this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
狂気の笑顔が悪意をばらまく
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
…
52
つぎへ >>
稲積 柚春
は藍色の目をした三毛猫の姿となった。店の奥の方が騒々しい。気になって調理場に足を踏み入れると青黒いドーベルマンが暴れていた。とりもちシートには奇怪なネズミが、キーキー、と鳴いている。
自分以外にも猫がいてドーベルマンやネズミと戦っているようだった。
「あれは……」
一匹の白い猫に目が留まる。毛が少し長く、のんびりした口調で周囲に向かって叫んだ。
「威力業務妨害でぇ、現行犯逮捕するよぉ」
「ウォルターさん、なの?」
柚春は真っすぐに向かわず、獰猛なドーベルマンを避けて遠回りのルートを選んだ。
目だけは片時も
ウォルター・B
から離さなかった。
――どうして?
あの日
、先生になれたことを心から喜んでいたよね?
当時のことを思い出しながら目で訴え掛ける。置かれていた木べらに足を引っ掛けて倒れても熱の籠った目をウォルターに注ぎ続ける。
――ウォルターさんが本心を話してくれた時は、ただの生徒だから言えなかった?
でも、今は違うよ。もっと強い絆で結ばれていると思っている。そうだよね?
熱情が押し出されるかのように目が潤んできた。心なしか身体が震えている。抑えていた気持ちを我慢できず、柚春は駆け出した。
一気に距離を詰めて最後は跳んだ。ウォルターの胸に飛び込むと二匹の猫はもつれあうようにして倒れた。
ウォルターの胸の上に乗っかる形になった柚春は顔を埋めて言った。
「……先生になったこと、後悔していないよね」
「もちろんだよぉ。先生は天職だと思っているからねぇ」
「警察官みたいな口ぶりだったんだけど。本当の気持ちを教えて……私、ただの生徒じゃないよ」
ウォルターは天井を眺める。決心を目に宿し、軽く頷いた。
「警察官にもなりたかったんだねぇ。猫の姿になったおかげで自分に正直になれたみたいだよぉ」
「よかった。いつものウォルター先生で」
「そうでもないよぉ。逮捕するよぉ」
ウォルターは柚春を前脚で抱き締めた。
「……こんな逮捕ならいいよ。ワット、もっと強くして」
「わかったよぉ」
騒乱や混乱とは切り離された世界で、二匹の猫はいつまでも互いを拘束した。
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
…
52
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
狂気の笑顔が悪意をばらまく
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月23日
参加申し込みの期限
2023年04月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!