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【七夕】飛べ、天の川! ラブラブ♪ランデブー!
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【文学少女たちの七夕祭り】
寝子島図書館
はお祭りでも通常業務に追われていた。
ここでアルバイトに勤しむ筆談少女、
浅山 小淋
は時計をチラリと覗き見た。
【今頃、皆さん楽しんでいらっしゃるのでしょうか……?】
寝子高生たちは、本番数日前から「どんな浴衣を着るか」「どこを練り歩こうか」など四方八方から話題が飛び交わせていた。
浅山だって年頃の少女だ。七夕祭りに興味津々である。
そこで、業務終了直後、司書の
雪代 伊織
に話を持ちかけてみた。
『もし時間があるなら、行ってみませんか?』
「へ、どこへですか?」
雪代、よもや祭りに誘われているなどと、露一つ思っていない様子。
浅山はニコニコしながら、更にスケッチブックに言葉を連ねた。
『もちろん、七夕ゆかた祭り、ですよ』
これに雪代は目を輝かせた。
「いいのですか? 是非に!」
飛び上がるくらいはしゃぐ雪代。
『そんなに喜んでもらえると、誘った甲斐があります』
「小淋さん! 私、実はお祭りがどんなものなのか知識の中でしか知りません! ですから実際に体験できる日が来たことを喜ばしく思うのです!」
くるくると司書室で子供のように飛び回る雪代。
「七夕も初めてです! 天の川も書籍以外で見るのは初めてでございます! あぁ、どうしましょう! 胸が高鳴って仕方がありません!」
【予想以上のリアクションでしたね……】
雪代の反応を微笑ましく思いつつ、これははしゃぎすぎて迷子のパターンだな、と思わず頬を掻く浅山であった。
待ち合わせの時刻になった。
浅山は実家から送られてきた墨染色の浴衣に着替え、紅い鞄をぶら下げて雪代を待つ。
「お待たせ致しましたわ!」
雪代は元気よく浅山のもとへ駆け付けてきた。
淡雪色の生地に大きめの朝顔の柄、トレードマークのヘッドドレスの代わりに今夜は黒猫のお面を引っ掛けている。
「我慢できなくて、道中で数店寄り道してしまいました。見て下さいませ、このお面! お気に入りですの!」
本当に楽しくて仕方がない、と言動ですぐ分かるほど雪代は浮かれていた。
「小淋さん! 夜店を全部回ってみたいのです! すごいのです! 色々な物が売られているのです! 早く行きましょう!」
『雪代さん、屋台は逃げませんよ?』
何もかもが初めてで、目新しくて、ワクワクしっぱなしの雪代の様子に、浅山は思わず笑顔がこぼれる。
金魚すくいで雪代が健闘したり、射的屋で浅山がこっそりろっこん『神様の手帳』で何が倒れるかを特定して雪代に撃たせてあげたり。
そして屋台といえば食い倒れ、2人はここぞとばかりに食べまくる。
もちろん、明日の体重計の数値は考えない方向で。
と、ここで2人に謎の人物たちが立ち塞がる!
「小淋ちゃんまで大食いをするのだ? 真央ちゃん負けないのだ!」
頭にでっぷり三毛猫がおーさんを乗せた猫鳴館の食キング(仮)、
後木 真央
!
「奇食で大食、真央ちゃんは食キング(しょっきんぐ)を目指すのだ! おなじ奇食仲間の瓢ちゃんと屋台全制覇を目指すのだ♪」
「ニヒヒ、森羅万象食せぬもの無し! さぁ食べ尽くすよぉ? 後木はんは乗っかってくれてありがとねぇ、一緒に屋台を端から平らげようかい?」
たこ焼きを空高く放り投げ、口でキャッチする地下帝国初代皇帝、ホネソギウスこと
骨削 瓢
!
「「ネコジマ奇食コンビ、キャット&ハリケーン、見参!!」」
雪代は「これが大道芸ってものなのですね!」と拍手喝采!
そこへ浅山が『多分違うと思います』と冷静にツッコミを入れた。
「俺様もいるぜー!」
そこへ乱入する
筋肉馬鹿
マッチョマン、
宇佐見 望月
!
「真央ちゃん! ここで会ったが運の尽き! 俺様の食欲を侮るな!」
「上等なのだもっちゃん先輩! いざ尋常に勝負なのだー!」
「あっしも忘れては困るよぃ? このあっしに挑戦するからには楽しませておくれ? ニヒヒ!」
「望むところだ! おっしゃ、次は串刺しパインな~!」
こうして、3人は屋台街へ消えていった。
「屋台とは戦いだったのでございますね! 私、しかと覚えました!」
むんっと3人の背中に熱い視線を送る雪代。
仕方なく浅山は再び『多分違うと思います』と書かれたスケッチブックを雪代に向けるのだった。
2人は件の噂の発生源である展望台までやってきた。
「私、ここの展望台は初めてなのです!」
すっかりおのぼりさん状態の雪代。
『はぐれないように、手を繋いでいきましょう』
「分かりました!」
2人は仲良く手を繋いで竹の前までやってきた。
『ここがその例の展望台の竹ですね。これもろっこんの影響なのでしょうか?』
だが雪代には浅山の『言葉』が目に入らない様子。
目の前の竹に吊るされた沢山の短冊に感動しているからだ。
「これが全部願い事なのでございますね……!!」
雪代は目の前の光景を微笑ましく感じ、思わず顔を綻ばせた。
【短冊の願い、ですか……】
大量の願いが吊るされた竹を眺め、浅山は思いに耽る。
【既に見知った方々も短冊にいろいろ書かれてたのでしょうか。人の数だけ願いがある、のですね……】
浅山はサラサラとスケッチブックに筆を走らせた。
『せっかくですし、私たちも1つ短冊を書きませんか?』
「いいですね! 是非とも書きましょう!」
早速2人は短冊に願いを込めて吊るすことに。
浅山は、
『これからも色んな人と楽しい時間を過ごせますように』
雪代は……。
「は、恥ずかしいので、見ないでください……」
というので、結局浅山は分からずじまいだった。
そして神魂効果で浮遊開始。
【ゆっくりですが、確実に浮いてますね】
浅山は雪代の手を取り、ともにのんびりと天空へ舞っていく。
『随分高いところまで来ましたね』
「不思議ですね! ああ、あれが天の川……!」
雪代が指差す先に、雄大に広がる天の川の星たちが。
『雪代さん、七夕にまつわる面白いお話はありませんか?』
「七夕のお話、ですか」
急な振りでも雪代は真剣に考え悩み、「こういうのはどうでしょう?」と話し始めてくれた。
「ほむ、織姫と彦星はそれはそれは仲睦まじい夫婦でございました。織姫星がこと座のベガ、彦星は鷲座のアルタイル……あれとあれでございますね」
丁寧に指を差しながら解説する彼女。
「でも二人は一緒にいるのが楽しすぎて仕事を疎かにしてしまうようになりました。織姫の父である天帝……中国の道教の最高神でございますわね。天帝は怒って二人を天の川を隔てて引き離してしまいました。年に一度、七夕に鵲が橋となりその日だけ二人は会える……。それと、七夕に雨が降ると橋を渡れなくなってしまうそうです。七夕に降る雨を『催涙雨』といい、織姫と彦星の流す涙だと言われています。……今年は雨が降らなかったのできっと二人は無事、会えたのでございましょうね……なんて」
浅山は思わず聞き入ってしまっていた。
スケッチブックに言葉を綴ることを忘れ、ひたすら拍手で感動を表していた。
「いえいえ、そんな大層なことではございませんわ」
謙遜する雪代だが、どうしても顔がにやけてしまう。
「この目の前の天の川、そしてお祭りの賑やかさ、華やかさ。私は今日という日の思い出をしっかりと心に焼き付けようと思います」
『私もです。今日は色々と思い出に残りそうな一日でした。明日も、そしてこれからもよろしくお願いします』
少女たちは互いに確かめ合うように、手をしっかり握り合った。
浅山 小淋
&
雪代 伊織
:祭りの醍醐味を存分に楽しみ、また1つ忘れられない記憶を刻む
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シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
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コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月25日
参加申し込みの期限
2014年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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