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寝子島高校
星ヶ丘寮でプールパーティーをしよう
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【今日から星ヶ丘寮のプールがオープン】
よく晴れた七月の日曜日、ここ星ヶ丘寮のプールサイドには、若者たちのはしゃぎ声が響いていた。
今日はプール開き。寮生以外も招いてのパーティーが催されている。
「泳ぎがいのありそうな、広いプールだにゃあ~」
プールサイドに立ち、
青物 といき
がつぶやいた。
星ヶ丘寮の寮生であっても、といきのような一年生はここで泳ぐのは初めてだ。
白い外壁と色とりどりのパラソルに、青い水がきらきらと日光を反射して、リゾート地のような開放感がある。
せせこましい浮き世の悩みなど忘れてしまいそうな光景だ。
実際に、そこらのデッキチェアに横たわる学生たちの振る舞いにはゆったりとした余裕が感じられた。
いかにも裕福な生活を連想させるその姿に、といきはいささか冷ややかな目を向けた。
といきのすらりとした肢体をつつむのは、シンプルな競泳水着だ。
普段髪を飾っているエクステも外し、今日は泳ぐ気満々だった。
「よーしっと」
澄んだプールの水に身体を沈めたといきは、体力強化も兼ねてストイックに泳ぎ始めた。
手足が水を掻き、ぐんぐん進んでいくのは心地が良い。
陸上で走るための体力を養うためにも、もくもくと泳いだ。
肺活量も上がるといいなと思いながら、クロールでひたすら進む。
そんなといきの泳ぎを、
朝鳥 さゆる
が見つめていた。
(見事な泳ぎっぷりね)
非常に大人びた外見のさゆるは、アクアブルーのビキニをまとい、注目を浴びてプールサイドを歩いていた。
まっすぐに伸びた手足を持ち、姿勢もスタイルも良い彼女に、さわやかな色味のビキニはとてもよく似合っていた。
高校生の姿が目立つ場に、いくらか年上に見える彼女の堂々とした振る舞いは人目をひく。
「きれいな人だなあ……」
そんなささやきも一部で交わされていたようだが、さゆるの耳には入らなかった。
異性に声をかけられることは珍しくないが、いちいち構う必要性も感じていない。
「あら」
「こんにちは……、さゆるさん」
クラスメイトの
御巫 時子
と出くわして、挨拶を交わす。
プールパーティーだというのに、時子はワンピース姿で日傘をさしている。
「時子は泳がないの? 水着じゃないのね」
「はい、水着はあの……、恥ずかしいもので」
寮の部屋を出るときに、着物からワンピースへと着替えた時子だったが、授業以外で水着姿になることには抵抗があった。
時子の肩には、愛らしい小鳥が止まり、首を揺らしている。
今日は小鳥とたわむれながら、プールサイドでのんびり過ごそうと考えていたのだ。
「さゆるさんは、素敵な水着ですね……」
時子からすると、どきどきしてしまいそうな大胆な水着だ。ビキニのリボンがほどけてしまわないかと心配になる。
「ええ。プール開きだというから、遊びに来たの。もうそんな季節なのよね」
「そうですね……、近頃すっかり暑くなりました」
「じゃあ時子、また後でね」
手を振ってプールに入るさゆるを見送って、時子はパラソルの下のデッキチェアに腰かけた。
「すみません、アイスティをください……」
「どうぞ。こちらになります」
通りかかったスタッフに飲み物をもらって、ほっと息をつく。
「鳥さん、日陰は涼しくて過ごしやすいですね……」
さえずる小鳥と、ろっこんの力で言葉を交わす。
時折、近くを通りかかる鳥たちとも挨拶を交わしながら、のんびりと皆の泳ぐ姿を眺めてくつろいだ。
【デザートを作ろう】
「たーのもーう!」
勇ましいかけ声と共に、
宇佐見 望月
はパーティー会場に現れた。
「パーティー料理を勉強したくて来ました! 調理手伝っていいっすか?」
声をかけたスタッフに連れられて、望月はキッチンへやって来た。
「よろしくお願いしまっす!」
「ああ、こちらこそよろしく」
家
の手伝いだけでなく、
クッキングスタジオ
にも通っている望月は、そこそこの腕前だ。
「気遣いは無用っす、何でも言いつけてください。あと、レシピ、参考にさせてください!」
愛想の良い笑顔をまき散らし、積極的に調理スタッフに手伝いを申し出た。
「頼もしいですね。よろしく頼みます」
「はい! 俺様、食いもん作るの大好きっすから。今日は楽しみっす!」
望月は、せっせと働きながら、スタッフの調理を手伝った。
そこへ新たに、
花厳 望春
が顔を出した。
「あの~、すみません、ここ使ってもいいんですか?」
「どうぞ、空いているスペースは好きに使って。片づけさえきちんとしてくれれば大丈夫ですよ」
「あっ、はい! ありがとうございます」
緊張の面持ちでキッチンに入ってきた望春だったが、星ヶ丘寮の設備を目の当たりにすると、ぱっと顔を輝かせた。
「うわー、さすが星ヶ丘。贅沢だなぁ!」
キッチンに来る途中、プールサイドで同じ高校の生徒の顔を見た。
彼らががっかりするようなものは作りたくない。
「よしっ、頑張るぞー!」
気合いを入れる望春に、望月が話しかける。
「よっ! 何作るんだ?」
「えっと、今ちょうどそれを考えていて……、夏らしいものにしようかなって」
「やっぱりそうだよな~!」
「焼き菓子とかより、ゼリーとか、涼しげなお菓子にしたくて」
「いいよなー、ゼリー! 見た目の工夫もしやすくて、パーティー向きかもだよな?」
「俺もそう思う!」
せっかく豪華なキッチンでお菓子作りができるのだ。普段作るような手軽なデザートではなく、手の込んだものを作りたかった。
「お互い頑張ろうぜ!」
スタッフの手伝いに戻った望月に励まされて、望春は考えた。
(色もさわやかにしたいよなぁ。プールパーティーだから、……青とか?)
色の変化もあると楽しいんじゃないかと思いつき、望春は二層のゼリーを作ることにした。
(んー、味も大事だし、見た目も鮮やかなもので……)
フルーツを手にとって、望春は準備を始めた。
ブルーハワイで色づけをした青いゼリーの上に、フルーツの入った透明なゼリーを乗せたらかわいい気がする。
(あ、そうだ。ラムネとか入れても面白いかな?)
さわやかなゼリーに、しゅわしゅわ溶けるラムネはぴったりだ。
(よし、星形のラムネを入れてみよう!)
パーティーのデザートらしいゼリーがきっとできるだろう。
少し離れたところでは、望月もまたゼリーのレシピを学ぼうと、真面目に手を動かしていた。
「へー、ゼリーは固めたものをわざと崩して盛りつけるんだ……」
「光が反射してきれいでしょう」
「おー、確かに!」
スタッフがグラスに盛りつけたゼリーは、まるでクラッシュアイスのようにキラキラしていた。
真似をして盛りつけたゼリーの上に、白いムースを乗せると、泡立つビールのように見える。
「味見をしてごらん」
「はいっ、いただきまっす!」
試食をさせてもらったゼリーは、レモンゼリーとミルクのムースの味だった。
「うおっ、これは見た目に騙される! 面白いっすね~!」
「次に出すぶんから、作ってごらん」
「はいっ」
料理に意外性は大切なのかもしれない。特にパーティー料理には。
望月はせっせとゼリーにムースを乗せて、トレーにグラスを並べていった。
「望春ちゃん、味見してみるか? おいしいぞ~!」
出来上がったビール風のゼリーを持っていくと、望春も目を丸くした。
「わっ、不思議な味だぁ!」
「なーっ、びっくりするよな!」
望春の作ったゼリーも味見させてもらって、互いに感想を言い合ったあと、望月はこう訊ねた。
「そういえば、望春ちゃんはせっかくのプールなのに泳がなくていいのか?」
「あー、俺は……、泳ぐのとかあんまり好きじゃなくて」
というのも、望春は幼い頃に女児向けの水着を着せられた思い出により、水着にはあまりいい印象を抱いていないのだ。
「ふーん、そっか。けど、ここのプールすごかったよなー! トレーニング用じゃなくて、遊ぶためのプールなんだもんな」
「確かに。星ヶ丘はどこも桁外れだなぁ」
望月のようにプールはトレーニングのためのものだと思っていたわけでなくとも、寮に綺麗なプールがあるというのは、なかなかすごいと望春も感じていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月15日
参加申し込みの期限
2014年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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