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【七夕】飛べ、天の川! ラブラブ♪ランデブー!
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【もしも変わってしまっても……】
「創君……! その、……この浴衣は似合ってますか?」
黒地の牡丹柄の浴衣を翻す
添木 牡丹
は、はにかみながら彼氏の
戌井 創
に尋ねる。
戌井は愛くるしい笑顔で頷いた。
「すごく可愛いよ、先輩!」
ぎゅっ、と牡丹は戌井に抱きつく。
「ありがとう、創君♪ えへへ……、今日は楽しみましょう♪」
「うんっ!」
照れながらも牡丹はワンコみたいな戌井と手を繋いで展望台を目指す。
だいぶ雲も晴れてきており、天の川も見上げれば顔を出している。
「せーんぱい♪ 短冊書こう?」
「そうですねー、何お願いしましょう?」
終始イチャイチャしながら2人は短冊に願いを込める。
(短冊、どんなお願いにしようかな……?)
戌井は最初にバスケットボールのことが頭に浮かんだ。
(んーっと、えーっと……『目指せ全国!』 ……だめだなー、それは自分で掴み取る目標だし……)
次に思い浮かんだのは、身長のことだった。
(それじゃあ、『これから身長20cmくらい伸びますように……』 ……かっこ悪い……)
むむむ、と唸っていると、嬉しそうに短冊を書く牡丹の横顔が目に留まった。
(やっぱり先輩との仲を願うのが一番だよね!)
戌井は一字一句想いを込めてしたためた。
『先輩がいつも笑顔でいられますように!』
牡丹はずーっとニコニコしながら細かな文字で願いを書いていた。
その行数、なんと
30行
である。
『私の大切な人達が怪我しない様に。後、私が…私のままで居られるように。それから創君とずっとずっとラブラブ出来ますように。欲を言えば、高校を卒業したら結婚して…(将来のラブラブな願望をびっしり書き連ねているので以下略)』
長ッ!
2人は短冊を吊るすと、「もうお前らクソ甘ぇよ」と言わんばかりの勢いで空へ飛び立っていった。
「はわわ! なぜか空を飛んでしまいました!」
「うわわ、ボクも空飛んでる!?」
そりゃそうだ、君たちが一番甘々だったからね!!
星の海で、2人は相変わらず手を繋いでイチャイチャ。
余りにも甘いので、会話劇だけでお届けいたします。
戌「星がきれー!」
牡「本当にキレイですねー」
戌「でもせんぱいの方が、キレイだよ……」
牡「やだぁ、創君ったらカワイイ♪」
戌「あ、見て見て、家ちっちゃーい!」
牡「星ヶ丘寮が見えますね、創君のおうちはどこですか?」
戌「桜花寮だからあっちだよ! あ、せんぱい、寒くない? だいじょぶ?」
牡「うふふ……、創君がぎゅーってしてくれたらあったくなりますよ?」
戌「うん、じゃあ、ぎゅーってするね?」
牡「もう、創君は甘えん坊さんですねぇ♪」
もう勘弁してくれ、どこぞの乾物が裂きイカになっちまうよ……。
牡丹は戌井を抱きしめながら、胸元から小箱を取り出した。
「えへへ……、今日はありがとう。これ……、今日のお祝いにバイトして買ったペアリングですぅ」
「わぁ、ありがとう!」
早速戌井は指に嵌めると、サイズがぴったりだった。
だが、戌井はちょっと困った顔をしてしまう。
「……嫌でしたか?」
「ううん、違うんだ。えっとね……、その、ボク、お礼とか、出来るものもってないし……」
その言葉に牡丹は首を振る。
「気にしないで下さい。創君からの愛があれば、他にもう何もいりませんよ」
だが、戌井にも男のプライドが存在した。
「そういうわけにはいかないよ。だから、その……」
戌井が牡丹に顔を近付けると、牡丹も目を閉じてそれに応えた。
そして……。
「ぼ、ぼくで……お返し、ってことで」
「嬉しい……、創君……愛してますよ」
2人は抱き合うとずっと愛を囁き合う。
「創君……。もし、私が『私』でなくなっても、愛してくれますか?」
牡丹の問いは、ある可能性についての懸念だった。
もうひとり、牡丹の中に他人が『いる』のだ。
そいつが出てきたら、戌井はきっところ――。
「よく分からないけど……、ボクはせんぱいが大好きだし、これからもずっとせんぱいと一緒にいたい。これは本心だから」
「はじ、め、くん……」
嬉しくて、ポロポロと溢れる涙を戌井は優しく指で拭ってあげた。
「ボクがいるから」
戌井は彼女を優しく抱き締めた。
牡丹も彼を抱き締める。
……そして、彼女の赤い右目が、ぐるりと嘲笑うかのように回った。
添木 牡丹
:愛を信じ、立ち向かう覚悟を得る
戌井 創
:愛を信じ、彼女を守る決意をする
民谷 鋭二
:ろっこんで2人のキスシーンを演出
<了>
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あとがき
担当マスター:
焼きスルメ
ファンレターはマスターページから!
ご参加いただきまして誠にありがとうございました、乾物こと焼きスルメでございます。
皆様の恋愛アクション、しかと受け止めて描写致しました。
何度執筆しててゴロゴロモダモダしたことか……!!
乾物だって恋愛モノが書けるんです。
最後は安定のカオスだけど!!
実はですね、もっとリア充爆破するボッチーズが多く参加されるかと思っておりました。
ですが、蓋を開けてみればカップル&リア充ばかりの輝かしいアクションばかり!
嬉しいですね、ここまで皆さん相手を熱く想うアクションを乾物に投げてくれるだなんて!
皆様が満足できるよう、少しでも努力させていただきました。
お気に召していただけたでしょうか?
そして、肝心(?)のボッチーズは数える程度しか……。
これに対して、カウンターアクションが山ほど届いておりました。
これについては申し訳ありませんと謝るほかありません。
一部の方のカウンターアクションは空振りとなり、代わりにアドリブで他のPCの方と絡ませていただきました。
何卒ご了承下さいませ。
それと、今回は原則オムニバス形式での執筆を選択しました。
なので『ガッツリ描写で一場面決め打ち』か『薄く描写でちょこちょこ』のどちらかになっております。
こちらも合わせてご理解の程頂ければ幸いです。
また、一部GAで会話の下りが不自然な方は、アドリブで補っていることもお伝え致します。
特に今回は人数無制限シナリオですので多くの方が目を通すと想定しました。
ゆえに初見でも混み入った事情を紐解けるように努力致した次第です。
アドリブ分は主にその部分に割かれておりますので、そちらも合わせてご理解くださいますよう、お願い致します。
ちなみに、ガイドに登場しないNPCをアクションで指定された方が多数いらっしゃいました。
お気持ちは分かります。よく分かります。
ですが、こちらも申し訳ありませんがアクションの公平性を期すため、すべての行動を採用することはできません。
ゆえに表現をぼかしたり、マスタリングを行っております。
原則、ガイドに登場しないNPCはPCと関われない(アクションに記載してもマスタリング対象になりうる)と認識して頂きたく存じます。
これは乾物シナリオ以外でも適用される事柄ですのでご容赦下さいませ。
では、今回全員に称号を授与しますので、個別コメント是非ご覧下さいませ。
一部の方は『ペア称号』もしくは『対称号』となっておりますよ?
また、『花称号』も授与しております。
花言葉を調べてみると……??
そして、コメントページ・ダイアリーでの感想・ご意見もお待ちしております。
(称号の開示もダイアリーにてお勧めします)
乾物は逐次チェックしております。皆様の言葉が次の執筆の糧となります。
最後に、アンケートです。
もしよろしければ、【どのエピソードが印象に残ったか?】をコメントページまでお寄せくださいませ。
自薦他薦問いません。ご参考までにお聞かせいただけたら幸いです。
それでは、次回のシナリオでお会いしましょう……。
乾物こと、焼きスルメでした。
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ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月25日
参加申し込みの期限
2014年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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