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星ヶ丘寮でプールパーティーをしよう
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【おだやかな午後】
(のどかだなぁ……)
音海 なぎさ
は、水に浮かんで空を見上げていた。
少し離れたところでは、陸上部の生徒たちがビーチバレーで遊んでいる。
楽しそうにボールを追いかけている女子たちの笑い声が耳に心地よい。
(あ)
ボールを追いかけるのに夢中になった若菜がプールに落ちそうになったのを目撃して、はっとなった。
(びっくりした……)
どうにか踏みとどまった若菜が大声で笑うのが聞こえてきて、ほっとする。
(なんだか、本当に平和だな)
おかしなことが頻発する、面白おかしいこんな世界など、ただの夢なんじゃないかと思う。
(……もっと、知りたいな)
この島のこと、世界のこと、いろいろなことを知りたいと感じた。
(テオだって、悪いやつじゃないよね)
へんてこな日常に飛び込むきっかけをくれた、無愛想な猫のことを思いながら、なぎさは優しく微笑んだ。
プールで何往復も泳いだあと、
朝鳥 さゆる
は水からあがった。
アクアブルーのビキニに包まれた肢体を水が流れていき、匂い立つような色香が周囲の目を集めた。
ざっと身体をタオルで拭う様子からは、視線を気にするそぶりもない。
「いい天気。だけど、日に焼けてしまうわね」
さゆるは日焼け止めを塗ってから、サングラスをかけてデッキチェアに横たわった。
ヘッドフォンから流れる旋律は、くつろぐのに適した、邪魔にならないたぐいのものだ。
かすかな疲労が心地よい。
あたたかな日差しと時折柔らかく身体をなでていく風を感じて、目を閉じた。
リラックスできる音楽に耳を傾けているうちに、さゆるはいつしか眠りに落ちていた。
にぎやかな声に誘われて、
瀧原 玲衣
もプールサイドへ足を運んでいた。
「今日は他寮の生徒も招いてのホームパーティーか、なるほどな。いろんな顔を見かけるはずだ」
陽気な笑い声をあげて、玲衣は軽い足取りでパラソルの合間を抜けた。
「皆、楽しそうで実に良い。さて、僕はどうするか……」
よく見ると、玲衣がまとう衣服はどれも女物だ。身体をまとう柔らかさから、質の良い生地を使っていることがわかる。
ストレートの茶色い髪をポニーテールに結んでいるのだが、実を言うとこれはカツラだ。
違和感がないため、普段の玲衣を知っている者でも、うっかり気づかずに通り過ぎてしまう。
(おや、今のは同じクラスの生徒だな)
すれ違ったクラスメートに気づかれなかったのもあり、今日はお客のふりでもしてのんびり過ごそうかと考えた。
(ばれたらそれで構わないのだし)
やや物足りない気もするが、今の自分が女性にしか見えないだろうことも自覚している。
それも、美しい女性であろうこともだ。
(――ん?)
「ひゃあぁぁっん!」
玲衣の目の前で、足元を滑らせて転んだのは、
添木 牡丹
だ。
そのひょうしに、持っていたヨーグルトドリンクを胸元にぶちまけて、とろみのある液体でスクール水着を汚していた。
「怪我はないかね」
グラスをどかして、玲衣は牡丹に手を差しのべた。
「ちょっとお尻が痛いけど、このくらい平気です~」
立ち上がると、水着の隙間からドリンクが胸元に滑り込んできて、牡丹は身をよじらせた。
「はうぅっ……」
「これは青少年には目の毒だな」
周囲の注目を浴びていることに気づき、玲衣はさっと手を上げて、スタッフにタオルを用意させた。
届いたタオルを牡丹の肩にかけると、さきほど牡丹に助けられたエリューシアが足早にやって来た。
「まあ、大変。シャワーを浴びて着替えてきましょう。お手伝いいたしますから」
「あ、ありがとうございますぅ~」
さすがに玲衣も、シャワールームにまではついていけない。
「それでは彼女を頼むよ」
牡丹をエリューシアに預けて、背中を見送った。
ロザリー・マルリアーヴ
と
古館 苺花
が流れるプールで泳いでいると、苺花があっと声を漏らした。
「どうしたの?」
「あん……。苺花のお気に入りの水着、流されちゃったわ」
「え? あっ、きゃーっ!」
苺花が主張する通り、水の中で彼女は素肌をさらしている。
驚いたロザリーは悲鳴をあげて顔を覆った。手のひらの合間から覗く頬が真っ赤になっている。
「たっ大変! 古館さん、私っ……、私のタオルを使ってちょうだい!」
恥じらう気配もみせずに堂々と立つ苺花に、慌てふためきながらロザリーは大判のタオルを取ってきて差し出した。
「わ、私が盾になるから、その陰でタオルを巻くといいわ」
「うん、タオルありがとーっ♪」
言われた通りに水から上がってタオルを巻いた苺花は、湯上がりのような無防備な姿のまま、ロザリーに抱きついた。
「……ね、せっかくだから、このままハダカのお付き合いしちゃう……?」
耳元でささやかれたロザリーは、いっそう顔を赤くして首を振った。
「はっ、裸のお付き合いなんて恥ずかしいわっ」
ぎゅっと目をつむるロザリーの反応が新鮮で、苺花は笑顔をみせた。
「なーんて、冗談よ、冗談!」
そこへスタッフが流れた水着を苺花のところへ届けにやって来た。
「ありがとー」
水着を受け取った苺花が、ロザリーを更衣室に誘う。
「着替えないといけないわよね。付き合ってくれるかしら?」
「もちろんよ。……古館さんといると、どきどきするわ。何が起こるかわからないわね」
「退屈はさせないわよっ」
「本当にその通りね。楽しいわ!」
更衣室に向かいながら、ロザリーは思った。
苺花は明るくて可愛くて、一緒に居るととても楽しい女の子だ。
今日のパーティーを楽しめたのも、きっと彼女のおかげだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月15日
参加申し込みの期限
2014年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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