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これはパンダですか? いいえ、ドラゴンです。
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【これは本編ですか? いいえ、前フリです】
話はパンドラ遭遇するより前、九夜山へ登るところまで遡る。
九夜山登山道に、1台の高級車が付けられた。
その中から降り立ったのは
八神 修
と
霧生 渚砂
の両名だ。
「自動車はすごいなー、お兄さんも乗りこなしたいぞ! よし、次はこれの免許を取ろう!」
渚砂は目を輝かせながら子供のようにはしゃいでいた。
「渚砂、免許にはそれ相応な金額が必要だぞ?」
八神が黒い箱を肩に下げて苦笑い。
「具体的には、今日のバイトを1ヶ月休みなしで得た報酬ぐらいは必要だ」
それを聞いた渚砂は目眩を覚えたのか、その場でうずくまってしまった。
「うぅ……、今日のバイト代は世話になってる部屋主に服を買ってあげるために使うからなー。お兄さんはもっと頑張らないとだな!」
気を取り直して彼はシャキッと立ち上がった。
「その前に本当に定職に就いたほうがいいぞ……?」
「修くん、人生って上手くいかないよな……!」
八神の正論に、渚砂の目尻が涙で光る。
「そうだ、お弁当を作ってきたぞ! 気合を入れて重箱だ! 後でみんなで食べるぞ!」
渚砂が小脇に抱えた風呂敷の中身は弁当らしい。
「重箱だけに、かなり重い箱だぞ!」
渚砂、今日一番の笑顔。
しかし、八神は運転手と話していた。
「では、その時間にお迎えに参ります。……ですが、修様が何故このような力作業が必要なバイトを?」
運転手の問いに八神ははにかんでみせた。
「社会勉強だ」
肩に掛けた黒い箱を撫でる。
「……どうした、渚砂? 何故拗ねてるんだ?」
振り返ると、目を潤ませて震える渚砂がそこにいた。
「修くんのばかぁぁぁぁぁぁー!!」
重箱を抱えてあさっての方向へダッシュする彼を、慌てて八神は追い掛けるのであった。
「えっ、急に具合が悪くなったの?」
雨寺 凛
がスマホ越しに驚いた。
通話相手は
新井 すばる
。
『ごめん……、今朝方から熱が40度以上出ちゃって……。電話帳の一番最初が雨寺さんだったから、そのまま欠席連絡を……』
「う、うん、ちゃんと安静にしてね、すばるくん? 後でお見舞い行くから……!」
雨寺は通話を切ると、この旨を寝子島ふぁんた爺ズの4人に伝達した。
すると筋肉質な爺レッドは大胸筋をピクっと弾ませて嘆息。
「まったく、若いのに体調管理が甘いのぅ! すばるとやらは確か『魚新』の新井さんちの息子じゃったな? これはわしの考案した健康体操を直伝しないとじゃな!」
爺レッドが力説するも、それを爺ブルーに鼻で笑われてしまう。
「君の考えた奇妙奇天烈体操は、身体ではなく羞恥心を鍛えるものだろう?」
「爺ブルー! 言わせておけば……!」
一触即発の2人を爺イエローが仲裁に入る。
「2人とも、子供たちの前じゃないか! ……すまないな、2人は喧嘩する程仲がいいんだ」
確かに、子供が張り合っているような微笑ましさが赤と青のやりとりから感じられる。
バイト参加者28名は、それを生暖かく見守る他ない。
ただひとり、
響 タルト
だけが『青クール攻め×赤マッチョ受け』を妄想して顔がニヤけていた。
そこへ遅れてきた爺グリーンがようやく到着。
「チャオ♪ お弁当を用意してたら遅れてしまったよ」
福狸のように丸々としたお腹を波打たせながら登場した人物に、寝子高生たちは思わず口を塞いだ。
(校長先生、何やってるのぉぉぉおお~!?)
緑の仮面を被っていても大多数の生徒からはバレバレである。
だが、爺グリーン本人はバレていると露ひとつ思っていないようだ。
他の爺ズも特に気にしていないようで、遅いぞーと茶化しながら爺グリーンの禿げ上がった頭をぺしぺし叩いている。
「さて、欠員1名じゃが仕方がないのぅ。皆で力を合わせて、展望台へ竹を運ぶぞぃ!!」
「「おー!!」」
爺レッドの鼓舞に、バイト参加者の気合の声が重なった。
そして、現在。
爺ズの赤・青・黄は逃走。緑はパンドラの腹の中。そしてパンドラは手当たり次第に竹を貪っている状況。
「……どうしてこうなった」
市橋 誉
は両手で顔を覆った。
「おかしいだろ! 登山で足腰を鍛えて短時間高収入、一石二鳥のバイトと聞いて参加したのに!」
「何あのけったいなキメラはー? パンダ頭のドラゴンー?」
初島 優
も眉をひそめて、その奇妙な生物を眺めている。
「たかだか竹を持ってくる仕事が……、なんでこんなB級映画みたいなことになってるんだか」
早瀬 誠
は口では呆れた構えを取りつつ、内心ほくそ笑んでいた。
彼はこのバイトに参加して、いつも通りのフツウの生活、いつも通りのフツウの日常、いつも通りのフツウにつまらない日が続くと思っていた。
だが、目の前には明らかな怪異が暴れまわっている。彼は神話の蒐集が好きで、寝子島の神話も耳にしていた。
「――神話は本当だったってわけかい……ヘッ! ……この島に来てよかった……! つまらない日々から抜け出せそうだ!」
早瀬は周りに聞こえない程度の声で呟いた。
一方、
邪衣 士
はそそくさと後方へ退避していた。
「猫鳴館の悪名を払うために地域行事の手伝いをしてた訳だが……、どうしてこうなった!? 冗談じゃない!!」
人目を避けて竹藪の中に身を潜ませる邪衣。
「俺のろっこんで攻撃するにも、周りを巻き込んでしまうぞ……! 仕方がない、ここから隠れて様子見だ」
熊皮で身体を覆いながら、竹やぶの中で彼は息を殺して傍観することを決めた。
「みんな、まずは相手を観察するんだ。無闇に突っ込めば、緑の人の二の舞だ」
八神が参加者に『偵察』を提案する。
「そうですね、戦闘は情報が大事です」
鈴野 加代
が頷きながら白い軍手を嵌めつつ同意した。
「仙台七夕が思い出深いので、少しでも手伝えたらとバイトに参加したら、この有様です。さぁ、状況を開始しましょう」
ギュッと軍手の感触を確かめながら、鈴野は冷徹な口調で宣言した。
「目標、眼前のキメラと腹の中の緑のナニカの撃破。七夕を邪魔する『変なの』は、全員で教育してやります」
「「緑の人は助けてあげて!!!」」
参加者は容赦のない鈴野へ総ツッコミをせざるを得ない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月08日
参加申し込みの期限
2013年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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