this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
松林は夜のラビリンス
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
「少し散歩するから、30分後に迎えに来てくれ」
最近、
コンビニの楽しさ
を覚えた
八神 修
は、店から出ると車で留守番させていた仔猫のミルクを抱える。
「修様、足元にお気をつけて」
「ああ、ありがとう風間」
お抱え運転手から、優れた耐久性で知られるブランド製の懐中電灯を受け取ると、育ちの良さを窺わせる優雅な足取りで歩き出す。修は近頃、自身の体力不足を補うため積極的に体を動かしていた。
「夜になると暑さも和らぐだろう、ミルク? 暑さにも少しずつ慣れていこうな」
主人の声に応えるように、ミルクは伸び上がって柔らかく頬を舐める。
修が口元を綻ばせた、その時。
「フゴゴッ、ピ、ピギャ――ァ!!」
聞き苦しい獣のような悲鳴が耳に飛び込んできて、修は柳眉を顰めた。
「何だ、こんな所に豚か? まさかな」
だがよくよく聞けば、圧倒的な声量を誇る悲鳴に、別の声が混じっている。
細い声、どうやら若い女性のようだ。
「……やれやれ。神魂事件も頻発している事だ、確かめるとするか」
友人の
後木 真央
にもメールを送ると、修は悲鳴の方へ急いだ。
砂に足を取られながらも、懸命に走ってくるのはムク犬を連れた二つの人影だ。
一つは丸々と太った、小学生くらいの男の子。もう一つは同級生の少女、
飯田 幸
。
(何、子供の声だったのか!)
呆気に取られたが、修は表情を引き締める。
「どうした、何があった?」
「た、助けて! この子、悪い人達に誘拐されて逃げている所なの」
「何だって!?」
幸の言葉を裏付けるように、松林から三つの人影が追って来るのが見て取れた。
(大人三人か、分が悪いな)
どうにかやり過ごせないかと、修は懐中電灯の灯りを落とすと、泣きじゃくる真丸を宥めた。
「真丸、俺達がついてるから、もう大丈夫だ。すぐ警察を呼んでやるからな、家の電話番号は分かるか?」
ところが、修が優しく撫でてやっても、興奮している真丸は泣き止まない。
共に励ます幸も、すぐそこまで迫って来た影に、修に不安げな視線を送った。
「やむを得ないな……」
(あまりやりたくはないが、即効性の鎮静剤だ!)
修は真丸の頚動脈を押さえる事で、一時的に意識を奪おうと手を伸ば……伸ば――?
――首がない、だと!!?
修は戦慄した。
真丸の首は、たぷんたぷんの贅肉に埋もれて、頭が直接 体に乗っかっているかのようだ。
嘆かわしい、子供の栄養管理くらいしてやれよ! 病気になったらどうするんだ。
だが今は、憤慨している場合じゃない。
「走るぞ、真丸。もう少し、頑張るんだ」
弾力ある背中を押すと、修も真丸を気遣いながらの逃亡劇に加わったのだった。
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
松林は夜のラビリンス
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月24日
参加申し込みの期限
2014年01月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!