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――戦闘――
「そのろっこん、おもしれえな」
と、
空里花・J・見条
が言った。
一番最初に追いすがってきたのが空里花だった。
『アイボウ、サガレ』
“シャドウ”が好戦的な笑みを浮かべて、草壁に下がるように促した。
『コイツノネライハ、オレダ』
「そうだな。本体には興味ねーから、さっさと失せてくれた方が身のためだ」
草壁も感じていた。目の前に居る空里花が、自分と同じような奴だということに。
だから、大人しく下がる。“シャドウ”の行動力が落ちないギリギリのラインを見極めて。
「一人でできる限界はあるだろうから、無理はすんな」
『ワカッテル、オレガアブナイトキハオレニセヲムケテクレヨ』
「できるだけ善処する」
言って、草壁は路地の中心に陣取った。
どちらから攻められてもいいように警戒の形だ。
「さて、いいか。じゃあ行くぞ【傍に立つ者(スタンド・バイ・ミー)】!!」
あらん限りの力で叫ばれた声に呼応して、空里花の脇に剣闘士が姿を見せる。
『チィ……デカイコエデサケブンジャネエヨ。バショガワレルダロウガ!!』
激昂した“シャドウ”が身を低くし空里花に向かっていく。
屈強な肉体を持つ剣闘士を前にしても引く気は一切無いようだった。
その様子に、空里花も舌なめずりをして、受けて立つことにした。
「いいぜ、そのスタイルで行こうか!」
指示ともつかないその言葉に剣闘士が応えた。空里花の前に立ちふさがる剣闘士が拳を作り、振り抜いた。
あわせるように、“シャドウ”も拳を突き出した。
お互いの右の拳がぶつかり合うと、人体から立ててはいけない骨の砕ける音がした。
砕けたのは“シャドウ”の拳だ。
彼我の肉体の力量差は明白で、ベースとなった人物が現代の若者である“シャドウ”と、屈強な肉体を持つ剣闘士。どちらに分があるかは明白だ。
それでも“シャドウ”は痛みを感じさせない動きで、すぐさま次の拳打を剣闘士の鳩尾にたたき込んだ。
確実に決まったその一撃に動じる様子もなく、剣闘士はカウンターの一撃を“シャドウ”に見舞った。
“シャドウ”の顔面に入った剣闘士の剛拳は、“シャドウ”の顎を砕き意図も容易く吹き飛ばした。
『ダア! モウ! アイボウケンカノヒトツヤフタツクライシテオケヨ!!』
地面を二度三度跳ねて止まった“シャドウ”が、むくりと体を起こし悪態をついた。
「消えるまで、叩きのめせばいいって事だな!」
『マアソウイウコッタ。ダガスコシイトマヲモラウゼ』
空里花の言に、“シャドウ”が肯定の意を示す。
そして、“シャドウ”は民家と民家の隙間。人一人が何とか頑張って入り込めそうな隙間に身を滑り込ませた。
それを追う剣闘士が隙間をみたときには、既に“シャドウ”はその場から消えていた。
『セナカガガラアキダゼ』
剣闘士の背後に突然現れた“シャドウ”が脇腹に横蹴りを打ち込み、さらに人間離れした動きで剣闘士の背を踏み台にし、宙を舞いながら頸椎にかかと落としをぶち込む。
しかし、“シャドウ”の攻撃は、天然の剛柔多彩に変動する筋肉という鎧に覆われた剣闘士には一切通用しなかった。
「少しばっか肝を冷やしたがなんてこたねえな!」
空里花がほっと胸をなで下ろすように言い張った。
「もう反撃の余地は与えねえよ!」
振り返った剣闘士が着地でバランスを崩した“シャドウ”に、剣闘士が剛拳の連打を浴びせる。
最初はまともに受けていた“シャドウ”だったが、地面に組み伏されてからは次第に転がるような回避行動を取りだした。
そして、外した拳打はアスファルトを穿つ威力を見せた。
空里花は勝利を確信した。
剣闘士に攻撃を止めさせると、既にその場には“シャドウ”の姿がなかったからだ。
“シャドウ”らしきろっこんが、同じように剣闘士のろっこんに組み伏されてからの様子をつぶさに
八神 修
はみていた。
大声量の声が聞こえた方に走ってきたため、今は息を整えつつ敵の出方を伺っている。
「大分体力がついたとは思ってはいたが……」
ほんの少し全力疾走しただけで音を上げる羽目になってしまった。
既に大勢が決しているように見えるが、明らかな発動者と思われる草壁らしき人物に焦りはみられなかった。
武器は市販のエアガンとBB弾500発入りを、釣り銭すら受け取らずに慌てて買ってきた位しかない。
出費に嘆くよりも今は、一般人に危害を加えようとした草壁の無力化が重要だ。
無力化の為には、“シャドウ”さえどうにかできればいいだろうというのが、この場で下した修の判断だった。
『オイオイ、エアガンハヒトニムケテウッチャアイケナイダロ?』
思考を中断するような声が、すぐそばで聞こえた。
背を預けている電柱を恐る恐る振り返ると、にたりと酷薄な笑みを浮かべている“シャドウ”がいた。
『マ、ガキノアサヂエッテトコダナ』
臨戦態勢を取るよりも先に、一瞬の驚きに身を竦めた瞬間を見逃さなかった“シャドウ”に修の服の襟元をつかまれた。
ものすごい握力でつかまれているため、簡単にふりほどく事はできそうになかった。
そして、武器として購入したライフル型エアガンも取り上げられた。
武器が奪われた。これはとても拙い状況だ。
息が詰まり、集中力がかき乱されているこの状況下で、とっさの判断ができない。
それでも、あれだけ事前に攻撃を受けていた“シャドウ”がこうも簡単に動ける状況が読めない。何とか首を回し、修は“シャドウ”を目に収めようと努力する。
果たして、そこにいたのは一切の傷を負っていない“シャドウ”だった。
絶句するとともに、修は抵抗を諦め自身の思考に埋没する。
何か仕掛けがあるはずだ。ろっこんなのだから、どこか必ず仕掛けがある。
『オレテキニハ、オマエガニクカベニナッテクレルナラ、マジデタスカルンダヨネ』
嬉しそうに言葉を発する“シャドウ”を無視。
最初は引きずる程度の力しか無かったが、急に持ち上げられた。
やはり、有効射程が存在する。そう修は思い至った。
それと同時に、“シャドウ”の手によって持ち込んだ武器は破壊された。
身一つで戦うことを余儀なくされた現状で、今の修が打てる手立てはなく、偶然に頼るしかない。
奇しくもその偶然はすぐ訪れた。
「あら、その戦いアタシも混ぜてくれるのよね?」
野太い声音とは裏腹の女々しい喋りに“シャドウ”の動きが止まる。
『ヤッベエ、オネエッテコウイウヤツノコトダヨナ……』
“シャドウ”よりも20近くも背の高い大柄の男――
尾鎌 蛇那伊
が目の前に居た。
修はこれを好機と見て、もがく。
注意を少しでも自分に向けつつ、どういう攻撃手段を用いるのかは分からないが目の前の蛇那伊が“シャドウ”に一撃でも入れてくれればと願う。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
来宮悠里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月26日
参加申し込みの期限
2013年12月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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