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\ オーバータイム!/
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ひねもすのたり、雲の切れ間に
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「さてと、結構遊んだことだし、今日のところはこれで帰ろうか」
「はい」
ダイヴクライシスを終えた後もいくつか遊んで回った2人は、そろそろ帰宅しようと出口へ向かう。その途中、ふと視線を向けた先に妙な筺体が置いてあることに月が気が付いた。
透明な箱の中に沢山のぬいぐるみが詰められ、トングの付いたUFOのようなものが宙に吊られている。
「……あれは」
月が後に付いてきていないことに気付いた和哉が振り返ると、彼女がそちらに釘付けになっていた。
「どうした常闇、クレーンゲームが気になるのか?」
「くれぇんげぇむ、というのですか。いえ、中に入っているのが知人が持っているぬいぐるみと同じだったもので」
月の視線の先に山と積まれているのはブラックだにゃん。デフォルメされた黒猫のマスコットなのだが、やけにシニカルな表情を浮かべている。今にも鼻で笑われそうな雰囲気だ。
(女子はこういうのが良いって思うもんなのか。俺にはいまいち良さは分からねーけど)
月はほとんど貼り付くようにして中のブラックだにゃんたちに熱い視線を注いでいた。
「……良ければ取ってやろうか?」
その瞬間、今までにない俊敏さで月は和哉に振り向いた。
月の瞳は期待にきらきら輝いて、しかし申し訳なさそうに揺れている。
「しかしこれではねだったようで、なんだか心苦しいです」
「いーのいーの。実を言うと、俺クレーンゲームが趣味みたいなもんでさ。最初は景品が欲しいから練習してたはずなのに、いつの間にかクレーンゲームを遊ぶこと自体が目的になっちまった」
「手段と目的が逆転してしまったのですね」
「そーそー。だから気にせず俺に任せとけって」
「……分かりました、お願いします」
月はぺこりとお辞儀をして言った。
和哉は取りやすそうなぬいぐるみを確かめると、慎重に位置がずれないようクレーンを動かしてゆく。果たして、和哉の操るクレーンは見事に狙いのぬいぐるみを釣り上げ、取り出し口へと運んだ。
「ほい。常闇の初ゲームセンター記念にプレゼントだ」
和哉からブラックだにゃんのぬいぐるみを受け取った月は、抱きかかえて嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとうございます、堀さん。……なんだか好きになってしまいそうです」
「そりゃあ良かった、ってえええッ!?」
「げぇむせんたぁのことが」
素っ頓狂な叫びをあげて驚いた和哉の様子にきょとんとしながら月は付け加えた。
「…………うん、そうだな。また一緒に遊びに来ようぜ」
「ええ、ぜひ」
それを聞いて、和哉はがっくりと肩を落としつつも次の機会を約束するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月15日
参加申し込みの期限
2013年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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