this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
芽森菜々緒の迷走
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
9
つぎへ >>
ボス部屋手前の通路の壁の一画が、ぐるんと回転すると、中からぬるぬるになった攻略班の面々がすぽーんっ!と飛び出してきた。
「あいたたたた……みんな、大丈夫?」
真白は全身に纏わりついた粘液を手で払い除ける。
シオのエンチャントのおかげで、粘液がきれいさっぱり残らず落ちるのはとても便利だ。
海も友人の呼びかけに手を振って応え、菜々緒とラピスもぬるぬるを払い除けながら無事を伝えた。
「エンチャントしておいて正解でしたね~。刀さんはお疲れ様でした。少し休憩にしましょうか。タルトさん、お水を貰ってもよろしいでしょうか?」
シオは道具袋からドライフルーツを取り出し、タルトが星の力で溢れさせた水に浸してそれらをふやかす。
「かなり長い時間、探索してきましたからね。食事を摂っておきましょう。幸い、この辺りはぬるぬるではありませんので。それと……」
シオは周囲の警戒のために、魔星やぎ座を宿したコウモリを召喚してみせた。
「護衛よろしくね。はい、これ」
契約履行のために、水で戻したドライフルーツをコウモリの口元へ手渡すシオ。
コウモリは嬉しそうにそれを齧り付き、食べ終わり次第、翼で飛び立っていった。
他にもシオは錬金術で熱源を生成、土の星の力でやかんを作って白湯を沸かす。
「温まりますよ、さあ、どうぞ」
「うむ、よきに計らえ!」
ラピスは大破した大ソリの残骸の上で胡坐をかいて白湯をちびちびと飲んでゆく。
そういえば、と刀も食料を買い込んだカップ麺を皆に配る。
カップ麺に白湯を注いでもらって、全員が満腹になる量の食事にありつけた。
「本当にシオさんがパーティーにいて助かっちゃった! 通路の掃除も凄かったし、温かい食事もバッチリ♪」
「いえいえ。タルトさんの星の力でお水を出してくれたからこそですよ」
「この星の力は本来スライム対策を想定してなんだけどね! スライムといえば酸が弱点! ……あれ? でも酸はスライムが溶かすときに出す武器だっけ? まあいいや、酸は実際水で流せるし! ボスもスライムなのかな? だとしたらスライムってほとんど水分だし、凍らせちゃおうか?」
そんなタルトの提案にあれこれ議論を交わす面々。
と、そこへ桜井がようやく合流した。
「いたいた! みんな消えちゃうからびっくりだぜ! で、作戦会議か? 殴ればいいのか? ってカップ麺食ってる!? 俺も食べたい!」
桜井はろっこんを解除して槍戦士の姿へ戻ると、刀から『マシマシわかめらーめん』を貰った。
「さんきゅ、御剣! で、なんでわかめ?」
「槍が緑に光ってるからな」
「あー確かに? って安直じゃね??」
桜井の持つ緑の魔風の光を宿した槍は風を操る。
槍の切っ先をスライムの中へ突き刺した状態で風を巻き起こせば、巨体を内部から吹っ飛ばせるかも?
そんなアイデアを桜井が出せば、自然と彼も前衛を担うことになった。
休息を十分にとった攻略班の面々は、先行した桜井に案内されてボス部屋へ向かっていた。
「巨大なスライムキングがこのダンジョンのボスだな。最奥の宝物庫っぽい扉を守ってるみたいだ」
「宝物庫!? お宝!!」
真白が目を輝かせて声を上げる。
「ラピスちゃんの帰る手掛かりがそこにあるかも? よーし! このハンマーでどっかーんってしちゃうよ!」
身の丈以上の大鉄槌を軽々と掲げてみせる真白に、ラピスは頼もしそうに目を細めた。
その傍らで、刀と海、そして菜々緒は連携の相談をしていた。
「……そうね、私と刀君は機動力が武器だから、海ちゃんのろっこんでアシストすれば有利に戦えそうね」
「スライムキングは任せろ、他は任せた。うん、俺はバトル担当だからバトル強いけど、他の場面ではあまり強くないんだ。でもまさかソリの牽引係になるのは想定外だったけど」
『刀のえっち』
海が膨れっ面で刀を睨んでいた。
刀は苦笑いを浮かべて弁解する。
「ふ、不可抗力だったし……まぁ、俺の強みの戦闘で足を引っ張らないよう頑張るよ……万能な人なんて、ゲームや漫画の世界の住人さ!」
『わたしも スライムにはこうげき手段がないと思ってたけど』
『ななお先輩のおかげで かつやくできそう』
海は自分のろっこんではスライムに対処できないと思っていたので、二人の役に立てる事が嬉しくて顔が綻んだ。
と、ここでラピスが皆の足を止めるべく声をかけた。
「これは、星の力だと? くるぞ! スライムキングのお出ましだ!」
ラピスが指差す方向に、巨大な球体が蠢いていた。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
芽森菜々緒の迷走
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
前回シナリオ
芽森菜々緒の再訪
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年12月12日
参加申し込みの期限
2023年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!