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【2年遠足】河口湖に行って、なにしよう?
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【お化け屋敷を出たあとで】
「バイバイ、幽霊ちゃん! まったねー!!」
元気に手を振りながら、芽莉依はお化け屋敷を後にした。
後ろをいつも通りの素振りで歩く美桜も、外の空気を吸って、こう思う。
(いつか……また、皆で来られたらいいな……)
友人同士で来ている人も、家族連れの人も、誰もが楽しそうに笑っている。
(遊園地……か)
落ち着いた眼差しを周囲にそそぐ美桜に、芽莉依が誘う。
「あっ、そうだみおちゃん写真撮ろう!」
「……写真?」
「うんっ! ほらそこに、お化け屋敷をバックにした撮影ポイントがあるよっ!!」
ぱっと芽莉依は駆け出して、スタッフにシャッターを押してほしいと頼んだ。
「こっちこっち、みおちゃーんっ!」
美桜と並んで、芽莉依はにっこり笑った。
「ピースだよっ、ピース!!!」
(……あ、こんなところにもお化け)
カメラのレンズを見つめながら、視界をよぎる霊魂に美桜は気づいた。
お化け屋敷を出たところで正座をする武諭を、腕組みをして夏帆が叱りつけていた。
「もうっ、おかげで最後までお化け屋敷を楽しめなかったじゃないのよ! 反省して、きっちり埋め合わせもしてよね!」
「せ、正座だけじゃ足りないのか……あ、いや、スミマセン」
「夏帆ちゃん激おこだよ!」
「……おこなのか」
「もっとだよ! 激おこぷんぷん丸だよ!」
「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームか」
「そこまでは言ってないよ!」
これもけじめだ。ぴしっと手をついて、武諭は申し出た。
「スタブでなんか奢るから、それで手を打ってはくれまいか」
「しょーがないわねー」
矛を収める夏帆を見上げて、幾分しまらなかったとはいえ、これはこれで自分たちらしい楽しみ方だったのではないかと、武諭は思った。
お化け屋敷から無事に脱出してからも、深雪はロベルトにしがみついたままだった。
口からは重いため息が漏れ、眉間には深いシワが寄っている。
「こいつの前で泣くとか、ありえない……」
そんなつぶやきも漏れている。
「疲れた。……帰りたい」
「僕は頼りにしてもらえて、嬉しかったな」
「……は? お前を頼りになんかしてねぇし」
むすっとしながら顔を上げた深雪は、ロベルトとの距離が意外なほど近いことに気がついた。
「なんだこれ……、うっわ!」
慌ててしがみついていた両手を離す。
「違うから! 俺の意志じゃないっていうか、そもそも全部お前のせいだからな!!」
深雪に怒鳴りつけられて、ロベルトはへらりと笑った。
「うん、ごめんなー」
「ごめんじゃねぇよ! あんなっ、ああもう、思い出したくもねぇっ」
「まあまあ霧生、そうだ、甘い物でも食べて休憩しよう。お詫びに僕がおごるから」
「……甘い物?」
深雪の興味をひけたとみて、ロベルトがうなずいた。
「そう、アイスとか、ジュースとか」
口をとがらせたまま、深雪がぼそっと答えた。
「……ソフトクリームが食べたい」
それを食べるまでは許さない。深雪は小声でつけ加えた。
「さー、次行くぞ、次!」
お化け屋敷を出た先で、目を輝かせて、シグレは弥逢の手を引いた。
弥逢の反対側の手を引く剛も笑う。
「はっはっは! 楽しみやな~、絶叫マシン! 気分なおしにもってこいや!」
逃げだそうとしたところを捕獲された弥逢は、早くも涙目になっている。
「やっ、連行やめっ……!? 二人で行っ……、やっ、嫌やってぇ!」
「往生際が悪いで、めっちゃ面白そうやないか!」
絶叫マシンが大好きだという剛が、ぐいぐいと弥逢を引きずる。
「おー! 迫力があるな、こんなに高いとは思わなかった」
わくわくしながら、シグレがタワー型の乗り物を見上げる。
「これって落ちるんだろ? これと、向こうのジェットコースターにも乗ってみたいな」
「乗らないと損やもんな、ばんばん乗ろう! 乗ったもん勝ちや!」
震える弥逢をよそに、剛とシグレは盛り上がる。
やがて自分たちの番がくると、シグレは胸を高鳴らせた。
「おー、この緊張感、いいな!」
「なー! 弥逢、手ぇつないだろかー?」
「……っ!」
言葉もなく、遊琳は安全バーと剛の手を、力一杯握りしめた。
外聞など気にしている余裕はない。怖くて怖くてたまらない。
「すっげーわくわくする。」
「ひっ……!」
ゆっくりと、座面ごと身体が上昇していく。
「見晴らしが良くて気持ちいいな! おい弥逢、ちゃんと顔あげて見てみろよ?」
シグレが風に髪をなびかせながら、眼下に広がる絶景と富士山を見た。
「むっ、無理っ……、うーっ!」
「安心しぃ、弥逢。手ぇ離さんからなー♪」
顔をひきつらせて、遊琳は奥歯をかみしめる。
「落ちる、落ちるで~、そろそろやな~」
「……ひっ、ぅ……っ!」
「おおーっ!」
数秒の溜めの後に、空中に放り出されるような感覚があって、シグレは笑いながら歓声をあげた。
「ははっ、弥逢、服部、楽しいなー!」
両手をあげるシグレとは対照的に、血管が浮くほどバーと剛の手にしがみつき、遊琳は声にならない悲鳴をあげた。
機嫌を直した深雪に、ロベルトは絶叫マシンに乗ろうともちかけた。
「ここに来たら、次はあれだよな。霧生、まさかあれも怖いなんてことは……」
「言うわけねぇだろ。ほら、行くぞ」
気のないそぶりをしながらも、深雪はそわそわしながら列に並んだ。
「霧生が楽しそうで、僕も嬉しいな」
「ばっか、付き合いだよ、何も乗らないでいるとか、退屈だろ」
「そっかー、そうだよなーっ」
にやにやでれでれするロベルトに顔をしかめて、深雪はそっぽを向いた。
お化け屋敷を出たあとで、若菜と瑞鶴は、ジェットコースターやコーヒーカップに乗って、遊園地を満喫した。
「やっぱり遊園地は楽しいねーっ」
「お化け屋敷は大変だったけどね……」
「お化け屋敷も、怖かったけど楽しかったよー!」
集合時間まで、もう間もなくだ。
「あっ、アイス食べようよ、瑞鶴ちゃん」
「ええ、いいわよ」
アイスを買い求め、おいしいね、と言い合いながら歩いていると、ここのマスコットキャラクターのブラックバスさんを発見した。
「うわぁ、サンマさんみたいだね! ねえ、瑞鶴ちゃん、一緒に記念撮影しようよ!」
「いいけど、あの魚と?」
「もちろん!」
ちょうどそこに、同じくブラックバスさんと一緒に写真を撮ろうとしていた、
琴村 嬢
と
大久保 仙太郎
がやって来た。
「ブラックバスさん、握手してーっ♪」
嬢が駆け寄り、口元に釣り針をぶらさげたブラックバスさんに抱きつく。
「おやおや、お嬢さん。走ると危ないですよ、お気をつけて」
「うわぁ、ブラックバスさん、噂通り紳士だね~。サンマさんとはひと味違うかもっ」
「おや、お嬢さんはサンマさんのお知り合いですか?」
嬢と一緒にいた仙太郎が、携帯を取り出した若菜に気づいて、声をかけた。
「写真撮るなら、俺、シャッター押そうか?」
「いいの? ありがとう、助かっちゃう!」
「もちろん。さ、並んで」
嬢と握手をしたブラックバスさんは、若菜と瑞鶴を歓迎した。
「きれいなお嬢さんがたに囲まれると、照れてしまいますな」
「写真いいですか?」
「ええ、喜んで」
「撮るぞー」
仙太郎がシャッターを押し、続いて嬢が提案をした。
「どうせなら皆で映ろうよ! あたしもブラックバスさんと写真とりたい!」
「いいな、それ」
「賛成~!」
四人は通りすがりの人にカメラを託し、ブラックバスさんと一緒に記念の一枚を撮影した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月31日
参加申し込みの期限
2013年11月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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