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そんな緊張溢れる柚春も、NYANPOLISへ到着すると眼前に広がる別世界に目を輝かせる。
SOCA・NAMMYの最新技術を駆使した、日本最大級の広さとアトラクション数を誇る屋内型遊園地は、通称を『にゃんポ』と親しまれ、何度来たって斬新な驚きと先進的な体験が味わえる、アミューズメントパーク。
大人も満足な絶叫マシンに、子供心をくすぐる仕掛け。まったりのんびりもできる不思議な世界と何でもありなここは、屋内だからこそできる楽しみがたくさん用意されていた。
「ちょっと変わったことは、寝子島で慣れたつもりだったけど……」
近未来的な内装に、柚春はどこから見ればいいものかと視線を巡らし、ウォルターも少年心をくすぐるのか、ワクワクとした様子で館内の仕掛けと思しき物を見つけては、どれから試そうかと思案していた。
「あの光ってる床、踏むと映像が変わるみたいだね。あっちの鏡はポーズをとるたびにエフェクトが――」
「逃げないんだから、落ち着いてよ。
迷子の呼び出し
なんて嫌だからね?」
いつぞやのニャンドで、揶揄うように言ったウォルターの言葉を返すように、柚春は悪戯に微笑んだ。
すると彼は、さも不服だと言いたげな顔で肩を竦めると、ビシッとジェットコースターを指して言い返す。
「面白そうなアトラクションが多すぎるのが悪い」
「ははっ、そうかも。
で、もっ!
今日はデートなんだからね」
気分屋な彼は、興味好奇心が向くままに走り出すことが
度々
ある。その度に、柚春はウォルターの腕を掴んで舵取りを試みるけれど、成人男性を女子高生が腕力だけでどうにかするだなんて、無理に決まっている。
だから彼に言い聞かせるのだ。デートだと、置いていかないでと。
「そうだった。
今日は
デートだったねぇ」
あえてそこを強調するのかと、今度は柚春が不服そうな顔をするのだけれど、彼はクスクスと笑うばかり。
「もう……! じゃあ、アトラクションに並びながら、面白そうなの探そっか!」
けれど、彼がデートと認めてくれた。
大切な
ピアス
も、今日は学校と違って一方通行じゃないし、ペアリングを買うことだって『欲しいのが無いならやめようか』なんて冷たいことは言わない。
それが嬉しくて、柚春はぎゅうっとウォルターの腕に抱きついた。
「……ありがとう」
「ん~?」
小さな呟きは、賑やかなBGMやアトラクションを楽しむ絶叫にかき消されてしまったようだけど。幸せいっぱいな笑顔で見上げると、柚春は「あのね」と彼の耳に唇を寄せるフリをして、そのまま頬にキスをする。
「だいすきだよって言いたくて!」
真っ直ぐに想いを届ける彼女が眩しいのか、ウォルターは目を細めるように見つめたあと、柚春の頭をわしゃわしゃと撫でながら「僕もだよ」と囁いた。まるで、そう口にする瞬間の顔を、見られまいとするかのように。
「さて、そこそこの待ち時間だけど、話すのはここで遊ぶ作戦会議でいいのかい?」
ウォルターは、先ほど立ち寄ったアクセサリーショップで貰ったカタログを手にすると、他にも相談したいことがあるのではないかと柚春を見た。すると柚春は、空元気を見抜かれた照れくささからか、苦笑しながら中央ステージに映る映像を眺め、ぽつぽつと話し出す。
「あのね……やっと、ワットとのペアリングが買えるんだって浮かれてたのもあった。でも……」
買えたら何でもいいわけじゃなかった。2人にとって、特別な物を選びたかった。
待てば選択肢は広がるし、お互いがこれと思う指輪も買えるだろうけど、それでは……ダメなのだ。
「今日買わないと……ワットが、心変わりしちゃうんじゃないかって」
ペアリングが欲しいと伝えたときから、少し日も経ってしまった。気分屋な彼が心変わりするには十分な時間だろうし、ちょっとでも面倒くさいと思って気が削がれたらと思うと心配だった。
そう不安を吐露する柚春を見て、適当なことが言えるはずもない。
「……なるほどねぇ」
ふむぅ、と考え込むように唸るウォルターにも、自分が気分屋だという自覚はある。指輪だって、柚春から提案されなければ贈ろうとも、ましてお互いにペアリングを付けようだなんて考えもしなかった。
そういう意味では、前のめりで買おうと乗り気で来たわけではない。けれど、本気で買うつもりがなければ、のらりくらりと適当にかわして、最後には「そんなこと言ったっけ?」と約束を反故にしただろう。
そうこうしているうちに乗り場まで着き、係員から簡単な安全説明を受ける。そして、いざ出発というタイミングで、ウォルターは安全バーを握る柚春の手に自分の手を重ねた。
「じゃあ行こうか。僕の気が変わらないうちに」
「えっ、それって――……わああっ!!」
走り出したコースターに振り回されて、聞き返すことは叶わない。
けれど柚春は楽しそうに、空元気ではなく嬉しそうな顔で絶叫を上げていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年09月30日
参加申し込みの期限
2024年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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