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ハレよ、風吹け ~ぼくらが幸せでありますように~
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Let's go 打ち上げパーティ
曖浜 瑠樹
はシーサイドタウンの一軒家で、両親と猫と一緒に暮らしている天然マイペースな小学生だ。いつもはにこにこまったりな瑠樹なのだが、今日はどうしてか気分が晴れず、自分の部屋でしょんぼりしていた。
「楽しい夢を沢山見たのに、思い出せない事がある気がするんだよねぇ」
いったい何を思い出せないのだろう。瑠樹は大切なものをひとつひとつ確かめてみる。
「
マティエ……白猫のリコーダー入れ
はいるよねぇ。
白いうさぎの縫いぐるみのラピちゃん
も
カプセルギアのラズちゃん
も皆いるよねぇ」
自分の部屋にいるお友だちを忘れたということはないみたいだ。うーん、とひとしきり悩んだ後、瑠樹はマティエやラピちゃん・ラズちゃんを連れて外に遊びに出ることにした。
「こんにちはぁ」
今日も今日とて、寝子島は猫が多い。可愛いにゃんこを見かけるたびになでなでしていると寝子島のマスコットキャラクターであるサンマさんとマンボウくんに出くわした。
「あ、サンマさんだ! マンボウくんだ! こんにちはぁー!」
ぬいぐるみ大好きな瑠樹は、駆け寄ってサンマさんの長細い体に抱きつく。
「よう少年。おでかけか?」
「うん!」
「どこに行くんだ?」
「んーとね、どこに行こうかなあって考えてたところ」
「きゅう~今日は寝子高の卒業式、寮で誰でも参加できる打ち上げパーティがあるそうだよ~」
「そうなんだねぇ、行ってみるよぉ」
マンボウ君の情報ににこにこしていると、猫たちがもっと撫でてと足元にすり寄ってくる。
「サンマさん達も猫をなでる?」
「おう、そうだな!」
というものの、まっすぐな体を曲げられず、まったく猫に手が届かないサンマさん。マンボウ君に至っては、しゃがもうとして失敗し、横倒しに倒れてジタバタしながら『きゅう~』と泣いている。
「あ、マンボウくんがきゅうって……」
瑠樹の口もとが思わず緩む。これもまた、寝子島の日常風景だ。
さて、ここは桜花寮。
打ち上げパーティが行われる三つの寮のうちのひとつである。
パーティ開始の時間はまもなくで、会場となる食堂では、幹事の
七夜 あおい
、
椎井 莉鳥
を中心に準備に余念がない。桜花寮生の
愛猫 萌々子
や
笛吹 ぴりり
だけでなく、卒業生の
鴻上 彰尋
や1年生の
仙藤 蒼
が、お手伝いを申し出てくれたのは本当にありがたいことだった。
それにしても、と萌々子は訝しがる。
「どうして今日はこんなに猫がいるんでしょう? ふだん、寮の中までこんなに猫がいっぱいになったりはしないのに……」
「しっ、しっ、入ってくるのは禁止です!」
風紀委員のぴりりは、ぴりりりり! と笛を吹いて追い払おうとするが、猫たちはどこ吹く風だ。
「まあまあぴりりちゃん。校長先生が連れてこられた猫たちもいますし、躍起になって追い出さなくてもいいと思いますよ」
「でも」
「猫たちも卒業生を祝ってくれてると思えば、ね?」
こんなやりとりがあったかと思えば、壁際のテーブルでは。
「椎井センパーイ、オードブルのお皿このあたりでいいですか?」
「どう、かしら……私もよく分かっていないのだけれど」
莉鳥はパーティなんて柄じゃないと思っていたのだが、いつの間にか幹事チームのメンバーに祭り上げられていたクチだった。
(何をすればいいのかしら、立食バイキングだという話だけれど、気の利いた配置なんてわからないのに……)
少し困っていると、彰尋がすっとサポートに入ってくれる。
「サラダの隣に並べるといいと思うよ。そうすると彩りもいいし、取りやすいしね」
「はいっ、鴻上先輩!」
蒼は機敏な動きで、壁際に寄せた長テーブルの上に皆が取りやすいように料理を並べてゆく。
「椎井さん、こっちのテーブルにクロスを掛けるのを手伝ってもらえるかな。いつもと違う華やかな色があると、気持ちがいいと思うから」
「わかったわ」
莉鳥も仕事にかかった。用意されていたのは桜花寮の名にふさわしい桜色のクロスだ。あおいや彰尋とも手伝いあって、しわのないようにテーブルに掛けてゆく。最後に各テーブルに花も飾って……。
「それにしてもやっぱり彰尋くんは流石だよ」とあおいは言った。「こういうとき手際がいいっていうか」
「そんな何も……家でやってたことの延長だから。それにあおいさんや椎井さんたち幹事も卒業生なわけだから、あれこれ準備や、あちこちに気を使って楽しむ暇がなくならない様に自分も動けたらいいなって思っただけだよ」
「ありがとう。今日も頼りにさせてもらっちゃおうかな」
「うん、遠慮なく」
こっちオーケーです、と蒼が並べた料理の前で手を振っている。
「そろそろ開場しても?」
「お願い、莉鳥ちゃん」
了解、と頷き、莉鳥は食堂のドアを解放した。
廊下で待ち構えていた卒業生たちが、歓声を上げながら食堂に入ってくる。声を張るのは蒼だ。
「卒業生のみなさんお待たせしました、打ち上げパーティ会場はこちらでーす!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
79人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年08月04日
参加申し込みの期限
2024年08月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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