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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
ハレよ、風吹け ~ぼくらが幸せでありますように~
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わちしはドコにでもいる、普通の人間デス
東京タワーのてっぺんに登る。
スカイツリーではなく、敢えて東京タワーだ。なんとなくそちらの方が親しみやすい気がするからだ。
狗民 きとり
は赤い鉄筋づくりの塔の、高さ250メートルにある特別展望台から遠くひろがる人々の営みを眺めていた。
きとりはかつて、いぬみん星のプリンセス『いぬみん』だった。人間の少女のようなこの体は地球における仮の姿。頭に被った垂れ耳わんこな帽子こそが本体さんで「みみみん!」と唱えれば、いぬみんパワーでなんでも解決! ――のはずだった。
いま、きとりの頭の上に本体さんはいない。
手作り帽子の『本体さん』は箱に入って自宅の隅に眠っている。
これが今の自分だ。ちょっぴり地味で、普通で、どこにでもいる人間のひとり。
「全部、夢だったのかなぁ……?」
手すりに凭れかかって、寝子島がある方角に目を向ける。
あの島で不思議なわんこと一緒にいた気がする。もふもふで緑色のリボンをつけたすてきなおともだち……。
けれど結局いつの間にかいなくなっていた。
あるいは……もしかしたらそんなわんこは自分の幻想で、本当はいなかったのかもしれない。そう思うほど記憶がおぼろになっている。見えない友だち、イマジナリーフレンド……そんな言葉が脳裏をちらつく。
「結局のところ、いぬみん星というものの概念は
高校生だったわちしが高校生だったゆえに存在できていた概念で、
それは魔法のようなものだったんですよね」
いぬみん星は、空の彼方のどこかにある、きとりにだけ見える特別な星だ。
(それはきっとファンタジーなの。そんな星は存在しない……誰も知らない……)
きとりの日常は驚くほど普通だ。
朝起きて、歯を磨いて……夜寝るまでの間に不思議なことも驚くようなことも何一つない。
平和だが、地味で平坦というのがしっくりくるような毎日。
だけど――。
(あの島に戻ったらまたいぬみん星のプリンセスになれるんじゃないかな)
そう思いながら景色を眺める。
東京タワーのまわりにも花びらが降ってきている。それを見える人も見えない人もいる。
きとりには、見えた。なぜか不思議には思わなかった。
(今度の休みに行ってみようかな、寝子島)
きとりは花びらが舞う東京の景色を眺めながら、かの島へと思いを馳せる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
79人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年08月04日
参加申し込みの期限
2024年08月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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