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星ヶ丘寮でプールパーティーをしよう
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【目を覚まして帰りましょう】
プールサイドに戻った
御鏡 聖
は、気ままに過ごす人々を眺めている間に、いつしかうたたねをしていた。
はっと目を覚ますころには、日も傾いてきていて、パーティーの終わりも近づいているようだった。
「いけない、どれくらい眠っていたんでしょう……?」
目をこすりながら上体を起こすと、どうやら同じようにパラソルの下で眠っていたらしい
御巫 時子
が、小鳥に囲まれてうっすらと目を開いた。
「……鳥さんたちも一緒にお昼寝してしまいましたね。少し、涼しくなってきたかもしれません」
聖はスタッフに飲み物を二つもらって、起き上がる時子のところへ歩いていった。
「こんにちは、御巫さん」
「こんにちは聖さん。なんだかすっかりくつろいでいるところを見られてしまって、恥ずかしいですね……」
照れる時子に、聖はグラスをひとつ手渡した。
「私も今、目を覚ましたところなんです。これ、どうぞ」
「まあ、ありがとうございます……。いただきますね」
二人は同じ保健委員だ。
ぽつぽつと言葉を交わしながら、幾分人の減ってきたプールサイドに目を向けていた。
「……あ」
少し離れたデッキチェアでヘッドフォンをつけて寝そべっていた
朝鳥 さゆる
が、うーんと身体を伸ばすのを見て、時子がつぶやいた。
サングラスを外したさゆるも時子に気がついたようで、頭を振りながらこちらへやって来る。
「よく寝たわ。そろそろ終わりかしらね」
「おはようございます、さゆるさん。私たちもお昼寝していて、起きたばかりなんですよ……」
「あら、そうなの。いい天気だもの、眠くだってなるわよね」
「そうですね、今日はずいぶんとゆっくり過ごしてしまいました……」
「こういうのもたまにはいいですよね。楽しかったです、私」
聖が言うと、時子とさゆるも同意した。
「さてと。あたし、もう行くわ。じゃあね」
ひらひらと手を振って、さゆるが立ち去ると、聖も立ち上がって片づけを始めた。
「私もそろそろ、おいとましますね」
「そうですね……、おひらきの時間かもしれませんね……」
時子は、周囲の鳥たちにも声をかけた。
「今日は楽しかったですね……。いつの間にか、もう夕方ですよ……」
星ヶ丘寮の自室に戻るころには、
ヨタカさん
も目を覚ますだろうかと、時子は考えた。寮の庭の木がお気に入りなヨタカさんは、心の優しい夜鷹だ。
ヨタカさんに心配される前に帰ろうと、時子もまた立ち上がった。
【更衣室にて】
そろそろおひらきということで、更衣室で着替えをしていた
小山内 海
は、下着を探していた手を止めて途方に暮れた。
(……ない。もしかして、いややっぱり下着忘れた……?)
水着を着用して来たことの結果がこれだ。
(ど、どうしよう。はかないままで帰るしかないよ、ね……)
青くなっていた顔が、じわじわ赤みを帯びてきた。
(やだなぁ……、恥ずかしいよ)
こんなことは誰にも言えない。
皆に気づかれないように手早く洋服に着替えて、外に出た。
更衣室を出ると、この日ずっと機嫌のよかった
御剣 刀
が待っていた。
「よし、じゃあ帰るか。桜庭と小山内と北条は送っていくよ」
刀が親切で言っているのはわかるのだが、今は顔を合わせづらい。
赤い顔でうつむいている海に、刀が訊ねた。
「どうした、小山内。顔が赤いぞ」
ブリジットも気づいたようで、海の顔を覗き込んだ。
「あら本当。顔が真っ赤よ、どうしたの」
日に焼けたのか、それとも具合が悪いのかと心配する周囲の気遣いが痛い。
『だいじょうぶだよ。はやくかえろう!』
いつもより荒い筆跡で、海は記した。
【ホールを出て、手を振って】
ホールで飲食を楽しんでいた人々も、そろそろ帰り支度をする時刻となった。
エリューシア・セリアン
は、
瀧原 玲衣
と
直風 満帆
に、お礼を言った。
「今日はいろいろとありがとうございました。楽しかったです」
「僕も今日は開放的な気分を味わえたよ。新たな出会いもあったことだしね」
「満帆様にもお世話になりましたね。これからも少しずつプールに足を運んだら、泳ぎも上達するでしょうか……」
「上手くなるに気まっとるよ!」
胸を叩いて断言する満帆に、エリューシアは微笑んだ。
「体力も向上するかもしれませんね」
少し離れたテーブルでは、
霧生 渚砂
と
霧生 深雪
が、サティを抱えて帰り支度をしていた。
「お兄さん、今日は本当に来てよかったよ!」
サティも友達と遊べて嬉しそうだっと渚砂が言うと、深雪も返事をしながらサティの頭を撫でた。
「そうだな。……サティも、今度またクッキー焼いてやるからな」
「送っていくよ、後木」
自家用車で女子生徒は送っていくという
八神 修
の申し出を、真央は素直に受け止めた。
「修ちゃん、ありがとなのだ~」
「こちらこそ、うちの猫たちと遊んでくれてありがとうな」
「真央ちゃん、とっても楽しかったのだ♪」
並んで車へと向かいながら、修は全身に蓄積されている疲労を感じていた。
あいにくと、今日の勉強はまだ途中だ。
最後までやり通すことはできるだろうが、その後ベッドまで移動する体力が残っているか、疑問だった。
【最後はお部屋で女の子の時間】
パーティー会場をあとにして、
鴇波 羽衣
は
十文字 若菜
の部屋に遊びに来ていた。
星ヶ丘寮の若菜の部屋は、女性らしい色調や小物に彩られた、可愛らしい雰囲気だ。
「若菜せんぱいのお部屋は、落ち着くなぁ~」
疲れた身体をクッションにあずけて、羽衣は用意してもらったお茶をひとくち飲んだ。
二人が囲むテーブルの上には、お菓子も並んでいて、さっきまでさんざん食べたというのに、ついまた手が伸びてしまう。
「もうすぐ夏休みだし、またいろいろと遊びたいよね」
「海とか! みんなでどこかに行きたいなぁ」
「そうよね、やっぱり海。あとは、夏祭りとか……。でもきっと、今年もやりたいことがいっぱいで、夏休みはあっという間に過ぎちゃうんだろうね」
「そうかも~。でも本当に、夏祭りは楽しみだねー」
そわそわしたそぶりの羽衣に気づいて、若菜が訊ねた。
「ん? 羽衣ちゃん、夏祭りに何かあるの?」
「えっ!? ……あたし、変な顔してるかなぁ……?」
「変な顔はしてないけど、締まりのない顔はしてたわよ」
「えー。……えーと、えーっとね、実は今度の夏祭りに、このまえ知り合った男の子と二人で一緒に行こうかって話になってるんだけど……」
「あら、デート? いいじゃないの」
若菜がぱっと明るい顔をすると、羽衣は目に見えてうろたえた。
「えええ~、これってデート、なのかなぁ……?」
羽衣は、身を乗り出して、若菜に助言を求めた。
「若菜せんぱい、デートの先輩として、何かアドバイスをください!」
「デートの先輩って、なによそれ?」
「若菜せんぱい、
前に男の子とデート
したって友達に聞いたよ」
「えーっ。それ、違うと思うけど……。でも、そうねー……」
若菜が羽衣に何事かを耳打ちして、羽衣はきゃあっと顔を赤く染めた。
今日は星ヶ丘寮のプール開き。
楽しい夏は、これからだ。
END
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あとがき
担当マスター:
瀬野 とうこ
ファンレターはマスターページから!
夏です!
プールです!
水着とおいしいごはんです!
このたびは星ヶ丘寮のプール開きパーティーにご参加いただきまして、まことにありがとうございます。
いいですねー、泳いだあとにパラソルの下でのんびり……、したいですよね。
のどかで平和な休日模様、皆様の笑顔と肉体がまぶしいシナリオとなりました。
まだ夏は始まったばかり。
充実した夏となるよう、願っております!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月15日
参加申し込みの期限
2014年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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