友とずっと一緒に♪
ミッシェル・ナイスゲイ
:もうワンチャンあるで!
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コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月25日
参加申し込みの期限
2014年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月01日 11時00分
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