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これはパンダですか? いいえ、ドラゴンです。
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【戦闘継続ですか? はい、更にカオスです】
「後木、下がれ……。俺がやる……!」
寝子島の喧嘩グラッパー、
如月 庚
、推して参る!
殺気をパンドラに向けて威圧、パンドラと如月にタイマン勝負の空気が流れる。
「如月、そのまま奴を引き連れてここから遠ざかれないか? ここは竹が多いし、食われたり暴れられたら被害が拡大する!」
八神の提言に、如月は頷いた。
「分かった。それじゃ、殴って移動させるか……」
如月が額の傷を右手でなぞれば、右腕に青い光が宿る!
ろっこん『蒼穹』、全力発動を確認!
「霧のおかげで上手く発動したな、こいつはいける……!!」
ジリジリと両者、間合いを詰めていく。
「前線で戦っている人が多いようだし、私は罠を作ろうかしら?」
戦闘の行方を霧の中から目を凝らしながら、
桃川 圭花
は作業を開始する。
「さっき観察で気が付いたけど……、強烈なパンチを放ったあと、アイツ足元がふらついてたわ」
「桃川も気が付いてたのか。上手く転ばせられるといいな」
そこへ市橋も鉈とペンとロープを持って近付いてきた。
「あら、あなたも罠を作るのかしら?」
ふぅん、と見定めるような桃川の目。
市橋はちょっとムキになって語尾を強めた。
「あなた、じゃない。俺の名前は
市橋 誉
だ。仲間同士、皆で力を合わせて何が悪い?」
「仲間、ね。ふふっ……!」
「何がおかしい、桃川?」
急に笑い出す桃川に怪訝な表情を向ける市橋。
桃川は答えた。
「あなた……市橋君って一匹狼っぽい印象だから。仲間って言葉が意外だったの」
「……!!」
これには市橋、虚を突かれて何だか居心地が悪い様子。
「……ありがとね」
ぼそり、と桃川が感謝の言葉を口にした。
何の事だか分からない市橋は目を細めるばかり。
「さ、罠を作りましょ。どうやらアイデアは同じ方向のようだし、手伝ってくれるんでしょ? な・か・ま、でしょ?」
意地悪く笑う桃川に「まいったな」と苦笑する市橋は、早速罠のアイデアの擦り合せを行う。
(……私を仲間と言ってくれて、ありがと。市橋君……)
桃川、相変わらず市橋に対して意地悪く上目遣いをしていた。
如月は意を決し、拳を構えた。
「――もらった!!」
青く輝く拳が、パンドラの胸元の傷口を狙う!
だがパンドラも黙ってやられるわけではない。
身体を急旋回させ、鋸のような尻尾をぶん回した。
カウンターの尻尾ビンタだ!
如月の拳とパンドラの尻尾、両方が互いの体を強かに打ち付けた!
両者、相討ち!!
パンドラは脇腹を穿たれ、もんどり打って竹の少ない方へ転がっていく。
一方、如月も浅くないダメージを受けて地面に叩き付けられた。
「くそっ……! あいつが動いたせいで弱点に届かなかったぜ……。これじゃ爺さん吐き出さねぇな」
防御を捨てて殴りかかったため、一気に重傷レベルの傷を負った如月。
腹もしくは弱点を殴って爺グリーンを吐き出させるつもりだったが、思わぬ反撃で失敗に終わった。
そこへ添木がすぐさま駆け付けると後方に撤退させていく。
「まだチャンスはありますよぉ?」
安静にしている恵御納と運び込んだ如月の、それぞれの怪我の部位に包帯を巻き付ける添木。
そして彼女は意識を集中させると、急に苦悶の声を上げる!
「く、ぎぃ……!? ぁ……ゃああああっ!!」
すると、添木の身体に打撲痕や痣が浮かび上がってきたではないか!
彼女のろっこん『傷移し』の効果だ。
「あ、怪我が治ってる……!」
恵御納は痛みが取れたことに驚いている。
如月も怪我が完治していることを確かめると、軽く頭を下げた。
「礼を言うぜ……。でもあんた、無理してねぇか?」
「だ、大丈夫ですよぉ……。まだ、簡単に“裏返り”ませんから……ウフフ……」
不気味に嗤う添木に、却って不安を隠せない如月。
そんな彼女の赤く染まった右目が、腐ったイチゴジャムのように澱んでいた。
薄野 五月
はローテンションな蕎麦屋の娘である。
しかし、彼女はパンドラを目の前にして些か気分が上がっていた。
あげぽよである。
「夏休みに花火とスイカを買う軍資金獲得のために参加したこのバイト。ですが、目の前のパンダドラゴン、流石に気分が高揚しますよー」
ぐっとサムズアップし、彼女はパンドラを見据える。
「みんな大好きもふもふパンダと冒険小説に引っ張りだこのロマン溢れるドラゴン、一粒で二度美味しいとは何事ですか。略すとまるで禁断の箱のような愛称で呼べてしまう所もまた素敵にニクイ。ニクイです」
奇っ怪な怪物にここまで肯定的意見を述べる薄野にザ・ストレイトが「それでいいのか?」とツッコミを入れた。
彼はパンドラが暴れださないように警戒しつつ、前衛に立って伐採作業を行っているメンバーの防衛を行っている。
するとパンドラが竹の多い場所へ移動を開始しだした!
戦闘班に緊張が走る!
「竹が多いところへ移動させませんよー」
薄野が何時の間にかエコバックに拾い集めていた石を、霧に紛れてヒョイヒョイ投げ付け始めた!
「竹林だけに、チクチク攻撃しますよーそりゃー」
本人はテンション高くノリノリで投擲しているのだが、如何せん抑揚がなさすぎて却ってやる気が感じられない。
だがそんなノリでも、蕎麦打ちで鍛えた腕力から放たれる投石攻撃が確実にパンドラの頭部にボコスカ命中していく!
流石に鱗に覆われていない頭部はダメージが通るらしく、パンドラは腕を振るいながら石を懸命に払い除ける。
そのうち、1発が運良くパンドラの右目にクリーンヒット!
悲鳴をあげてのたうつパンドラ!
「なんか罪悪感ありますが、これで攻撃が当たりづらくなったはずですよー」
薄野、してやったりな顔で再び石を拾い集め出す。
視界がお互いに悪い中、パンドラの片目が潰れたのは、
マウル・赤城・スティック
にとって好都合だった。
「死角から回り込んで、奴が倒した竹の残骸で罠を作る!」
マウルが考案したのは、梱包用の縄と竹の張力を利用した簡易型の竹の弓矢だ。
縄を引けば竹槍が発射される仕組みのこの罠を、あらゆるところに設置しようというのだ。
だが、霧の中とはいえ単独で作業するのは危険すぎた。
故に今まで様子を見ていた訳なのだが、死角が生まれたことでようやく作業に取り掛かれる。
「短期決戦が望ましいが、この霧じゃ指揮も何もあったもんじゃないな」
視界が悪いこの状況下、同士討ちの可能性がある以上、この罠も使いどころを見極める必要がある。
しかし、彼の中に流れるアボリジニーの血が、狩猟の魂が訴え掛ける。
獲物に対して罠を使うのが上策だと。
「少し時間が掛かるが、霧に紛れて作業を進めるか」
マウルは霧が晴れることを信じ、作業に没頭し始めた。
「修くん! ここは上手く連携を取るぞ!」
年長者として、渚砂は同居者の親友を危険にさらすような真似は出来なかった。
ろっこん『フォース・ガーダー』で半透明の緑色のバリアを発生させ、八神を守ろうと前に立つ。
「北海道にあんな凶暴なゆるキャラがいた気がするぞ……。何にしても誰か食べられてしまったし止めないと……! ちょっと……怖い、けど……ははは」
若干涙目の渚砂だが、守るべき存在がいることが彼に勇気を奮わせる。
だが、今日の八神は一味違った。
「渚砂、俺は今まで守られてばかりで、いつも後方から作戦立案や指図ばかりしていた」
八神が大事そうに抱えていた黒い箱を下ろした。
そしてそれを開けると、中から
チェーンソウを取り出した。
「携帯用のコンパクトなタイプだが、パワーは十二分あるぞ。俺だって今まで鍛えてきたんだ。もう、守られてばかりじゃ、ない!」
おおっ、と八神を知る友人一同は、彼の言葉に耳を疑った。
「よし、それじゃ一緒に行くぞ、修くん! 指示を頼むぞ!」
「ああ、任せてくれ、渚砂!」
2人は左右同時に挟撃するように行動を開始!
「渚砂、何かさっきの投石のように投げられるものはないか?」
「ろっこんのバリアを射出できるぞ! 形も変えられる!」
「なら針状に形を変えて打ち出せないか!?」
「お安い御用だぞ!!」
息の合ったタイミングで2人は散開。
八神が正面、渚砂が真後ろを取った。
「今だ、撃て!」
八神の合図を受け、渚が針状のバリアを乱射!
これがパンドラの背中に刺さると、パンドラは渚砂の方へ向き直った。
「うわぁー!! 来た、来たー!!」
テンパる渚砂! 大口開けて迫るパンドラ!
そこに八神がパンドラの尻尾を踏み付け、八神自身に注意を惹かせる。
「そうだ、お前の相手は俺だ」
苛立ったパンドラは再び八神へ向き直ると、丸のみしようと大口を開けて飛び掛ってきた!
「やはり獣か。学習能力がないな」
八神は後木の与えた効果的な一撃を踏襲し、起動していないチェーンソウを飛び掛ってきたパンドラの顔面に突き出し防御。
空中且つ霧の中のパンドラ、突如眼前に現れたチェーンソウの刃を躱す事が出来ない!
結果、八神がチェーンソウでパンドラの喉元にチョップを喰らわせる形になり、更には体勢を崩したパンドラが勢い余って地面に不時着した。
苦しそうに唸るパンドラは、今までと違って相当参っているようだ。
「見事なカウンターだな!」
渚砂がハイタッチを求めると、八神もそれに応じてハイタッチ。
「だがこれからだぞ、渚砂」
八神は気を引き締めた顔で口にした。
「俺の一撃が、奴を怒らせたようだ」
立ち上がったパンダドラゴンが、怒りの咆哮を竹林に轟かせた!
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なし
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コメディ
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月08日
参加申し込みの期限
2013年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月15日 11時00分
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