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ひねもすのたり、雲の切れ間に
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「覚悟はしていましたけど、やはりここは物凄いですね……」
寝子島神社から直線距離にして西南へ、およそ1キロメートル強の山中に位置する落神神社。その境内へ続く古びた石段を登り切ったところで聖は呟いた。
「神寂びているというか、単に荒れ放題なだけというか」
聖の視線の先に広がるのは、夏へ向けてぐんぐんと背を伸ばしてきた雑草に覆われた地面。それに長い間誰にも手入れされていなかったのであろう本堂の、塵が積もった板張りの廊下である。
寝子島神社に比べ、こちらは見る影も無く落ちぶれていた。
ある意味名前通りの有様だった。
「これはなかなか骨が折れそうです……。よしっ」
聖は一言気合を入れ、白衣(びゃくえ)の袖をたすきでたくし上げ、脇に下ろした荷物満載のナップザックから取り出した軍手をはめた。
聖がまず取りかかったのは草むしりだった。
今にも妖怪が現れそうなこの光景の主な原因は、茂りに茂った雑草たちである。
「なにはともあれ境内を綺麗にするところからですね。こう雑草に埋もれていては人どころか神様だって寄りつかないでしょう」
聖はまず空き缶などの大きなゴミを拾った後、雑草を1本1本、なるべく根が残らないように気を付けて抜いてゆく。早朝の清々しい空気も、日が高くなるにつれ次第に暖かくなってきた。聖は額に浮いた玉の汗を、首にかけたてぬぐいで拭いながら根深い雑草たちをやっつけてゆく。
やがて生えていた分を抜き終えると、熊手を使って一か所に掻き集めた。境内の端に緑の小さな山ができる。
「さて、参道はこれで良しとして、お堂を綺麗にしてしまいましょうか」
聖は竹箒から室内用の箒と雑巾に持ち替え、お堂に上がった。靴と靴下は上がる前に脱ぎ、裸足で直接板を踏む。長年溜まった埃と砂で、足元がざりざりと擦れる。
初めに聖は、箒で全体をざっと掃き清めた。それだけでも立っていて少し目線が下がったように感じるほどのゴミが出る。ひと掃きごとに綿埃が舞い、砂煙が飛び、棲み家をおわれた虫たちが一目散に逃げてゆく。
「本当は水拭き出来れば良かったんですけれど……、水道が無いんじゃ仕方ありませんね」
掃き掃除を終えた聖は雑巾がけをする。
古くなった床や柱、戸板などは至るところがささくれていて、あまり勢いよくするとあっという間に両手が針山になってしまいそうだ。
そのため、聖はゆっくり丁寧に磨きあげるようにして乾拭きをした。
「さあってとー。これでだいぶ綺麗になりましたね」
本堂の掃除も終えた聖は、廊下に立って今しがた自分が清めた境内を見渡した。
とことこ階段を下りて靴を履こうと屈みこむ。
「おお……、ここの掃除を忘れてました」
聖は自分の足の裏を見て驚いた。
裸足で汚れた廊下を歩き回った彼女の足の裏は、すっかり汚れて真っ黒になってしまっていたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月15日
参加申し込みの期限
2013年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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