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ひねもすのたり、雲の切れ間に
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~1842年の夢~
とある放課後。
寝子島高校ミステリ研究会の部室にて、
新井 すばる
はひとり本を読み耽っていた。すばるの瞳は文字を追って忙しなく上下し、頁をめくるのももどかしげに物語を読み進めていく。差し込む夕日と相まって、まるでひとつの彫像のように見えるすばるは微動だにせず椅子に腰かけていた。
ふと扉の外に足音が聞こえた。
すばるは紙面から顔を上げずにそれをただ聞いている。
やがて足音が止まり、入口の戸がからりと開く。
「あら、今日はすばるひとりだけ? 珍しいわねえ」
その声を聞いた瞬間、すばるはぱっと顔を上げた。
「やあブリジットさん」
部室にやってきたのは
ブリジット・アーチャー
だった。
ウェーブのかかった金髪をふわふわとたゆたわせながらすばるの近くへやって来ると、彼女はちらりとすばるの持っている本の背表紙に目をやった。
それが例によってすばるが聖典と奉じて已まない名探偵小説、『ニャーロック・ホームズ』と見ると、ブリジットは呆れ顔で言った。
「散々読み返しておいてよく飽きないものね……ほとんど宗教だわ。っと、そんなことよりすばる丁度良い所に居てくれたわね。これからちょっと時間あるかしら。付き合ってほしいところがあるのだけれど」
「ストーリーを暗記するほど読み込んでなお楽しめるからこその聖典なんだと思うけどね。宗教だとすれば僕は、作家と主人公と作品の三位一体説でも唱えるよ……。それで、ええと、僕はどこへお供すれば良いのかな」
するとブリジットは待ってましたとばかりに胸をはる。
「うふふ、さてどこだと思うかね、すばる君?」
ブリジットはすばるが読んでいた小説の主人公らしい口調で尋ねた。
「そうだなあ……、まずブリジットさんがひとりではなく誰かを連れて行こうとしていることから察するに、ひとりでは危険な場所もしくは人手が必要な場所なんだろうね。それも多分後者。危険な場所ならそんな風に楽しそうにはしていないはずだからね。そして後者の場合、人手と言っても僕ひとりで十分な程度の用事、とすると、荷物持ちかな。買い物の」
「うん、その通り。では二つ目の質問よ」
「何を買いに行くのか、だね」
「そう。ヒントは軽くて体に密着するもの」
あごに手をやって少しばかり考えていたすばるは自信なさげに答えを口にした。
「……羽毛布団?」
あまりにも見当違いなその答えに、ブリジットは大きく肩を落とす。
「どこの世界に学校帰りに羽毛布団買いに行く女の子がいるっていうのよ……。しかもこれから暑くなるっていう季節に! まったくもう……」
一拍置いて大きく息をつき、ブリジットは正しい答えをすばるに告げる。
「今日はチャイナドレスを買いに行くわよ!!」
そうしてすばるの意識が真っ赤に染まった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月15日
参加申し込みの期限
2013年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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