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【七夕】飛べ、天の川! ラブラブ♪ランデブー!
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【彼女たち(?)の空飛ぶ恋愛事情・1】
「お母ちゃんと相談して新しい浴衣買ってもらったアル。ちょっと大人っぽい浴衣だから、私もちょっとだけ大人っぽい雰囲気を頑張ってみるアル!」
畑中 華菜子
は真っ赤な椿柄の浴衣をまとって祭りに繰り出す。
(あ、今日は「アル」は封印しようっと。つい、うっかり出ないようにあんまり喋らないようにしよう、うん!)
そう心に決めて街を練り歩く。
だが、履き慣れない下駄のせいか、時々よろけてしまう。
(うーん、下駄ってあんまり履かないから歩きにくいなぁ。浴衣も激しい動きをするとずれちゃいそう。人もいっぱいだし、急いでるわけでもないからゆっくり行こうっと)
だがそう思った矢先、再びよろけてしまう。
転ぶ、と思ったその時、誰かが畑中の体を支えてくれた。
「大丈夫!? 偶然見付けて声掛けようと思った矢先だったかびっくりしたよー」
竹飾りへ急行する
雨寺 凛
だった。
畑中と雨寺は、
寝子島☆美食クラブ
で繋がりがある。
雨寺、対ボッチーズ組も気になるが、友人を捨て置くほど差し迫っていないことに気が付く。
なので一旦、祭りを楽しんでからにしようと切り替えた。
「あ、凛ちゃん! ありがとう!」
よろよろと態勢を立て直して礼を言う畑中。
「ん? 華菜子ちゃん、今日は語尾にアルって付けないんだね??」
「うん……、今日は浴衣で大人カワイイを頑張ろうかなって」
「わぁ、すごくいいと思う! ねぇ、展望台行くんでしょ? 一緒に行かない?」
特に予定のない畑中はこれを快諾。
「そういえば、ねこったーに短冊にお願い事を書くと空を飛べるとか『恋愛成就のご利益有り!?』っていうのがあった気がする。本当に空飛べるのかな? 飛べたら楽しそう!」
「私もさっきからそれ気になって調べてたんだ! 一緒に確かめに行こう!」
女子2人が盛り上がっていると、横から知りたがりな表情で声をかける人物が。
「そ、その話、……本当かな?」
音海 なぎさ
は何故か息を切らしていた。
「ボク、
音海 なぎさ
、寝子高芸術科の2年だよ。はぁはぁ……、ごめん……、さっきまでしつこく大学生らしき男の人3人組にナンパされてて、逃げてきたんだ。ちょっと匿ってくれないかな?」
音海の言動に、2人は「あー……」と同情の念を寄せる。
「先輩、可愛いですもんね。ナンパ男から守ってあげますよ! ね、華菜子ちゃん!」
「うん、そうしよう、凛ちゃん! あ、先輩みたいにカワイイ大人っぽさを出すにはどうしたらいいですか?」
後輩2人の質問に、音海はがっくりと肩を落としてしまう。
そして天に向かって
彼
は叫んだ!
「ボクは男の子ですぅ~! どうして何度も背の高い男の人たちにナンパされなくちゃいけないの~?? 周りがリア充だらけだから皆焦ってるの? だとしても相手を選ぼうよ、ねぇ! それに今日は別に女性的要素はどこにもないはずなんだけれども!? ちゃんと浴衣も男物! ね、よく見て、お願いだから!!」
周囲の観光客も一歩引くほどの青少年の熱い主張に、後輩女子2人は静かに謝罪の意味を込めてお辞儀した。
「はぁ、どうしてこんなに女ぽいのかなぁ? 演劇するときには凄く助かる要素だけれど、通常の生活するには何か凄く邪魔な要素じゃないかなって、最近思うんだよね……」
「せ、先輩は演劇をするんですね!」
畑中が苦笑いで会話を取り繕った。
「うん、でも女の子になるのは舞台の上だけでいいかなぁって……」
遠い目をする音海。
しかし、彼は星ヶ丘寮で平時から女装しているのだけども。
慣れって怖い。
「とりあえず、展望台へ行きましょう! 私の友達も大勢向かってるみたいですよ!?」
今にも崩壊しそうな音海のメンタルを気遣いながら、雨寺は努めて明るく振舞うのだった。
展望台の笹飾り前には、
綾辻 綾花
、
御巫 時子
、
神薙 焔
、
宮祀 智瑜
があたりを見回していた。
寝子高生である彼らは、面識はなくても校内でなんとなく顔を合わせていたので、お互いに話しかけることに抵抗はなかった。
「みんな、どうしたの?」
音海が4人に尋ねると綾辻が眉を下げつつ、ゆっくりとこう言った。
「あおいちゃん……、
七夜 あおい
ちゃんとはぐれてしまいました……」
しゅん、と俯く綾辻。
「見つかるまで……、一緒に待ってあげているのですよ……」
御巫も自分のことにように辺りを見渡す。
「私はたまたま居合わせただけだけどね……」
赤毛の神薙はどうやらこのやりとりに捕まった様子。
「でも、大切な人がいなくなったら淋しいです!」
宮祀は誰よりも懸命に周囲を見渡していた。
(真面目で優しいあの桐島先生だから、夜に生徒が出歩くのを心配して見回りとかしてないかな?)
ただし、目的は全く別だった。
彼女は数学教師、
桐島 義弘
に恋している。
今日のお祭りも偶然出会えないかと期待して、おめかししてきたのだった!
「そういえば……、恋愛成就の効果があると、噂で聞いて……。ぜひ試してみたいと、思ってたんです……」
御巫の頬がほんのり染まる。
彼女もまた、教師と生徒の恋愛を夢見る女子高生なのだ。
(私、今、
五十嵐 尚輝
先生に恋してます……)
学校が休みだったため、先生には会えなかったけど。
きっとこの空を『観察』しているかもしれない。
「私はそこまで恋愛にガツガツしてるわけじゃないけど、そういうの見るとちょっと憧れちゃうなぁ♪」
雨寺は周りのカップルの仲睦まじさと、この場にいる女子の恋愛オーラを感じながらドキドキしていた。
恋に恋する、という表現が適切なのかもしれない。
ふと綾辻の顔を見れば、彼女もまたほんのり顔を朱に染めてもじもじしていた。
(恋愛トーク……。司書の早川先生に片思いしてること、言えないよね……)
絢辻の顔は熱くなり、胸が自然と高鳴り出す。
そんな中、神薙だけがクールに語り出す。
「正直、ボッチとかリア充とか、恋愛よりも天文部員として、天の川観測したいわ」
彼女は今回、惚れた腫れたという話題に興味がなかった。
「と言ってもあいにくと曇ってて、星もよく見えないみたいだけど」
曇り空を忌々しげに睨む神薙。
あの雲さえなかったら、と至極残念そう。
「だったら願い事を書いてみましょうか?」
綾辻は自分の友人が戻ってくるまでの間に短冊を吊るすことを思い付いた。
突き合わせている面々も時間を潰すつもりで短冊に願いを込め始める。
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焼きスルメ
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月25日
参加申し込みの期限
2014年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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