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\ オーバータイム!/
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ひねもすのたり、雲の切れ間に
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「よし、必要な物は全部買えたな」
スポーツ用品店を出た所で刀が千歳に尋ねた。
「テーピング、包帯、絆創膏、私の竹刀袋……竹刀はまとめて注文するから今は買わなくていいとして、うん。全部あるわ」
千歳は今しがた買ったばかりの物品が入ったビニール袋の中身を確かめ、頷いた。
「包帯や絆創膏は薬局で買っても良かったかもしれないな」
「まあ良いじゃない。割引だったんだもの」
「それもそうだな。……っと、千歳の用事はこれで終わりか。この後どうするんだ?」
「そうね、折角ここまで来たんだし、ちょっと洋服見てから帰ろうと思ってたけど」
「だったら俺も付き合うよ。ちょうど夏物が欲しいと思ってたところなんだ」
「えっ!?」
てっきりそのまま帰ってしまうだろうと思っていた刀の思いがけない返答に、不意を突かれた千歳は素っ頓狂な声を上げてしまった。思わず掌で口をおさえる。
「なんだよ、嫌なら帰るけど」
「い、いや! じゃなくて、嫌じゃない、わよ……?」
「そうか。店はこの中ので大丈夫か?」
「うん……大丈夫だと、思うわ」
そう言う千歳の顔は少し赤い。
普段一緒に練習している時には感じない妙な感覚を、千歳は心中に感じていた。
(え、え、なによこの状況。刀君と、二人っきりで、洋服見に行くって。それってまるで)
「デート……?」
「ん、稽古がどうした?」
「は、早く新しい竹刀袋使いたいなあと思ってね」
「なるほど。千歳は練習熱心だもんな」
思わず考えていることが口に出てしまった千歳は、刀が聞き間違えたのを良いことに全力で誤魔化しにかかる。刀が少し先を歩いていたことが幸いして、どうやら彼の耳には上手く届いていなかったらしい。
千歳はほっと胸をなでおろした。
(危なかった……。にしてもデートだなんて、ないない、あり得ない。私ったら何を血迷っているのよ。これは単なる買い物! たまたま相手が男の子ってだけよ!)
自らの考えを自らかたくなに否定する千歳。
しかし世間では、それをデートと呼ぶのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月15日
参加申し込みの期限
2013年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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