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お酒呑もうよ
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プロローグ
「う~~っ、さむっ」
木枯らし吹く旧市街。
城山 水樹
はコートの前を掻き合わせ足早に帰途についていた。
参道商店街の古本屋の娘である水樹は、女子大生モデルでもある。
今日は都内のイメージガールを務めるコスメブランド「Sonora」本社で打合せだった。こんなに寒い日だというのにもう、初夏の新作コスメのキャンペーンについてである。予想外に長引いて、すっかり日も落ちてしまった。
「ああ、お腹空いた……ん?」
足を止めたのは
囲炉裏居酒屋「田」
の前。
暖かな灯りと田楽のいい匂いに誘われて、ふらふらと『田』の字の暖簾をくぐる。
店内は薄暗く、囲炉裏の火がぱちぱちと燃えて、まるで昔話の世界に入り込んだかのようだった。
囲炉裏端には田楽の串が挿してあり、豆腐や茄子たちが、焙られて焦げ目がつくのを待っている。
火を囲む幾人かの客たちは、田楽をつまみに日本酒を嗜んでいるようだ。
「ねー紫ちゃん、聞いてるーぅ?」
早くも赤くなっている
久保田 美和
は、隣に座る
仙藤 紫
の盃に酒を注ぐ。
大学の帰りに偶然美和ちゃん先生に出会い、気づけば一緒に呑むことになっていた紫は、注がれる酒が零れないように両手で盃を支えていた。
「久保田先生、私今日が居酒屋デビューなんです。すこしペースを落としていただけると……」
「なーによう。これいいお酒だから平気平気。いい酒は酔わないのよー」
「酔ってますよね……?」
紫はため息をついてお酒をちびりと舐める。あまり分からないので美和のおすすめを頼んだのだが、飲みやすくて気を付けないと飲みすぎてしまいそうだ。
酒のお供は、豆腐と茄子、大根に魚田。
特製の田楽味噌は山椒の風味がして、焙った素材によく合う。
はふはふと豆腐にかじりついていると、若い女性客が案内されてきた。
「う~さぶさぶ。女将さん私、熱燗とこんにゃくと豆腐で。……あれ、美和ちゃん先生?」
「んー? 私を知ってるってことは元寝子高生かなー?」
美和は酔った目を細めて女性客を見た。
「先生。城山水樹さんですよ」紫が美和を突く。「ほら、『Sonora』のモデルの」
「えーっ、あ、ほんとだ! 雑誌で見たことある!」
有名人の登場におののく美和と紫に向かって、水樹はしーっと人差し指を立てる。
「ふつうにしてください、私もほんの数年前まで寝子高生だったんですから。
当時はあまり接点がなかったですけど、先生のことは覚えてますよ。よかったらご一緒しても?」
「もちろんよー」
美和と紫は席を詰めて水樹が座る場所を作る。
やがて水樹が注文した熱燗が届いたので偶然の出会いに乾杯だ。
紫は水樹を眺めて、すこしぽーっとしている。
「やっぱりお美しいですね」
「ありがとう。お仕事だから手は抜いてないわ。そういうあなたも透き通るような肌で綺麗よ」
本職の水樹に褒められて、紫は嬉しそうにはにかんでいる。
「なーによう。ふたりとも美人さんなんだからー。洋服も可愛いし、似合ってるし」
酔った美和は女子力の高い二人に囲まれて凹み、それを二人が慰めて。
女三人寄れば姦し、の様相となりつつある。
「ええー、美和ちゃん先生のいい感じの人ってあの人なんですか?」
「名前、なんだったかしら。く、くろ……?」
少し離れた席で呑んでいた
三毛谷 道哉
は、耳に届いた女性陣のおしゃべりに笑みを作る。
今は人に化けて、山高帽に和服姿だ。酒の相手は、人に化けた酒好きの鴉天狗・
疾風丸
である。店内は薄暗いから、あやかしが混じっていてもほかの客にはばれないだろう。
大酒飲みの疾風丸の隣には一升瓶。疾風丸は盃では足りないのか、どんぶりに注いで呑んでいる。
「なんだい、旦那の知り合いかい?」
「すこしね。美和先生だったかな。何かと賑やかな先生でよく覚えているよ。お相手もね。まああちらは存在感が薄いが、足して丁度いいじゃないか。私は応援したいねぇ」
女子たちの席がどっと盛り上がった。
話題がそれぞれの恋バナになったらしい。美和が嬉々として紫の盃に酒を注いでいる。
「ほら、紫ちゃん呑んで呑んで。その戻ってきそうな恋の話、聞きたい!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年10月23日
参加申し込みの期限
2023年10月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年10月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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