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\ オーバータイム!/
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これはパンダですか? いいえ、ドラゴンです。
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【これはパンドラですか? はい、戦闘開始しましょう】
観察を終え、パンドラの行動パターンを掴めた参加者たち。
『緑の老人を喰らい現れたのは』
『獰猛な瞳を両眼に、巨大な爪を振りかざす熊猫竜だ。神魂の影響なのだろう。君達は瞬時に理解した』
『君達は勇気を出してこの竜に立ち向かっても良い。目的を果たす為にあえて無視するのも自由だ』
『パンダドラゴン、略してパンドラ』
『匣を開けたのは誰なのだろうか?』
『そして、この狂獣がもたらすものは絶望か、それとも……』
突如、ゲームブックかTRPGのゲームマスターのような語りを挟みだした
旅鴉 月詠
。
何事かと参加者が一斉に彼女の顔を見る。
「ともあれ、私は竹を集めるとしよう。戦闘は任せた」
旅鴉は素っ気ない口ぶりで竹林へ進もうとする。
それに
神無月 綾
も同行すると名乗り出た。
「真面目に一生懸命、日当のために働きますので、ここで油を売るわけにはいきません」
彼女は金欠だった。
先日の
猫鳴館での肉騒動
でボイスレコーダーとデジカメを失ってしまった。
女優を目指す神無月にとって、この2つの損失は計り知れないものだ。
一刻も早く新しいものを入手すべく、このバイトに参加したのだが……。
「しかし、あれは映画の撮影か何かでしょうか? 撮影のことはバイトの説明ではありませんから問題ですね。手を止めなければ、視界に入れていても問題ないでしょうけども」
逃げ出した監督官に説明を求めなくては、と無表情でブツブツ呟く神無月。
ただの『ひと』である彼女にとって、目の前の光景のようなオカルトじみた現象は、科学的な説明をし立証できなければ絶対に信じられないものなのだ。
「俺もバイトに専念するか。ぶっちゃけ俺、あんなのと戦えないし」
早瀬も旅鴉の後を付いていく。
「ちょっと待った! みんなで力を合わせてパンドラを食い止めようぜ!」
バッと飛び出たるは白い影!
白いヒーローマスクに白いボディスーツ、肩の青地が目に映える!
背中にN、胸元にSを象った紋様を刻み、白銀の篭手を握り締めヒーローポージング!
「俺は寝子島の平和を守る白き閃光! 『ザ・ストレイト』! 直・拳・降・臨ッ! 俺が来たからにはもう安心だぜ!!」
風雲児 轟
がろっこん『戦衣着装』で変身した時!
彼はバーニングソウル・オブ・ネコジマヒーローを宿した『ザ・ストレイト』となるのだ!
これを見て、神無月はああ、と短く発した。
「やはり撮影ですか。まったく、この段取りの悪さは我慢なりませんね。事前に説明していただかないと……」
あとで苦情を言わねばと思いながら、手頃な竹がないか探し始める。
「旅鴉、お前も……」
ザ・ストレイトが旅鴉に協力を呼びかけるが、彼女はそれを即座に突っぱねた。
「適材適所だよ、ヒーロー。私自身が戦力外だと見切ったからの判断。アレは竹を食べる事から、見た感じ召喚系でなく変身系の現象。つまり正体は実在する生物だろう。となると私のろっこんは実在生物には効かない上に、アレは人物を体内に取り込んでいるのでどのみち効かない。生物に触れると私のろっこんは破られてしまうのだよ」
旅鴉は鋸をカバーから抜くと、作業に入るべく奥へ進む。
そして一度だけ振り返ると、ザ・ストレイトを見詰める。
「荒事は任せる。あの2人は私に任せてくれ」
この答えに、彼はもしや、と何かに気が付いた。
そこへ
添木 牡丹
が突拍子もなく妙な質問をした。
「あ、あの! 皆さん、『ひと』ですよねぇ? ただの『ひと』があの化物と戦うんですかぁ~?」
敢えてあぅあぅあぅと狼狽した様子で疑問を口にする添木。
だが、もれいびたちは彼女の質問の意図が理解できた。
(もれいびには、アレを食い止められる力がある!)
今回の参加者は全員が既知ではない。
故に、誰がもれいびなのか、各個人が把握しているわけではない。
目の前のフツウへの脅威があるとて、『ひと』の前では全力を出せない恐れがある。
添木はそれを危惧し、いち早く『ひと』の可能性が高い人物を遠ざけたかった。
案の定、その目論見はあたり、神無月が「……あれも演技なんですか? 全然なってませんね」と呆れたように呟く。
早瀬も「超能力者じゃないし、特撮ヒーローの真似事なんて無理無理」と顔をしかめる。
旅鴉もこれを察し、非戦闘員≒『ひと』と仮定。
「さぁさぁ、我々は撮影の邪魔にならないように伐採の作業を進めようか」
旅鴉、作業に専念させることで皆のろっこん発動を結果的にアシストする運びだ。
「わぁ! ザ・ストレイト! 本物だー!!」
ここで脈絡なく
維都月 茉菜
が興奮気味でザ・ストレイトに飛び付いた。
「俺のファンだと!?」
戸惑うヒーロー。変身前後でも2人に目立った接点はない。
だが、はしゃぐ維都月は如何にも特撮ファンですと言わんばかりのアピール攻勢だ。
「本物のヒーローに会えるなんて! そしてあそこにいるのは!」
ビシッと彼女はパンドラを指差した。
「凄い! 凄いよっ! これがパzドラ…! あ、噛んじゃった! じゃないパンドラ!!
拝まなきゃ! こんなチャンスめったに無い!
寝子島2大特撮モノの夢の共演だよねっ!」
必死とも言える維都月の説明口調に、もれいびたちは思わず苦笑い。
つまり、『ひと』に対して自然に今起こっていることの帳尻合わせを彼女は行っているのだ。
やっていることは理解できるからこそ、その必死さが「もういい……! もう、休め……!!」と声を掛けたくなる気持ちが込み上げてくる。
維都月はパンドラに向かって祈り出し、その場を動かない。
実は彼女のろっこん『大天使の加護』を発動させているのだが、このまま戦闘には参加できないだろう。
「ちょっとしたバイトのつもりだったのだけれど……。どうしてこう、面倒な事にばかり巻き込まれるのかしらね?」
エヴァ・ブランシェ
は溜息混じりにパンドラを見遣る。
パンドラもこちらを見遣る人間たちの存在に苛立っている様子。
「なんにしても、あのまま校ちょ――ゲフン、爺グリーンが消化でもされたら寝覚めが悪いし、あんなデカいのが山を闊歩してたら日課のトレーニングも出来ないわ」
エヴァは扇子を構えてニヤリと嗤う。
「ちゃっちゃと片付けるわよ」
――戦闘、開始!!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月08日
参加申し込みの期限
2013年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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