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【2年遠足】河口湖に行って、なにしよう?
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◇ Cコース ◇
【ロープウェイの入り口にて】
自由行動で山登りコースを選んだ生徒たちが、ロープウェイの入り口に集まっていた。
「この次のロープウェイに乗るから、このへんにまとまっておってや」
教員の
牛瀬 巧
が、生徒の人数を確認しながら声をかける。
そこへ、元気の良い挨拶とともに、ぱたぱたと駆けてくる足音がひびいた。
「にゃっふぅ! 巧ちゃんセンセー、おはようございますなのだー!」
当たり前のような顔をして集団に加わったのは、1年の
後木 真央
だ。
「ちょい待てや、後木さん、どうしてここにおるんや」
「真央ちゃんは、自分探しの旅でここに来たのだ。写真撮りまくりなのだ!」
学校にも欠席の連絡はしてあるという真央に、巧先生はため息をついた。
「あのなぁ、自分探しを理由に欠席は認められんのや」
「どうしてなのだ? 真央ちゃん、卒業アルバム用の写真、たくさん撮りたい!」
「それは2年生や教師に任せとったらええやろ。まあ、帰れとは言わんが……」
「あれー、真央ちゃん来ちゃったの? もーっ、帰ったらペナルティだからねっ」
騒ぎをききつけて、
相原 まゆ
が様子を見に来た。
「まゆまゆセンセーも、おはようございますなのだっ」
「おはよう。お弁当持って来た?」
「もっちろんなのだ、おにぎりとカメラ、ばっちり持って来てるのだっ」
「そう。だったら大丈夫ね。写真に夢中になってはぐれないようにしなさいよ?」
「先生、それなら私が彼女を見ていましょう。目を配っておきます」
2年10組の学級委員、
楪 櫻
が名乗り出た。
「あら、櫻ちゃんいいの? 後輩のめんどうみてあげてくれる?」
「はい。どのみち同じルートを歩くのですから」
「そう? ありがとね」
櫻は真央にもよろしくと声をかけた。
「そんなわけだ。一緒に歩こう。今日はここまで一人で来たのか?」
「よろしくなのだっ。真央ちゃんね、自分でちゃんと、電車の時間とか調べて来たのだ~」
「ほう」
正直なところ、遠足をどう楽しめばいいのかいまいちわからずにいる櫻からすると、わざわざ追いかけてくる真央の熱意というは理解しきれるものではない。
それでも、くったくのない真央の笑顔がくもることのないように、全員が怪我なく行事を終えられるようにと、櫻は願った。
「上まで行けば、さぞかし景色がいいだろうな……」
山頂を見上げる櫻に同意して、真央が声を張り上げる。
「きれいな景色と、センパイがたの写真をたくさん撮るのだ♪ 欲しい人は新聞部に声かけてほしいのだーっ」
「よう、後木、よく来たなー。でも何でこのコースなんだ?」
そう訊ねる
冴木 竜司
に、真央は答えた。
「修ちゃんとラッセルちゃんがネコフジアイランドに行ってるから、真央ちゃんはカチカチ山なのだ」
「他にも来てる1年がいるのか」
呆れる竜司に、真央がにやっと笑う。
「フッ、竜司ちゃんセンパイ、絶対ここのコースだと思ったのだ」
「当然だろ! まゆ先生とのデートのチャンスを、俺が見逃すはずないんだぜ!」
胸をはって断言する竜司に向けられる、まゆ先生の視線はひややかだ。
「冷たい視線もご褒美だぜ! ひゃっほーい!」
「後で、まゆまゆセンセーとのツーショット撮っておくのだ。任せるのだ」
こっそりささやく真央の言葉に、竜司は瞳を輝かせて、がしっと固い握手を交わした。
「まゆ先生! 先生には、さわやかな青空と山の緑が似合いますね、今日もいちだんと綺麗でお美しい!!」
「そう? ありがと」
皆がロープウェイに乗り始めると、竜司はさっそくまゆ先生に情熱的なアピールを始めた。
「俺、お荷物お持ちしますね! そうだ、栄養補給にニャルキーはどうですか? 先生のためなら俺、いくらでもポケットからキャンディー出してみせます!」
「荷物はいいわ、自分で持つから。ニャルキーはもらおうかな。あと、早く乗って」
「先生、足元の段差に気をつけて! あっ、俺の手につかまってください」
「……手すりにつかまるからいいわ」
その様子を見て、
榛名 冥
は
霧切 翠子
に微笑みかけた。
「翠子ちゃん、みんなとっても楽しそうだね! メイもね、実は遠足にちゃんと出るのって初めてなんだぁ」
「そうなの?」
「うん、河口湖もハイキングも初めて。だから今日は嬉しいな!」
「めーちゃん、一緒に楽しもうね。せっかくの課外学習なんだし。あ、そろそろ動きそうだよ」
「わぁ、楽しみだなぁ!」
わくわくして、冥が窓に額を寄せる。
やがてアナウンスが流れて、ロープウェイが動き出す。
四方を取り囲む窓の向こうで景色が流れ、冥は歓声を上げた。
「すごい! ロープウェイってすごいね、思ったよりずっと速いよ!」
「私もロープウェイは久しぶりだわ。面白いよね、めーちゃん」
「ぐんぐん登っていくよ、すごいなぁ……!」
【展望台にて】
ロープウェイを降りると、広々とした展望台が広がっていた。
「わぁ、ここにもたぬきさんやうさぎさんがたくさんいる!」
ロープウェイに乗る前にも、あちこちに狸と兎の置物があって、冥は写真を撮っていた。
「ねぇねぇ、翠子ちゃん、一緒に撮ろう?」
「もちろん!」
冥と翠子が、狸と兎、それに富士山をバックにして写真を撮る。
「富士山、大きいね~」
「湖もきれいよ。ほら、遊覧船が見える」
「ほんとだぁ~。お天気いいし、サイコーの眺めだねっ」
「あら、天上の鐘なんていうものがあるのね」
竹叢 杏太郎
は鐘の前で足を止め、脇にある説明書きに目を通した。
「あれっ、あの鐘はなんだろうね? ハートの形してて、かわいいよ!」
興味を抱いて寄ってきた冥に、杏太郎は仕入れたばかりの知識を伝えた。
「カップルだと恋愛成就、家族やグループだと無病息災の祈願ができるらしいわよ」
「へえぇ、そうなんだぁ! よーし、ここにいないみんなのぶんまで、メイが鳴らしておこう。えーい!」
カラン、カラン、カラ~ン……♪
もういっちょ。
カラン、カラ~ン……カラカラカラカラカラカラカラ~~~ン♪
「ちょっと、めーちゃん鳴らしすぎじゃない!?」
慌てる翠子に、冥はくったくのない笑顔を向ける。
「たくさん鳴らしたほうが、きっとたくさんハッピーになれるよーっ」
「……ああ、驚いた。何の音?」
鐘の音にひかれて、皆がぞろぞろと集まってきた。
「まゆ先生! 俺とっ、鐘を鳴らしましょう!!!」
鼻息荒く竜司は誘ったが、まゆ先生は生徒たちを振り返って、手招きをした。
「あら素敵。この鐘の前で、皆で集合写真を撮ろっか」
「ええな、ワシがシャッター押したるわ」
「ほらほら、皆、集まって~!」
「うう……、まゆ先生のスルースキルに胸がどきどきするぜ……」
しかし、こんなことでめげる竜司ではない。
「皆、ええか? 撮るで」
「はーい!」
ちゃっかりとまゆ先生の隣をキープして、笑顔でカメラにおさまった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月31日
参加申し込みの期限
2013年11月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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