this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
松林は夜のラビリンス
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
(何だったんだろう、あの声……?)
轟と同じく、付近の線路沿いをランニングしていたのは、
伊織 源一
。
新陰流(剣術の流派)の流れを汲む古流武術「庵流」の八代目当主である祖父から手ほどきを受け、免許皆伝までを成した彼は、17歳という若さにして、2メートルを越える超高校級の体格をしている。
その上、強面にヒゲという「たった今、山篭りから帰ってきました」的な風貌のため、誤解される事が多いが、あまり暴力を好まなかった。
なら何故、武術を学んでいるのかと問われれば「必要以上に他人を傷つけないため」だと、彼は答えるだろう。
だが先ほど100M以上離れていたにも関わらず、聞こえてきた独特のパワーボイスは、確かに助けを求めるもので。
「あまり厄介ごとに……首を突っ込みたくは無いが……」
見てみぬ振りをするわけにもいかないか、と海岸線に足を向け、そうしてここへ姿を見せたのだった。
混乱に包まれた現場に源一が驚くのも束の間、真央が横合いからデジカメとスマホのフラッシュを光らせながら、飛び出す。
「や、やめろ、眩しい!」
「お前たちの顔、ばっちし撮ったのだ! 子供を追い回す凶悪犯って、ねこったーにUPするのだ!
警察に投書しちゃうのだ、されたくなかったら今すぐごめんなさいして無駄な抵抗っ……おぉ!?」
「そうはさせるかー!」
内股気味のBが、涙目で真央に飛び掛る。
「うひ~、ツラが割れても犯罪に走る人の心理は考えてなかったのだ、真央ちゃんピンチなのだ~♪」
ピンチと言う割りに、語尾に含み笑いが漏れている事に、ABCは気付かない。
ひらりひらりと躱す真央を捕まえようと、Bは鼻息を荒らげた。
ちなみにCは蛇那伊に絶賛転がされ中だ。
「あら、もう終わり? こんなんじゃ、肩慣らしにもならないわ。掛かってらっしゃいな」
見立ての通り、戦うにも値しない連中だが、油断大敵。
蛇那伊は何時も通りに、闘いの全体を俯瞰し、五感を研ぎ澄ませる。
(子供を追い回す……? 凶悪犯だと!?)
源一は、松の幹にもたれてフーフーいっている、ふくよかな子供に注目した。
(なるほど、あの子供が狙われているんだな)
あのゴロツキらしき連中の動きは、どう見ても素人で、考えなしに突っ込んでいるようだ。ここに居ては、巻き込まれて怪我をするかもしれない。ゴロツキとの戦いに加勢をするにしても、まずは子供の安全を確保するとしよう。
決心すると、源一は後ろからそっと近づいて、ヒョイと真丸を抱えあげる。
「!?」
自分を掴む、グローブのような大きな手に、真丸は驚いた。
「シー。心配するな、少年。ここは危険だ……俺が安全な場所に運んでやるから、しばらくそこで待つんだ」
暗がりから聞こえる声に、真丸は空気を読んで、こくりと頷いた――かに思われた、が。
「……!!!? ピギャ――ッ!!!!」
普段は肉に埋没した二つの目を、零れ落ちんばかりに見開いた真丸は、再び顔を真っ赤にして、耳をつんざくような絶叫を周囲に響き渡らせる。
あまりの勢いに思わず、その場に居る者達は耳を押さえた。
「い、いや……俺は、ただ子供を安全な所に、避難させようと……」
地味にショックを受けた様子の新参者の源一を見上げてみれば……ああ、決して悪い人ではなさそうだけれど、着る服に不自由する程の体格の良さに加えて、仏頂面。確かに、子供には怖いだろう。
「凄い声……鼓膜が破れるかと思ったわぁ……」
「し、真丸、落ち着け……」
まだ頭の中が、キンキンする。飛鳥は目を白黒させ、修は真丸を宥めにかかる。
仔猫のミルクを、真丸に視界に入れてやると幸に言う。
「飯田、スマンが抱き締めて撫でてやってくれ。男が抱くより効くから……」
「……うん」
ところが幸が真丸と目線を合わそうと、腰を落としかけた時、Aがポンと手を打った。
「そういやアタイ達、子供浚いに来たんだったよねぇ……備太、志蔵!
そっちの連中は放っておいて、子供を狙うんだよ!!」
Aの号令でBは方向転換し、Aと共に真丸に襲い掛かる。
「まずい」
源一が背中に、真丸を庇う。
ナイフを手に特攻してくるAに、幸が<不幸体質>を発動させるため、罵倒の言葉を吐き出した。
ブチィッ!!
ホックが外れ、ストーンとふんわりした質感の布が落ちる。その場に居た全員が、思わずそれを目で追った。
ビビットなカラーの派手な花柄スカートが、Aの足首で絡まっている。
「キャ、いや~ん♪」
立ち止まる、A。
細いというより筋張った脚線を上に辿れば、Aは趣味なのか、面積の極端に少ない派手なぱんつをお召しで。
「な・なんだってぇ――!!?」「イ、イヤァ――!!?」
……その股間には、お姉さんにはあってはならぬ膨らみがあった。
至近距離で目撃してしまい、目を覆う飛鳥の脇を、俊足の風が通り抜けた。
御剣 刀
だ!
<加速>で、助走をつけてからの~~ドロップキッーク! が、Aの顔面に炸裂した。
「何やってんだ、このド変態っ!?」
「べふぅっ!!?」
「ねえ、どうしてあの女の人、お(もががっ)」
困惑する真丸の口を、源一は無言で押さえ、静かに首を振った。
「騙していやがったのか、くっそー……!
だがこういう時は、黙っとくのが大人の対応ってやつだな、きっと」
利平は虚ろな目をしたまま、視線を足元に落とした。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
松林は夜のラビリンス
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月24日
参加申し込みの期限
2014年01月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!