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グルメな風が、ふわふわほわわ~ん☆
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「ひゃああああああ!!」
鏨 縫
の叫び声が響き渡るは、星幽塔内のとある洞窟。ここには『食べられる』(ここ重要)モンスターがうようよしているのだ。しかも大半はそのまま(ここ重要)食べられるという。
「!? もだおっれくるのら(意:まだ追ってくるのか)?」
肉を食べながら走っているのは、人間サイズとなっている
鏨 椒
。一方
鏨 紫
は逃げながらも「これはおいしいな」とフライドチキンっぽい物(先ほどまで跳ねていた)を堪能していた。
「ババロアが! ババロアっぽいスライムが!!」
と縫が叫ぶも目の前の者達はというと……食べられるモンスターを食べていた。
「おいし、おいしい……? うん、おいしそ……」
水守 流
が水色っぽい謎のキノコを使いミラノサンドっぽい物を作っていた。キノコがほんわりと淡い光を放ち、どうみても美味しそうには見えないのだが、流は「意外といけるかもしれない」と思い使ったようだ。
実際、味見したその水色っぽい謎キノコはなかなかおいしかった。……のだが、彼の頭からもソレがいつのまにか生えてきていた。
(なんか頭がもぞもぞするな……。気のせいか?)
本人は全く気付いていない。その上どんどん目はミラノサンドの方へ向き、思考もそのサンドを食べる事だけに向きかけている。
「はははは、たべ、べ、食べるか? 食べるか? あははは」
「……」
流の様子に若干引いた
鶴見 五十鈴
だったが、それどころではないことを思い出し、意識を持っている大きなハンバーガーに戻した。
(これ……手足生えてる?)
よく観察していたら、文字通り目が合った。ハンバーガーは「僕を食べて!」と言わんばかりの眩い眼差しを向けてくる。
「その前に食べきれますかね……」
彼女の顔ぐらいの大きさに見える、動くハンバーガー。恐る恐るかぶりついてみると、新鮮なトマトの風味とよく焼かれたパテがとてもおいしい。その間も手足を動かし嬉しそうにしている様子はちょっと怖い。
それとなく
八神 修
と
七夜 あおい
の方を見ると、二人が食べているスイーツにも顔があった。しかも踊っているようにも見える。
「……ここのモンスター達は食べられることを望んでいる?」
「こっちのケーキも、修くんのドーナッツも『食べて』って言いながら踊ってるね」
楽しそうに踊り、食べられることを望むスイーツたち。最初は気おくれしていた二人だが、勇気を出して食べてみると……とてもおいしい。
「こっちには生クリームとイチゴのソースが入っている。案外さっぱりだな」
「あむっ! こっちのケーキも美味しい! スポンジがふわふわだよ!」
「そうか。俺も一口食べていいかい?」
修がそれとなくあおいに問えば、彼女は「どーぞ!」とケーキを差し出す。「お行儀が悪いが……」と思いながらもかぶりつけば、予想外なほど上品な味わいが口の中に広がった。生クリームが上質な気がするのはなぜだろう。
「修くんのドーナツも1口いい?」
今度はあおいが修のドーナツを一口。甘酸っぱいイチゴと生クリーム、ドーナツの味がいいバランスで、意外と食べやすそうだな、と彼女は頬を緩ませる。
「帰った後は体重計が怖いかも」
とあおいは小さな声で呟いた。
わいわいと食べられるモンスターを食べる面々。だがババロアっぽいスライム(?)は襲い掛かろうとしているのだ!
「はっ?!」
最初に気付いた流は、謎キノコで作ったミラノサンドを加えたまま走り出した。頭から生えたキノコがぼろりと落ちたが気にしてられないだろう。それとなく五十鈴の手を取り走っていく。まぁ、五十鈴はふわふわ浮いているから逃げるのは得意なのだが。
「あの、どうしたんですか?」
「後ろ後ろ後ろ!」
頭のキノコがぼろぼろ落ちたせいか、普段通りの口調にもどりつつある流は、五十鈴に顎で後ろをしめす。見えたババロアスライムに思わず表情が固まる五十鈴。
「あれ? なんか大きくなってる気がする~~?!」
「ちょっ?! 恐ろしいことを……本当だ!」
縫が言った通り、ババロアスライムが彼らを飲み込めるほどのサイズになっている気がした。よく見れば食べ物型モンスターが取り込まれ、そのままサイズアップにつながっているらしい。椒も同じことに気付き、背筋に冷たい汗が流れるままに走る。
「それにしても、何故僕らを追いかけているんだろう?」
紫がそれとなく気になることを漏らすと、あおいがこくこくと頷く。修は振り返り、さらに大きさが増したババロアスライムの前に立つ。
「一体何が目的なんだ!」
「たーべーてー!!」
……え?
一同、思わず立ち止まる。ババロアスライムはうねりながら「食べて!」と繰り返すばかりだ。
「そういえば、さっき宙を漂っていたミートスパゲッティを取り込んでいたが」
「ここまで来るときにプリンも取り込んでいた気がします」
椒と五十鈴の言葉に、全員困惑の表情を浮かべる。お互いの顔を見、だれから試してみるか……と見合わせていたものの、ややあって流がつかつかとババロアに歩み寄った。
「ほんじゃま……」
おもいっきり齧り付けば、イチゴの風味が口の中いっぱいに広がる。ぷるん、つるんと喉を滑り落ちるババロア。
「これ、めちゃくちゃ美味い」
「本当か、水守!?」
「なら、食べてみようかな」
思わず修が声を上げ、纏も齧り付いてみる。確かに、よい食感のババロアだった。2人の様子に安全だと悟った面々は、ババロアスライムに歩み寄り、みんなでスイーツタイムに。
謎の洞窟の晩餐は、まだまだ続きそうだ。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
菊華 伴
蓮華・水無月
黒羽カラス
御影イズミ
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
グリーンシナリオ(0)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年12月16日
参加申し込みの期限
2022年12月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年12月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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