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松林は夜のラビリンス
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「な、なんやの、あんた達!?」
三毛猫のミケを従えた、
鳳 飛鳥
だ。
「今の悲鳴は……!?」
「ツイてないぜ、こんな所に人が居たのか?」
「あ! 私が ねこったーで、ヘルプ出したから、そのせいかもしれない」
「なるほどな。じゃあしばらく、他に人が来る可能性もあんのか」
利平は走り出した。
「ごめんね……、私、方向音痴で特に夜は暗いから、いつもの場所でも迷っちゃうの」
「いや。実は俺も、後木に連絡したんだ」
修はメールを送った、
後木 真央
の事を思い出した。
送ったはいいが、しばらく着信を確認する暇が無かった。
彼女の事だから、また猫鳴館の置き自転車に跨って、こちらを目指している可能性は大きい。
「じゃじゃじゃ~ん♪ 修ちゃんメール見たのだ、特ダネ的 命の危機なのだ急ぐのだ~!」
ドンピシャだった。
陸上部
の皆で色違いのお揃いで作った、自慢の部Tシャツに学校指定の赤ジャージを羽織り、七分丈の黒パン、赤猫リュック姿の真央が自転車でスライディングして来た。首には猫ストラップで、デジカメを掛けている。
真央は修が部長を勤める、
新聞部
の部員でもあるのだ。
「後木、無事で良かったよ」
彼女らしい派手な登場に飲まれながら、修は挨拶を交わす。
真央は最初に修が抱いた仔猫を半ばうっとりと、次に丸々した真丸を見下ろすと、拳を握り締める。
「いくら子豚ちゃんが美味そうだからって、カニバリズムありえないのだ!」
「いやいや、それちょっと違うから」
利平が顔の前で手を振って、律儀に突っ込んだ。
「……違うのだ? とにかく悪者やっつけるのだー!」
素早く気分を切り替えると、真央も一行に加わる。移動しながらでも、友人の
風雲児 轟
にメールを打つ手は休めない。
こうしておけば寝子島のヒーローを志す彼の事だ、きっとすぐにでも駆けつけてくれるだろう。
その頃。轟はシーサイドタウンの海岸線を、ランニングしていた。
体を動かす事が苦にならない轟にとっては、こんな日々の積み重ねも、リラックス出来る心地よい時間だった。
そこへ真央からのメールが、着信した。
「これは……どんな理由があろうと、子供を傷つけようなんて奴らは、絶対に許さん!」
幸い、周囲には人目はない。
易々と正義を口にするつもりはないが、悪の敵となる事に戸惑いはない。
轟は自作ヒーロー【ザ・ストレイト】に変身する事を決意した。
「戦衣着装!」
叫べば、瞬く間に轟や彼が身に着けたもの全てが、ザ・ストレイトのものに変わる。
「若干距離があるな」
現場に急ぎながら、轟は行動の手順を頭の中でイメージする。
まず奴らを発見したら、大声で呼びかけてこちらに意識を向けさせる。
少しでも足止めをすれば、子供と一緒にいる奴が遠くまで逃げてくれるはずだ!
「よしっ! 待ってろよ、必ず助けてやるからな」
ザ・ストレイトの姿に隠した表情を引き締めると、轟は速度を上げた。
「あらあら、迷子ちゃんだなんて困った子ね。偶々近くに居るみたいだし、拾ってあげようかしら?」
幸の ねこったーへの書き込みに目を留めた、
尾鎌 蛇那伊
も松林に足を踏み入れていた。
蛇那伊は口調こそ女性のようだが、鍛え抜かれた筋肉と見上げんばかりの長身も相まって、たいへん男らしい。
砂地に脚を取られない、無駄がない足運びは、バランス感覚の良さを伺わせた。
そんな蛇那伊の前を、少年・少女達とよく太った子供が通り過ぎる。
「あら、幸ちゃん。急いでどこ行くのって……どうしたの、その子?」
真丸の涙で、ぐちゃぐちゃになった顔に、蛇那伊はくっきりとした眉を上げた。
「蛇那伊くん!? そ、それがね」
のんびりとしている暇はないが、ここへ来て武闘派の蛇那伊の登場は、頼もしい。
胸を撫で下ろし、幸は蛇那伊に経緯を手短に説明した。
「ふぅん、つまりその子は身代金目的で、悪漢に浚われて。
小指を詰められそうになった挙句、追い回されていると。そういうワケね?」
逞しい指をバキボキ鳴らしながら、蛇那伊はもう一度 幸に確認する。
幸が肯定すれば、元々掘りの深い顔立ちの蛇那伊の目が光って、険を増す。
「別の子が狙われてるっぽいから、真央ちゃん達で助けに行く所なのだ! 大慌てで行くのだ!
けどこの子、遅くてしかも重いのだ。担いで行くの、真央ちゃん無理なのだ……。
ムクちゃんだけなら持てるのに~」
テリア系らしき、よく分からない雑種の座敷犬を持ち上げて、真央はマイペースに主張する。
小さな体で走り通しだったせいか、ムクの息は上がっている。
「ムクちゃんも巻き込まれて、お疲れなのだ? 真央ちゃんのリュックに入って、ラクチンするといいのだ♪」
遠慮はいらないのだ、と真央はムクが顔を出せるように、前に回した赤猫リュックの口を大きく開いてムクを招き入れる。
「事情はわかったわ。皆、よく頑張ったわね。
あたしが来たからには、もうゴロツキなんかの好きにさせやしない――悪漢なら叩きのめすまで!」
蛇那伊はドタドタ左右の脚を動かして走っていた、真丸をいとも容易く肩に担ぎ上げた。
「おおお! さすが蛇那伊ちゃんなのだ。マッスル漢女サイキョーなのだ、ソンケーするのだ!」
「行くわよ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月24日
参加申し込みの期限
2014年01月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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