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アホー! ~そしてカラスは闇夜に哂う~
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クローネ発見の報を受けて、まず白い鳥の縫いぐるみ・
維都月 茉菜
が飛んできた。
最近まで病床に臥せっていた茉菜は、急げば息が切れると考えていたが、玩具の体はあまりにも軽やかで、健康な人が当たり前のように両親から受け継ぎ、享受している幸福を感じていた。
「は、初めまして」
手ぶらで現れた茉菜に、クローネは白けた目を向けただけだったが、茉菜は持ち前のひたむきさで話を続ける。
「貴女がののこさんを狙っていて、テオと敵対しているなら関係者だよね。
嘘かも知れないし、貴女もテオと同類かも知れないけれども。それでもお話がしてみたかった。
テオが今日のように、わたし達を見殺しにするの。でも、理由は話してくれない」
「……ふ~ん? あっそう、大変ねぇ~。で? だから、何だって言うのぉ?」
見殺し、というショッキングな言葉が飛び出したにも関わらず、クローネの態度はぞんざいだ。
茉菜は目を落とすと、自らをここまで運んでくれた、自由な翼を金具に引っ掛けて引き裂く。綿が圧力で押し出された。
「私は、本気だよっ!
今更、誰もが望むユートピアなんて求めてない。貴女に彼女を渡すとどうなるの。
フツウは? 私達はどうなるの? 教えてくれたら、貴女に手を貸すことも考える」
茉菜の声は震えた。自分や大切な人達が幸せであれば、他は構わない。彼女は暗にそう言っている。
聞いている者達は、思い切った言葉を吐く茉菜の本心が分からず、神妙な目を向けるだけ。
「あんたが本気だろうが、嘘ん気だろうが、あたしにはどうでもいいわ。
大事なのは、あんたがあたしをどれだけ楽しませてくれるかって事よぉ。
あんた、あたしのために何してくれんのさ~?」
「……人の中に内通者がいれば、きっと便利だと思うんだ」
トーンを落とした茉菜に、クローネはフンと鼻を鳴らす。
「論より証拠よぉ、お嬢ちゃ~ん?
玩具で良かったわねぇ、素性がバレなくて済んだじゃなぁ~い? ま、次に会える時は期待してるわぁ」
肩を落とす茉菜に代わり、
大天使 天吏
がクローネに近づく。
「良かった、あなたは人間の言葉が喋れるのね……。
あのね、木の小さな人形 “こけし” に気をつけて。人間は皆こけしを、ののこに触れさせようとする」
「ふうん、こけしぃ?」
「こけしは触れた者を、元の世界に戻す……テオが仕組んだ罠よ」
「ハァーン、なるほどぉ。テオちゃんも、考えたねぇ」
「クローネさん、私、あなたの友達になりたいの」
「あらそう? じゃあ、よろしくねぇ~?」
ぞんざいに差し出されたクローネの翼に、縫いぐるみの翼を重ねて天吏は淡く微笑んだ。
「うん、よろしくね……」
カラスの一羽が、鋭く警戒の声を上げた。
空間を裂いて、こけしが飛んできたのだ。
「そこのアホカラスども! こっちを見やがれ!」
放たれた こけしは、
篠木 昴
。図ったのは、美少女フィギュアの
宇多野・ユニ・アヴァロン
。
ユニが<Roll Out>で召喚したロボットが真っ直ぐに昴を投げつける。羽根を掠めて、取り巻きカラスの一羽が現実世界に消えていった。
「やったわ!」
「おーい、出来れば回収も頼む……」
したたかに地面に打ち付けられた昴だが、ユニのはしゃぐ声に、別に痛いわけじゃないし、まあいいかという気分になる。
「宇多野、向こうに戻ったら分かってる事だけでいい、何が起きてるか教えてくれよな。
あと、あの腹の立つ声の事も……って、ユニ! ぼさっとするな、後ろだ!!」
「え……? きゃ、きゃああ!!」
新たに沸いてきた玩具にユニは飛び退るが、相手の方が早く腕を捕まえる。
「何よ、レディに断りもなしに、失礼でしょう!?」
「ユニ!」
こけしとなった昴は、その場を動けずもどかしさに歯噛みする。ユニ、万事休す?
「おしまい」は、ろっこんを解除する合図。
誰も居ないはずの空間に少年の声が響き、突如現れた
霧谷 朧
が、ユニを救った。
<ハイドサイト>は自身を透明化する、ろっこんだ。不意を討たれた玩具は、簡単に倒れこんだ。
「朧せんぱーい、ないすだにー!」
喝采を揚げるのは、<エアホッパー>で軽やかに玩具の頭を飛び移る、
七音 侑
。
跳躍するたびに、長いハチマキが揺れる。
「俺達が援護するから、今のうちに こけしさん拾うんよ」
「え、ええ!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
183人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月12日
参加申し込みの期限
2013年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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