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6月の★ハッピーバースデイ
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【星ヶ丘の薔薇園:ショップ】
「? 後木、どうした?」
八神 修
にそう声を掛けられ、
後木 真央
はぱちくりと店の外を指差した。
「今、大っきなピンクのにゃんこが歩いていったのだ、
驚異の2足歩行なのだ、真央ちゃんの見間違いなのだ?」
八神が外に目をやるが、すでにそのような者の姿は見えない。
「それより、プレゼントはもう決まったのか?」
好奇心が旺盛すぎて移り気な真央に、本来の目的を思い出させてやる八神。この後、エルデストのお誕生日会に参加するという彼女に、八神はプレゼント選びを手伝ってあげているのである。
「ぬぅぅ……中サイズの瓶が、猫鳴館の寮費2か月分を超えるのだ……
さすが薔薇ジャム、やっぱり高嶺の花なのだ」
2人は以前にも、この薔薇園を訪れた
ことがある。その時も(猫鳴館基準で)セレブな価格に、おののいていた真央だったけれど。あの時ケーキに付き合ってもらった礼も込めて今日は、彼女の予算内でできるだけ品質の良い物を選んでやる八神だ。
「それに、薔薇は6月の誕生花でもあるからな。
6月生まれの女性に贈るのなら、きっと喜ばれると思うぞ」
「そうなのだ!? 真央ちゃん知らなかったのだ!
うん、やっぱり薔薇ジャムは女の子の憧れなのだ、
美崎ちゃんセンパイにはジャム中瓶とポプリにするのだ。
蓮ちゃんにはポプリとアロマキャンドルを……」
その他の買い物も済ませて、付き合ってくれた八神にもお礼を渡そうと振り返ると、彼もショップで小さな手乗りサイズのぬいぐるみと、薔薇の花束を買っている。
「修ちゃんもそれ、プレゼントなのだ?」
「ああ。俺はちょっと事情があって、パーティの方には参加しないんだが」
「分かったのだそれじゃ別なのだ。食べなれてるかもだけど、今日のお礼なのだ」
とにっぱり笑って、今しがた包んでもらった薔薇ジャムの小瓶を、彼に手渡す真央。
「ありがとう……そうだ後木。良かったらこれも、プレゼントに添えて渡すといい」
八神が代わりに差し出したのは、少量に小分けされた紅茶の茶葉だ。
「6月摘みのダージリン、シルバーニードルズだ。
以前、
教頭先生にお淹れした
時も好評だったからな。
ジャムと一緒に楽しむのもいいかもしれない」
「わあっ、修ちゃんどうもありがとうなのだ!」
真央が友人と味わうその笑顔を楽しみに想像しながら、八神は彼女と別れて薔薇園を後にするのだった。
【シーサイドタウン:カフェ&BAR エルデスト】
そして、パーティの会場となるエルデストでは、朝から店員たちが、準備に大張り切りだった。
「アタシの一番の幸せは、お客さん達の笑顔を見る事ん!
今日は手料理と秘蔵の飲み物やお手製スイーツで、
皆さんの笑顔を、オ・モ・テ・ナ・シ。あはん!」
誕生日パーティを企画したこの店のマスター・
姉小路 ネイサン
自身も、今月で(本人曰くピッチピチの)49歳になる。店内にウキウキと生花を飾り付けながら、
「立樹クンも、今日は頼りにしてるわよん! うふん!(ちゅっ☆)」
とキッチンに立つバーテンダー、
檜山 立樹
に激励の投げキッス。
「任せて下さい店長。今日は大勢いらっしゃるでしょうから、腕の見せ所ですね」
普段は終始控えめなこのバーテンも、今日ばかりは心なしかウキウキして見える。
それもそのはず、この数週間というもの、レシピ本をめくりながらどんなケーキを作ろうかと、あれこれ空想しては楽しんでいたのだ。バーテンダーだけど昼間はバリスタ、調理師免許も持っているこの檜山。今日はもうほとんど、パティシエのノリである。
「さて……メインのケーキはまず、
みんなでろうそくを消せるものがいいから、丸形よりは四角形か……?
お客様の年齢層も様々だから、味も甘いのとビターと用意して。
それと大人用に、洋酒をたっぷりふくませたケーキがいいかな、
サイズを小さくして色々食べれるようにして……」
その可愛らしいケーキを口に運んで、頬に付いたクリームを拭う、お客さんの指と笑顔が、今からもう目に浮かぶようである。
「ケーキだけじゃない、大人にはつまみと、そして子ども達には一口お菓子を……
あぁ、嬉しい! こんな一度に作れる機会なんてめったにないからなぁ。
よし、腕によりをかけて作らなきゃ!(ウキウキ)」
【桜花寮:笹森清真の部屋】
実家から寮に大量に届いた段ボールを開けてみて、
笹森 清真
は唸った。
「旬のさくらんぼが、どっさり3箱。
それにさくらんぼケーキにさくらんぼのジュースにワイン……って飲めるかー!」
笹森にとって昔から誕生日とは、さくらんぼを大量に食う日なのだった。
今年も息子の誕生日が近いということで、実家から送られてきたのだが、しかし寮生活の彼にとっては、途方に暮れる贈り物である。
「とても1人で処理できる量じゃねーし、
ワインなんて俺、未成年だろ。さてどうするか……」
そこでふと思い出したのは、今日シーサイドタウンのバーであるという、パーティの話だ。
「そこで使ってもらってもいいかもな……バーなら酒も引き取ってくれるだろ」
そうと決まれば、さっそく行動。
台車に段ボールを積み上げ、笹森はエルデストに向かったのである。
「って、これで街中を歩くのは結構恥ずいな!
うぅ、さっきから女の子に、ガン見されてる気もするし……」
「あや? 何だか重そうだに、よかったらウチ、手伝おうか?」
「へっ?」
軽くなった手応えに横を見れば、台車の後押しを手伝ってくれている、親切な女の子がいる。
「うにっ、コレ桜花寮の備品の台車でしょ?
ウチも同じ寮なんだ♪ どこまで行くの?」
「あ、ああ。シーサイドタウンにある店まで……」
「じゃあウチと同んなじ方向に! そこまで手伝うよ、
ウチは1年10組の
七音 侑
!」
「そりゃ助かる……俺は5組の
笹森 清真
だ」
「にゃはっ、よろしくにっ、笹森君♪
ところでこの段ボール……何だかとっても美味しそうな匂いがするに……(ヨダレだらー)」
ああっ、今回やけに侑が親切だと思ったら。
お菓子とスイーツに目が無いこの彼女、さくらんぼの匂いに釣られてやって来ただけだった!
「あやっ、我慢がまん……今日はパーティパーティ楽しいパーティ、
お腹を空かせて行くんだに……でもお礼にちょっとならさくらんぼ貰えるかもしれないに(ガン見)」
「おいおい、聞こえてる、思考がだだ漏れで聞こえてっぞ!?」
【エルデスト】
「エルデストにとうちゃーく! って、アレ?」
「あや? 笹森君もココが目的地だったに?」
2人とも同じエルデストを目指していたと分かり、ぱちくり顔を見合わせる
笹森 清真
と
七音 侑
。そうと分かれば話は早い、笹森の手を引き『準備中』のドアを開けた侑が、
「たっちゃん、お待たせー! お手伝いに来たにー!」
「やぁ侑ちゃん助かるよ、よく来てくれたね……おや? 君はお客さんかな?」
エプロンで手を拭き拭き現れた柔和な店員・
檜山 立樹
に、ちょっと緊張して、
「あっ、いやそのっ……さっ、さくらんぼ!」
と路上の台車を指差し、事情を説明する笹森。
「ウチの店で引き取ってくれ……って、えっ、タダで? こんなに?」
笹森の話にさすがに驚き、「店長に相談してくるね」といっぺん引っ込む檜山。その間に侑が、
「うにっ、笹森君ったら太っ腹に!(お目々きらきら)」
「あ、ああ……メーワクじゃなきゃいいんだけど……。
にしてもコレ、いったい何のパーティなんだ?」
それを知らずに、ここまでやって来た笹森なのだった。
「6月生まれさんをお祝いする、貸し切り誕生日パーティなんだに♪」
「えっ? って、俺も今月が誕生日……」
「いやん! あらまあ、そうなのん♪」
ちょうどそこに走って来た
姉小路 ネイサン
が、それを聞き付けるなりむぎゅうと笹森を抱きしめる。
「ひゃっほう、いいオトコ! じゃあアナタも参加していきなさいよん!
こんなにゼータクな差し入れを頂いたんですもの、サービスするわよおお!!」
オカママスターにハグされ、目を白黒させていた笹森だったが、
「えっ、じゃあ」
出てきた檜山立樹もにっこり笹森に頷き返し、
「こんなに新鮮なフルーツを、どうもありがとうございます。
ケーキ作りにたっぷり、使わせていただきますね」
こうして
笹森 清真
も、パーティに参加することになった。けれども早い時間に着いたので、開催までにはまだ結構時間がある。手持ちぶさたの余り、自分も手伝わせて欲しいと言う笹森に、
「そんな、笹森君はお客さんなんだから座ってて」
「うに? ウチも本当はお客さんなんだに♪」
「ははは、それもそっかぁ……じゃあ侑ちゃんといっしょに、
飾り付けを手伝ってもらおうかな?」
檜山 立樹
にそう言われて、店内の装飾を快く引き受ける笹森。
「たっちゃん、まかせてー! ウチこういうのは得意なん……
……うにに。やっぱり高いとこは無理だったー(ずるぺたー)」
「ああ、じゃあそこは俺がやるから」
と笹森が背の高さを活かして、
七音 侑
のフォローをしていく。その間にも侑の方は、ふんふんふ〜ん♪、とキッチンに何食わぬ顔で忍び込んだりして、
「やっぱりあのさくらんぼ、美味しそう……ちょっと味見♪
うにっ! チェリーってショコラケーキにも合うんだ発見だにっ!」
「こーら侑ちゃん、つまみ食いはそれだけだよ?(めっ)
おっと、お客さんがそろそろ来るから盛りつけしないと……」
慌ただしい時間が過ぎ去り、ついに開店の時間。
準備が整った店員の
美崎 岬
・檜山が、店長の
姉小路 ネイサン
に頷き、ドアの内側で改めて、侑と笹森にお手伝いの礼を述べる。
そしてスタッフ総出でドアを開いて、
「「ハッピーバースデイ! 今日はエルデストへようこそ!」」
さあ、いよいよ誕生日パーティの始まりだ!
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グループ参加
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シナリオジャンル
日常
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定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月14日
参加申し込みの期限
2013年11月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月21日 11時00分
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