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剣道道場の跡取り娘・
伊藤 佳奈
も、蔵の肥やしにするよりは……と、子供の頃よく友達と遊んでいた、チャンバラごっこ用のプラスチック製の刀を数本と、母親のお手製の服を持参した。
古いものだが、玩具の刀にはへこみもなく、今でもちゃんと使えそうだ。
「懐かしいなぁ……一度お友達を強く叩いて泣かしちゃって、謝りに言ったなぁ」
長い人生、時にはぶつかり合う時もあるだろうけれど、力加減は大事。
子供達にも遊びの中から、それを教えてあげられればいいなと思う。
「よーし……たのもーっ! なんちゃって、こんにちはー! チャリティって、ここでいいのかな?」
「いらっしゃい! お、こりゃまたたくさん……悪ィな、ホントに助かるぜ!
さ、入ってくれよ。餓鬼共も待ってるからさ、今ならケーキの差し入れもあるから、食ってくれよ」
「え、本当!? いいとこに来ちゃったなぁ♪」
お料理上手のお母さんの娘の佳奈は、ちょっぴり食いしんぼさん。素直に嬉しそうに顔を緩める。
「あ、それ俺様が持つ。……ん? 変わった衣装だな? お遊戯会用とかか?」
紙袋の口から覗く、随分派手でヒラヒラした服を目にして、花梨は呟く。
「あー……ううん、それ……コスプレ用、なんだよ、ね」
ほんのり頬を染めながら、佳奈。
「コスプレ? ひょっとしてこれって、全部手作り? マジかよ、すっげーな!」
「うん、服はみんなお母さんが作ってくれたんだ。
うちのお母さん、アニメや漫画が好きで、それに出てくる服をよく作って着せてくれたんだよね」
「へえぇー! 昔のアルバムとかあるなら、見たいもんだな」
花梨は、しきりに感心している。
「えぇー!? 確かに、あの頃は可愛い服を着られて嬉しかったけど、今思えばコスプレだよね。
お母さんは今もよく着てて、あたしにも着てって作ってくるけど、流石に今は恥ずかしいよ……」
もじもじしながら花梨を上目遣いに確認すれば、彼女は衣装を手に取って、ご満悦だった。
「うわぁー、懐かしい。これ欲しかったんだよなぁ!」
「……って、聞いてないし!」
「え? いや、ハハハ! まあ入って、のんびり餓鬼共と遊んで行ってくれよ!」
花梨に案内され、佳奈が入れば幼い子供達が、
宇佐見 満月
に指編みを習っているところだった。
「そうそう、上手いじゃないか」
満月が教えているのは、太さが不均一のモヘア糸で作る、ざっくりとした指編み。
通常の作品に比べて作業による拘束時間が短く、また凝った模様編みをしなくても毛糸の性質が変化を出してくれる優れもので、気軽に手を出せる事から、編み物離れしていた年配の婦人や、編み物初心者にも取っ付き易いのだ。
もう少し大きい女の子達には、
神無月 綾
と鉤針編みを。
満月に教わっている女の子達は、サイズの同じモチーフを皆で作り、あとで繋げるつもりだ。
「こんな風に接ぎ合わせれば、ポンチョになるさね、今流行だろ?」
設計図を指差し、完成へのヴィジョンを示せば、単調な作業にも夢が膨らむ。
一緒に編み針を持つ、少女達とも連帯感が生まれた。
一方、綾とコースターを作っていた少女達は、完成の全体像が見え始めていた。
「出来たコースターは、贈り物をしてくれた方々へのお礼に、手紙と一緒に渡すのもいいかもしれません」
綾の提案に、少女達は考える仕草を見せる。
誰に渡そうかと、考えたのだろう。
「上手に作れるようになったら、次はもっと大きな物に挑戦してみましょう。
私はまた教えに来ますから、焦らなくても大丈夫ですよ。
セーターなど、大きな物はじっくりと取り組みたいですものね」
セーターと聞いた女の子が、顔を見合わせる。その瞳が、一様に輝いて。
綾は声を落とした。
「こちらは、お慕いする殿方に送るのも良いかと……」
「え~、そんな人居るかなぁ?」
「綾さんは、居るの?」
「え……?」
女の子達が含み笑いをする。その中に混ざって違和感の無い綾の姿に、満月は少し安堵した。
八神 修
、
後木 真央
らに編みぐるみを教わるのは、かわいいものが大好きな女の子達。
「ん? あれは さとみだな」
「ホントなのだ、さとみちゃ~ん、こんにちはーなのだ!」
クマの縫いぐるみを抱えた幼い少女に、真央が両手を振ってアピールする。
「元気そうだな、さとみ。変わりはないか?」
修に問われて、さとみは頷く。パッと見、痩せてもいないし、血色も悪くない。
彼女の頭に手を伸ばし、修は髪をそっと撫でた。
「さとみちゃんに、プレゼントがあるのだ♪」
そう言って、真央が鞄から取り出したのは千代子が作ったニット帽。
「わぁ、かわいい! 貰っていいの?」
「勿論なのだ♪
これ作った人は、結構お年寄りなのだ。今は無理だけど、いつか さとみちゃんにも会って欲しいのだ」
千代子がさとみの両親を死に追いやった
三下 ゴロー
の母である事を考えると、胸中には複雑なものが過ぎる。
本当は会わせない方が、良いのかもしれない。
けれど隠し続ける事にも、限界があるように真央は思う。
無邪気に喜ぶ さとみが、いつか真実を知る時。
それが少しでも優しいものになるようにと、願いを託して。
今は何も言わずに。
淡島 直行
が三国志シャツをプレゼントした少年は、残念な事に三国志を知らなかった。
幼い頃に大人に連れてこられて以来、それきりだという少年。
シャツの文字に意味があると知ると、
鉄 衛守
からの差し入れのケーキを食べながら、根堀り葉掘り直行から聞きたがった。
「名前だけは聞いたことあるんだけど、そんなに面白いの?」
「ああ、武将もそれぞれに魅力があってな。しかもこの話の凄さは、史実に基づいているって事だ」
「それって、ノンフィクションって事?」
「一部作者の脚色もある。それがどこか調べるのも、通な楽しみ方かもしれないな」
「へえー……でも、まずは楽しむってイイと思うな。
歴史って、授業で先生に年号並べて教えられても、つまらないけど。
戦国武将とかが、どんな気持ちで戦いに臨んだのかなって考えると、俄然燃えるよね」
「だよな!」
好意的な反応を受けて、直行も身を乗り出す。
「ねえ、三国志って図書館とかでも、本を借りられる?」
「む、どうだろうな? 島にも図書館あるはずだし、お勧めを教えてやるから、今度探してみたらどうだ?」
「うん、そうするよ、ありがとう!
……それにしても、このケーキ美味しいな、どうやって作ったんだろう?」
この少年、どうやらかなり好奇心が旺盛なようだ。
今度は衛守に、色々追求し始めた少年を見守りながら、直行は苦笑する。
(けど……俺は昔結構荒んでたけど、君達には、まっすぐ育って欲しいな)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月19日
参加申し込みの期限
2013年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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