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ひねもすのたり、雲の切れ間に
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靴も履き、立ち上がった聖は懐を探って財布から5円玉を取り出した。賽銭箱へとそれを投げ入れると、一般的な作法通り2拝2拍手1拝をする。
「巫女らしく祝詞のひとつでもあげたかったんですけれど、生憎ここの神様のものは知りませんしね……。これで許してもらえるでしょう」
そう言って振り返った聖の腹の虫が大きく鳴いた。
慌てて聖は周りを見回すが、彼女の他には誰もいない。
「良かった……、もうこんな時間でしたか」
時刻を見れば正午はとうに過ぎ、午後2時も半分ほど回っていた。
「それでは少し遅くなってしまいましたけれど、お昼ごはんにしましょう」
聖は荷物から水筒と手製の弁当を取り出し、境内の隅に立つ桜の根元で店を開く。レジャーシートの準備も抜かりない。
聖が弁当箱のふたを開けると、そこには黄金色のふっくらと美味しそうな稲荷寿司がみっちり詰まっていた。
それは少女ひとりが食べるには多すぎるようにも思える。
「……折角狐さんの分も作って来ましたけど、今日は会えませんでしたねえ」
彼女が言う『狐さん』とは、時折九夜山から降りて来ては寝子島神社で遊んでいる狐のことで、聖は見かけるとよく一緒の時間を過ごしている。
その狐の分も見越して沢山稲荷寿司を作って来たのだが。
「あてが外れましたね」
3分の1ほどを食べて、聖は弁当箱にふたをした。
水筒からお茶を注ぎ、ひと口で飲み干す。
それを脇へやった聖はシートの上で仰向けに寝転び、目を閉じた。
「ああ、日差しが良い気持ち……風も、丁度良く、て……」
さやさやと、耳に届く葉擦れの音を子守唄に、聖はやがて眠りに落ちた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月15日
参加申し込みの期限
2013年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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