ひねもすのたり、雲の切れ間に｜リアクション

ひねもすのたり、雲の切れ間に

～雨上がりの島に～

　長く続いた梅雨の末、寝子島に訪れたある晴れた１日はそんな風にのたりと過ぎた。
　雨上がりのアスファルトは太陽にきらきらときらめいて、もえる深緑はエネルギーをたっぷりと蓄えこれから来る季節に備えている。
　暦はそろそろ七夜月。
　もうすぐ夏がやってくる。

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あとがき

担当マスター：三三三
ファンレターはマスターページから！

まずはご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
三三三です。

前回の予告通り、ただひたすら日常を描いてみました。
公開される頃には既にらっかみタイムは７月でしょうか……。
リアルが寒くなってゆくこの季節、寝子島だけでも晴れ渡る日々が続けば良いですね。

全体的なアクション傾向としては、やはりこれを機に気になるあの人と仲を深めよう！
というものが多かったでしょうか。
そう甘甘な、口から砂糖を吐き出しそうなイチャラブカップルはありませんでしたが、
どのペアもとても仲良さそうで、ああ羨ましい。
書きながらニヤニヤしてしまいました。

今回は珍しくサブタイトルなどという御洒落ファクターを盛り込んでみました。
意味がありそうで無い、少し意味のあるサブタイに仕上がりました。
食べサブタイです。
各サブタイ毎にコメントでもしてみましょう。

～夜飛ぶ鳥と硝子の卵～
　多分これが一番イチャイチャだと思います。

～１８４２年の夢～
　『王様と私』は確かタイ王国でしたね。

～That's why I became the Angel～
　私が天使になったわけ。

～やがて死に至る病・発症編～
　好奇心で死ぬのは猫です。

～巫女さんのいない休日～
　可愛い巫女さんに会いに行ったらその日は留守でした。

～海の底、天上からのもの～
　天女は帰らず水底へ沈みゆき。

～ぼくらの数時間戦争～
　まずは宣戦布告をしなければなりません。

～天使を見る目、羽毛の末裔～
　人か天使か見分けるにはまず該当人物の頭の上を調べてください。

～これが私の御メイド様・不在編～
　立派な主人は人に誇れる従者がいるものです。

～猫鳴く館とルドベキア～
　雑草由来のその花はどこにでも力強く咲き続けます。

～ケモノの檻、もれいびたちの昼～
　おまえはそこでかわいてゆけ。

～雨上がりの島に～
　らっかみのエンジンはまだまだ健在です。

以上です。
次回のシナリオはこれから考えます。
それでは。

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