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思い出と共に
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広間の片隅は、
小山内 海
を中心にお絵かき教室になっていた。
小山内 海
が買ったはいいが、全然使って無い色鉛筆のセットをいくつか持ち込み、「これもやるよ」と、布団だけでは寂しいだろうと、
高城 律
が未開封のスケッチブックを提供してくれたのだ。
綺麗な色鉛筆がテーブルの上に広げられ、子供達は黙々と作画に取り組んでいる。
(良かった。この子たちも、使ってくれる人の所にあった方がいいよね)
余裕があった時にケースのデザインがいいのがたくさんあって、つい買いすぎてしまった色鉛筆。
今思うと、勿体無かったなぁと思うが、こうして使われている様子に海は微笑んだ。
(この色鉛筆を使って、絵が好きな子になってくれるといいな)
幼い頃に病気で声を失った海は、スケッチブックでの筆談でコミュニケーションを取っている。
でも今日は、まだ文字の読めない子もいるから、教える時は実際に描いてみせる。
「わ~、お姉ちゃん上手い!」
手放しに誉められれば、子供達にも分かりやすいよう、海は喜びの動作を少し大げさに取る。
「ふーん、上手いもんだな……」
子供達と一緒に絵を覗き込み、律も頷いた。
『あなたも えをかくの?』
何気なく振り返った海の素朴な疑問に、律は動揺する。
「え? いや……まあ、昔ちょっとだけ、な」
無意識のうちに、鞄の中の画材を庇う動きを見せた。
精神的なショックから心因性の色覚異常に陥った律は、自分の殻に引きこもるようになり、大学も休学中だった。
何となく捨てられなくて、持って来た引き出しの中に仕舞いっぱなしだった画材。
本格的なものだから喜ばれるだろうと、本当は全て子供達に譲ろうかと思っていたのだが……。
いざとなると、律はそれを手放す決断が出来なかった。
『どうしたの? きぶんがわるいの?』
「いや、何でもねーよ……その、俺そろそろ帰っ」
言い終わらぬうちに、律は子供に圧し掛かられて潰れていた。
「お兄ちゃん、遊んでー!」
「お前ら! いきなりくるやつが……ぐぇっ! ふ、踏むなー!」
律は明日、ひどい筋肉痛に悩まされるかもしれない。
「お姉ちゃん、似顔絵描いてー!」
「僕も、僕もー!」
轟にかっこいいヒーローに変身させてもらった男の子が、リクエスト。
『うん いいよ すこしまってね』
快くそれに応じながら、海は色鉛筆を走らせる。
「小山内。良かったら俺にも、型を披露した時の絵を描いて貰えたら、嬉しいな」
子供達に囲まれる海の姿を見つけて、
御剣 刀
も そそくさとやって来て、おねだりする。
『いいよ でも じゅんばん』
「ああ、勿論待たせてもらうよ。よし、順番までもう一汗かくか」
再び少年達と連れ立って庭に出て行く刀に、海は目を細める。
いい思い出になるといいな……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月19日
参加申し込みの期限
2013年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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